タイのATMでも日本のようにクレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を引き出す事ができますが、初めて利用する方はわからない部分もあるでしょう。
そして操作方法には注意点があり、知らない方は非常に悪いレートでお金を引き出してしまう事もあります。
タイだけでなく東南アジア、僕が行った限りではベトナム・ラオス・カンボジア・ミャンマーのATMも操作方法は同じになります。
タイやその他東南アジアのATMでキャッシングをする方法と悪いレートでお金を引き出さないための注意点を説明します。
ATMの場所
タイやその他東南アジア各国にはATMはその辺にたくさんあります。
空港内、ショッピングモール内、コンビニの前、銀行の前、路上と様々な場所にあるので、ATMが見つからなくて困るという事はないでしょう。
また、ATMにはわかりやすく【ATM】と書かれています。
キャッシングをする方法と注意点
タイやその他東南アジア各国でキャッシングをする方法です。
この記事で使っているATMはクルンシー(krungsri)銀行のATMです。
タイでは黄色のATMがクルンシー銀行のATMです。
まずはATMにクレジットカードを入れます。
次に暗証番号を入力します。
入力したら画面にあるYESのボダンを押します。
次に取引内容を選択する画面になるのですが、右下に言語選択のボタンがあります。
まずは言語選択のボタンを押します。
すると選択画面になるので、日本語を選択します。
タイのATMのほとんどは日本語に変換して使う事ができます。
日本語にした後は、お引き出しのボタンを押します。
すると金額を選択する画面になるので、必要な額を選択します。
金額を選択したら確認画面になります。
タイのキャッシングの手数料は220バーツと少々お高いです。
なので僕は、短期間に何度もキャッシングする事のないようにある程度まとまった金額を引き出しています。
確認画面でオッケーでしたら、はいのボタンを押します。
すると次にこのような画面になります。
なぜかここからは日本語変換されません。
そして、この画面で注意しないと悪いレートでキャッシングをして損をする事になってしまいます。
【continue with conversion】と【continue without conversion】の選択をするのですが、ここでは必ず【continue without conversion】を選択しましょう。
タイ以外の東南アジアの国のATMでもこの画面がでてきますが、必ず【continue without conversion】を選択しましょう。
continue with conversion(自国通貨建てで決済)なのか、continue without conversion(クレジットカード会社が提供するレートで決済)なのかどちらを選択しますか?という意味なのですが、continue without conversionを選択しない場合は10000バーツに対して2000円以上の損をしてしまいます。
意味がよくわからないという方は、意味を無理に理解する必要はありません。
ただ、【continue without conversion】を選択すれば損をしない、という事だけを頭に入れておいて下さい。
また、タイでクレジットカードで買い物をする時は、バーツで決済するか円で決済するかを聞かれる事もありますが、その際も必ずバーツで決済してください。
円で決済すると割高になります。
continue without conversionを選択すると最後の画面、クーポンがいるかどうかの選択画面になります。
YESを押すと、明細と一緒にクーポンが出てきます。
クーポンの画面の後に、お金が出てきます。
お金、明細、クレジットカードという順番に出てくるのですが、日本のATMと比べるとクレジットカードが出てくるスピードが遅いです。
そのせいか、酔っぱらっている時にキャッシングを利用した僕はクレジットカードを取る事を忘れてATMから立ち去ってしまった事があります。
クレジットカードを取り忘れた事に気が付いたのは次の日。
当然もうATMにはクレジットカードはありません。
カード会社に連絡をしてカードを止めてもらい、再発行という面倒な思いをしました。
また、海外では何が起こるかわかりません。
海外で所持金が足りなくなって絶望する、という事のないようにクレジットカードを一枚は持っていた方がいいです。
楽天カードは過去に自己破産した僕でも簡単に作れたし、カードを利用して海外のホテルや飛行機のチケットの手配をしたら海外旅行保険に自動的に入れます。
カードがない人は海外に行く前に作っておく事をおすすめします。
自己破産をする方法や無職がカードを作る方法はこちら。