タイではメイドさんの事をayasan(アヤサン)といいます。
部屋の掃除や料理、洗濯などの家事代行をしてくれるしてくれるヘルパーさんやベビーシッターさんなど、全部ひっくるめアヤサンといいます。
タイではとても安くアヤサンを雇えるとネットで見ました。
バリ島に住んでた友達も、バリ時代は安い値段でメイドさんを雇っていたと言っていました。
掃除をしてもらうメイドさんを安く雇えるのなら一度試してみようと思い、メイドさんを雇ってみる事にしました。
追記
2019年2月、メイドさんとの間に起きたトラブルを追記しました。
また、この記事のコメント欄にはアヤサンサービスのCEOの方や利用者の方からコメントをいただいています。
メイドさんを雇うか検討されている方はコメントも参考の一つになります。
アヤサンの探し方
ネットを見るとバンコクでアヤサンを雇う方法がたくさん載っています。
アヤサンを紹介してもらう方法や、アヤサン派遣の会社のホームページがいろいろとあったのですが、僕はこちらのayasan service(アヤサン サービス)を利用してみる事にしました。
このサイトはアヤサン派遣会社のサイトです。
自分の条件に合うアヤサンを探して応募すると、後日この会社の担当者と条件に合ったアヤサンと面談をする事になります。
お互いの条件に合えば契約といった流れになります。
僕は週に一回部屋の掃除をしてくれる人を探したのですが、週に3回や4回頼みたい、掃除だけでなく料理や子供の面倒を見てもらいたい、という人それぞれの条件に合うアヤサンを探す事も出来ます。
ayasan serviceの使い方
条件に合うアヤサンを探して面談の日程を決める
こちらがayasan serviceのトップページになります。
まずはどんなアヤサンを雇いたいか、自分の条件を入力していきます。
①年齢
希望するアヤサンの年齢を入力します。
僕は何歳でもいいので何も入力しません。
②給料
マックスの給料を何バーツまで出せるかを入力します。
ここも相場がわからないので入力しません。
③国籍
希望するアヤサンの国籍を選択します。
タイ人やラオス人、ミャンマー人等から選べますが、どこの国の人でもいいので入力しません。
ちなみに以前お話をしたタイで何件も民泊を運営している方は部屋の掃除をしてもらうためのメイドさんを自分の会社で雇っているのですが、ミャンマー人だけを雇っていると言っていました。
理由はタイ人よりもミャンマー人の方が仕事に対しての信頼感が高いからだそうです。
④地域
地域を選択します。
僕はバンコクに住んでいるので、bangkokを選びます。
⑤タイプ
どんなタイプのアヤサンを探すかを選択します。
掃除や料理など、さまざまなタイプがあります。
僕は掃除だけをお願いしたいのでmaidを選択します。
⑥住み込みかどうか
住み込みで働いてもらうアヤサンか、その都度来てもらうアヤサンかを選択します。
僕はその都度来てもらいたいので、live outを選択します。
⑦雇用形態
パートタイムかフルタイムを選択します。
僕は週に一回だけ来てもらいたいので、パートタイムを選択します。
⑧言葉
アヤサンの使える言葉を選択します。
アヤサンの使える言葉がタイ語だけだったり、英語とタイ語だったりとかの中から選択します。
日本語もありますが、日本語を使えるアヤサンは僕が検索した時はいませんでした。
⑨プロフィールコード
よく意味が分からないのでなにも入力しません。
このように入力し終わったらsearch nowを押します。
画面を下にスクロールすると自分の条件にあったアヤサンの一覧が表示されます。
顔にカーソルを合わせるとそのアヤサンの条件やプロフィールが表示されます。
出身地や雇用形態、過去のアヤサン経験、給料等が表示されます。
給料は全て月給で表示されてますが、面談で勤務日数と時間を話し合う際にお互いに調整して決めていく事ができます。
このアヤサンでいいと思ったら黒い枠で囲まれてるBooking Interviewという所をクリックします。
このアヤサンとの面談をいつにするかを決める画面が表示されます。
自分の名前やメールアドレス、電話番号、住所を記入します。
面談場所も決めれます。
僕は自分のコンドミニアムのロビーでの面談を希望しました。
自宅での面談は300バーツ支払う事になります。
また、最後のメッセージ欄で質問や細かい条件を書きます。
僕は、1週間に一度、2時間から3時間ほど掃除をしてもらいたいのですが提示されている金額よりも安くしてもらう事はできますか?
