現在タイ・バンコクはロックダウン中の為お酒を飲めるお店は全て閉まっています。
そしてバンコクでは急遽、4月10日から20日までお酒を買う事ができなくなってしまいました。
4月半ばはタイの旧正月のソンクラーンで、タイでは一番盛り上がる時期。平年なら水かけ祭りも行われていて、多くのタイ人が一番好きな時期です。
しかし、ロックダウン中で外出禁止令も出されているバンコクですが、ソンクラーン中に大人しくできない人がたくさんいる事を懸念したバンコクは急遽4月9日に【明日からお酒の販売は禁止】との発表をしました。
そしてすべてのお店はバンコクの発表に従って、お酒の販売を中止しました。
これを書いている今、4月18日も全てのお店でお酒を買う事ができません。
追記
いよいよ明日から普通にお店でお酒が買えると思っていた4月20日に突然、【お酒販売の規制は4月いっぱいまで延長】となりました。
バンコクでお酒の販売の規制が発表されたのを知ったのは4月9日の夜だった僕、慌ててビールを買いに行き、頑張って2箱を家まで運びました。
これだけあれば乗り切れると思ったのですが、物事は予定通りにいかないものです。
たくさんあったストックも当初の予定よりも早くなくなってしまったため、いくつかの方法でビールを購入してきました。
今、ストックがなくなって苦しんでいるバンコク在住のお酒好きの方も多いと思います。
お酒販売規制中の今のバンコクでビールを手に入れる方法をいくつか紹介するので、お酒が尽きて悲しい思いをしている方、ストックがなくなりそうで不安な方は参考にしてください。
販売規制中のバンコクでお酒を買う方法
ホテルでビールを買う
一番手堅い方法はホテルに宿泊してビールを買う方法です。
全ての飲食店が営業できない今のバンコクですが、ホテル内のレストランだけは例外で宿泊者相手にのみ営業できます。
宿泊者相手にのみ営業できるのならば宿泊者にのみビールも販売してくれるのでは、と思った僕。
試しに近場のホテルに泊まってみました。
そして無事にビールもゲット。
ルームサービスでビールを買う事ができました。
ビールの為にホテルに泊まる、この緊急下ではそんな目的でのホテル利用も十分ありでしょう。きっと平常時よりも安く泊まれてるはずですし。
ルームサービスでたくさんのビールを購入し、余ったビールは次の日自宅に持ってかえりました。
また、ホテルの売店でもビールが売られていて購入可能でした。
僕が泊まったホテルにはスーパードライなんかも売られていました。
ビールだけでなく売店で買ったお酒も自宅に持ってかえり、無事にストックを確保でき安心。
僕が泊まったホテルは日本人旅行者をターゲットにしてるホテル。従業員のタイ人は多少の日本語を使えるし、全ての張り紙は日本語でも書かれています。
レストランの食事はタイ料理と和食で、部屋に持ってきてもらう事も可能。
僕はホテルの部屋の中でビールにサンマという素晴らしい一時を満喫する事ができました。
また、ホテルに入る際は入り口で全身に消毒をかけられ、体温も測られます。
徹底したコロナ対策が敷かれています。
その上このホテル、広くて宿泊料金も安い。
こちらのホテル、イエロー リボン ヒルズ ブティック スイーツに泊まってみたいという方は、ブッキングドットコムかアゴダを使うとお得です。
僕は毎回二つのサイトを見て値段を比べて安い方で予約しています。
こちらのリンク先から料金を調べたり、予約したりする事ができます。
まだブッキングドットコムのアカウントがない方はこちらから登録すると、1800円のキャッシュバックが付きます。
お店で買う
基本全てのお店は、ビールが陳列してあったとしても売ってはくれません。
ビールを販売したら罰せられるのでしょう。
ただ、どうしてもビールが欲しかった僕、あるタイ人になんとかならないか尋ねてみました。
すると、タイ人はローカル商店に連れていってくれました。
そのローカル商店も他のお店と同様、10日~20まではビール販売禁止、的な事が書いてあるタイ語の張り紙がはってありました。
タイ人はお店に入っていきました。タイ人だったらお店によっては普通にビールを買えるの??と思ったのですが、しばらく経ち、タイ人は手ぶら戻ってきました。そして、
『自分はビールを買う事ができなかった。でも、自分のお姉ちゃんだったら買う事ができる。』
と言いました。その言葉を信じ、僕はタイ人のお姉ちゃんを迎えにいきました。
そしてお姉ちゃんにお金を渡し、お願いしました。
するとお姉ちゃん、普通にビールを買ってきました。
何かしらの力、コネ、人脈があるのでしょうか、販売規制の中でもビールを買える力のあるタイ人はいます。
ビールを買いたい方、周りにそういうタイ人がいないか確認してみましょう。
タイ人お姉ちゃんは、中身が透けて見えない袋にビールを入れてお店から出てきました。
そして、袋ごと僕にくれました。
一応僕も他人に袋の中身を見られないように注意して自宅に持ってかえりました。
ドライバーに頼る
駐在員の方や駐在員の友達がいる方は、駐在員のタイ人ドライバーに頼んでみましょう。
タイ人ドライバー達は禁酒日の日でもお酒を買えるお店を知っている人が多いです。
タイ人ドライバーのローカルネットワークで、お酒販売規制中の今でもこっそり売ってくれるお店を知っているドライバーもいるでしょう。
また、荒業ですし僕は試した事はないですが、タクシードライバーに頼むという方法もあります。
バンコクのタクシードライバーには法やモラルよりも自分ルール優先の人がいます。
日本だとヤンキーだとか反社だとか言われるタイプの人に近い人ですが、そういうタイプの人は規制中でも手に入れる方法を知っている率は高いでしょう。
タクシードライバーにチップをはずみ、お酒をこっそり買えるお店に連れていってほしいと頼めば、もしかしたら連れて行ってくれるかもしれません。
普段はムカつくボッタくりドライバーも、緊急時は頼りになるかもしれません。
緊急時、悪人が頼りになる事が多々あるのは世界のどこでも同じです。
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