と質問して送信しました。
全てグーグル翻訳で大丈夫です。
おかしな翻訳になっていたとしても、向こうの担当者がなんとなく理解してくれるはずです。
面談の日程を確定させる
次の日、ayasan serviceの担当者から登録したメールアドレスに連絡が来ます。
子供はいるの?ペットはいるの?ベッドルームの数は?などと英語で色々と質問されてます。
適当にグーグル翻訳を使って返信していきます。
また、こちらの質問にも答えてくれます。
しかし何通かメールでやり取りしていたら、ある時から連絡がこなくなりました。
10日近く連絡がこなかったので、再度こちらから連絡をしてみます。
するとどうやら僕との案件を忘れていたっぽいです。
またすぐに連絡がきました。
こういうのがタイの国民性なのでしょうか。
僕の条件に合うアヤサンはこちらの方になりますというメールが来ます。
僕はオッケーなので、面談の日時を決めます。
面談
面談日当日、指定した時間に僕が指定した面談場所、僕のコンドミニアムのロビーに行ったらayasan serviceの担当者とアヤサンがいました。
ロビーのソファーで面談をします。
面談といっても、パソコンデスク以外の全てを毎週掃除をしてもらいたい、アヤサンの求める月給は8000バーツだけど僕の部屋の掃除は3時間もかからないと思うから半額の4000バーツにしてほしいという僕の条件を話したら、アヤサンもそれでオッケーだったので、毎週何曜日の何時から掃除に来てもらうかを決めて契約書を書くだけです。
時間にして30分もかかりません。
僕にしてもアヤサンにしても顔をみて話せて安心したというのはあったと思います。
また、掃除用具は何もないので初回、掃除道具を買ってきてもらいたい。
掃除道具の費用はレシートを見せてくれたら払う、と話したらそれでいいとの事でした。
その後僕の部屋へ行き下見をしてもらって面談は終了しました。
ayasan serviceの料金
面談をしたアヤサンを雇う事に決めたら契約書を渡されます。
その際、ayasan serviceの担当者にアヤサンの紹介料の4000バーツを支払います。
この支払いは一度だけです。
また、途中で他のアヤサンに変えたいとなったら3回までは無料で他のアヤサンを紹介してもらう事ができます。
また、アヤサン自身にも毎月の月初めに掃除に来た時に4000バーツを払います。
僕は毎週水曜日に来てもらう事にしました。
一か月に水曜日が4回ある時も5回ある時も支払うお金は4000バーツです。
また、水曜日が祝日の時はアヤサンは休みになるのでその時は一か月に3回しか掃除に来てもらえないなんて事もありますがそれでも支払うお金は4000バーツです。
4000バーツ、日本円にして約13,700円です。
円への換算はこれを買いている時のレートでしています。
あれ?ネットでは安く雇えるって書いてあったけど、一か月4000バーツって別に安くない。
一か月に水曜日が4回あるとしたら、一回の掃除に1000バーツ、約3400円かかるわけです。
僕が東京で民泊をしていた時、どうしても自分で部屋の掃除に行けないときは民泊掃除代行業者に頼んでいました。
一番安い業者は3500円でしたがその業者はなかなか予約が取れませんでした。
なので他の業者をつかっていましたが、だいたいどこも4500円くらいでした。
バンコクのアヤサンの料金一回3400円、東京とあまり変わりがないです。
ちょっと痛い金額です。
無料で3回まで他のアヤサンを紹介してもらえるので、もっと安い人はいないかayasan serviceに聞いてみようと今思っている所です。
実際に掃除をしてもらった
後日、予定通りに掃除をしに来てくれたアヤサン。
掃除前と後の画像を載せます。
御覧の通りとてもすっきり綺麗になりました。
お皿も綺麗に洗ってくれています。
トイレ、バスルームもとても綺麗です。
床だけでなく、ガラスの扉や排水溝もしっかりと掃除してくれました。
また、うんこがこびりついて汚かった便器も綺麗になりました。
洗面台の鏡も綺麗に拭かれていました。
部屋の変化は画像だとわかりにくいですが、床は全部モップがけをしてもらい、カーペットはコロコロをかけてもらいました。
こまかいゴミや毛、コーヒーをこぼした跡などは全部なくなり綺麗になりました。
テーブルや窓も綺麗に拭かれ、ベッドメイクもしてくれました。
掃除の所要時間は2時間半ほどです。
僕はアヤサンが掃除をしている時は部屋にいましたが、お昼ご飯を食べに1時間ほど部屋をでました。
僕が外出中もしっかりと掃除をしてくれていました。
アヤサンの仕事に関してはとても満足です。
でも、料金に関しては悩みどころです。
メイドさんとの間で起こったトラブル
メイドさんを雇って数か月、トラブルが起こったのでアヤサンサービスの利用を辞めました。
僕が雇っていたメイドさんは時々、『今日は行けないから明日行く』と当日キャンセルの連絡をしてきます。
キャンセルしてもきちんと後日来てくれるからいいのですが、メイドさんの仕事にはベッドメイクも含まれています。
僕はメイドさんが来るタイミングに合わせてベッドカバーの洗濯、乾燥をしているのですが、当日キャンセルされると僕がベッドメイクをする事になります。
また、僕は自宅で仕事をしているのですが、メイドさんが来るときは部屋にいるようにしています。
メイドさんが来ない事によって僕の仕事や遊びのスケジュールは少し狂います。
当日キャンセルは微妙なストレスです。
時々当日キャンセルをしてくるメイドさんでしたが、ある日連絡もなしに来なかった日がありました。
そして次の日にメイドさんが来ました。
なので、『もう来なくていいですよ』と伝えました。
僕は毎月最初にメイドさんが来た時、一か月の給料を先払いしていました。
メイドさんに来なくていいですよと伝えたのは3週目。
なので、先払いした給料のうちの半分を返してほしい伝えました。
しかしメイドさんは、給料は先払いされていない、その月に働いた分の給料は次の月に毎回もらっている、だから2週目までの給料を払ってほしいと僕に言ってきました。
タイに来てから僕はアプリで家計簿をつけているのですが、確認しても間違いなく毎月給料は先払いしています。
しかしメイドさんは先払いされていないと言い張ります。
メイドさんは嘘をついているのではなく本気で勘違いをしているようですが、平気でドタキャンするうえに自分の受け取ったお金も把握せず、こちらの言い分を疑い金をよこせだなんてとんでもないババアだ、と呆れ果ててしまいました。
僕はメイドさんは嘘はついていないと思っていますが、もし勘違いではなく嘘をついて先払いされていないとすっとぼけていたとしたら、大したものです。
アヤサンサービスの対応
先払いした給料で仕事をしていない分は返却してもらいたいので、一緒に面談をしたアヤサンサービスの担当者にラインをしました。
今のメイドとの契約は解除すると伝えたら、
『契約解除の件は了解です。でも、未払いの給料はきちんとメイドに払ってください』
との連絡がきました。
メイドもアヤサンサービスに連絡をしたそうです。
なので、『給料は毎月先払いしています。働いてない分の給料を戻すようにメイドに伝えてほしい。』
と伝えたら、先払いしている証拠はあるのですか?
との連絡がきました。
僕が持っている証拠は家計簿アプリです。
ただ、後からでも書き換える事ができる家計簿アプリなんて証拠になりません。
現状お金を必要以上に取られている僕としては、『あなた達は泥棒を派遣しているのですか?』とラインを送ってみました。
すると、『こちらは雇い主とメイドのトラブルには一切かかわりません。あくまで仲介するだけの仕事です。』
との返事がきました。
僕に対してはメイドに未払いの給料を払うように言ってきたくせに、おかしな事を言ってくるもんだなと思い、その後も何度かラインを送ったのですが、帰ってくる答えは基本『こちらは雇い主とメイドのトラブルには一切かかわりません。あくまで仲介するだけの仕事です。』というメッセージです。
なるほど、アヤサンサービスのスタンスはよく理解できました。
アヤサンサービスからはあと三回は無料で他のメイドを紹介してもらう事ができますが、僕はこんなスタンスの会社はもう利用したくありません。
そして、ここまでごめんなさいの一言もありません。
あくまで仲介するだけだから謝る必要はないという考えなのでしょう。
次に『無料で別のメイドを紹介してもらう事はできますか?』と聞いてみたら、
『はい、できます。どんなメイドをご希望でしょうか?』
との返事がきたのでこれには返事をせずに、アヤサンサービスとのやり取りを終えました。
メイドさんとのトラブルを回避する方法
自分の家に派遣されるメイドがどんな人間かは実際に働いてもらってしばらくしないとわかりません。
プロフィールを見ようが面談で話をしようが、人間なんてわかりません。
僕のようなトラブルを回避するためには、メイドさんに給料を渡すときは簡単な手書きでもいいので、明細とか受領書も書くといいでしょう。
そしてその際は日付と金額とサインもきちんと書きましょう。
こちらの記事もおすすめ