バンコクにも電車はあり、常に道路が渋滞しているバンコクでの移動には電車を利用するのがとても便利です。
頭上を走るスカイトレイン、略してBTSという高架鉄道と地下鉄のMTRという二つの電車をうまく利用すれば、バンコクでの移動はとても便利で楽になります。
初めてBTSに乗った時はキップの買い方もわからなくて随分手間取った僕ですが、言葉も通じない地でどうしていいのかわからない状態になるのって嫌なものです。
そこでバンコクの電車BTSとMRTのキップの買い方と乗り方を分かりやすく説明していきます。
追記 2018年末からBTSの券売機が変わり、キップの買い方が変わりました。新しい券売機での購入方法に書き替えました。
路線図
こちらがBTSとMRTの路線図になります。スマホにダウンロードしておけば何かと役に立ちます。
また、こちらのアプリもとても便利です。
地下鉄ガイドという名前ですが、地下鉄のMRTだけでなくBTSもガイドしてくれます。
アプリを起動し、画面下の地下鉄路線をタップするとバンコクの路線図が表示されます。画面上部に乗る駅と降りる駅を入力すれば、電車のルートと所要時間、料金が表示されます。コロナ渦中、バンコクでは新しい路線や駅が増えているし、これからも増える予定です。こちらのアプリは新しい路線や駅も表示されています。
BTS(スカイトレイン)の利用方法
BTS(スカイトレイン)の駅の入り口
BTSは頭上の高架鉄道を走っているので、駅に入るには階段やエスカレーターを上っていく事になります。
BTSの入り口のには、駅の名前とBTSのマークがあります。
BTS(スカイトレイン)のキップの買い方
駅に入ったらこの機械でキップを買う事ができます。
各駅までの料金は機械の隣のこのボードに書かれています。駅名の横に書いてある丸の中の数字がキップの料金です。
黄色で塗られている丸が今いる駅になります。
切符を買うには機械の液晶をタッチして操作します。
最初はタイ語で表示されています。タイ語よりも英語の方がわかりやすいので、画面右上のENGLISHを押せば英語表記に変ります。
液晶上には主要駅しか表示されていません。
画面をタッチすると、タッチした部分の周辺が拡大表示され、その周辺の駅名も表示されます。
アソーク(asok)駅を押してみると、アソーク駅と周辺の駅名も表示されます。
アソーク駅を再度押すと、今度は料金が表示されます。
表示された料金をいれます。
するとカードが出てきます。このカードがBTSのキップになります。
お釣りがある場合はキップが出てくる下の部分から出てきます。忘れずにお釣りを取りましょう。
自分の行きたい駅が表示されていない、どの辺りにあるかもわからない、という時はひとまず画面をタッチして拡大表示させます。
拡大表示させて画面を動かして、自分の行きたい駅をさがしましょう。
BTSのキップを買う機械は小銭しか使えないのもあります。そんな時、お札しか持ってなかったら窓口へ行けば両替してくれるし、窓口で切符を買う事もできます。
両替の際は言葉がわからなくても、なにも言わずにお札を渡せば察してくれて小銭に両替してくれます。
BTS(スカイトレイン)の乗り方
キップを買ったら改札へ行きます。
改札の正面にキップを入れる所があります。そこにキップを入れます。
キップを入れると改札の上の部分からキップが出てきます。この切符を取ると改札の扉が開きます。
キップは駅から出る時も使うので、なくさないようにしておきましょう。
改札を抜けたらホームに行き、電車を待ちます。
電車の行き先を確認したいときや、自分の乗る電車がどのホームに来るかわからない場合は、ホームにある路線図を見てください。
緑で塗られている線が、こちらのホームから乗る電車が進むラインです。薄いグレーの線にはいきません。
反対側、後ろの乗り場の路線図だとこうなっています。
電車がきました。電車の行き先が間違いなければ乗りましょう。
電車の中で写真を撮っていたら、
みんなでの写真の撮り合いが始まりました。こうなると電車移動も楽しくなります。
でも、バンコクでは電車内の撮影は禁止だそうです。
目的地に着いたら電車を降り、改札に向かいます。改札で、キップを入れます。
すると扉が開き、改札を抜ける事ができます。
キップは出る時は改札の機械に吸い込まれていき、戻っては来ません。
MRT(地下鉄の利用方法)
MRT(地下鉄)の駅の入り口
MTRは地下を走っているので、駅に入るには階段やエスカレーターを下っていく事になります。
MTRの入り口のには、駅の名前とMTRのマークがあります。
MRT(地下鉄)のキップの買い方
駅に入ったらキップを買う機械を目指します。
これがキップを買う機械です。
キップ販売機の上にはMRTの路線図と料金の書かれた看板があります。
黄色い丸が今いる駅になります。赤い四角の中の数字はその駅までの料金になります。
MRTのキップの買い方ですが、タッチパネルで行きたい駅を押すと金額が表示されます。その金額を入れるとキップが出てきます。
でも、最初はタッチパネルはタイ語で表記されています。これでは全く分かりません。
英語がわからない人でも、まだ英語表記の方がなんとかなると思います。なので、画面右上のENGLISHを押します。
すると画面が英語表記になります。
英語表記になったら僕の行きたい駅、silomを押します。すると画面右下にキップの料金42バーツと表示されます。
タッチパネル内の赤丸は今自分がいる駅で、緑丸は行きたい駅です。表示された42バーツを入れてキップを購入します。
MRTはお札も小銭もつかえますが、使えないお札もあります。
旧札だか新札だかは使えないので、お札が機械に入っていかなかったら他のお札を財布から出して使いましょう。また、1000バーツ札も使う事ができません。
MRT(地下鉄)の乗り方
MRTのキップは丸いコインのようなものです。これをもって改札に向かいましょう。
改札の横には窓口があります。1000バーツ紙幣しかなかったらここで両替ができます。
また、窓口でキップを買う事もできます。
キップ販売機に行列ができていたり、キップ販売機で買うのが不安だったら窓口でキップを購入しましょう。
キップを買ったら改札へ行きます。
改札の上の部分にキップをタッチします。そうすると改札の扉が開き、改札内に入る事ができます。キップは出る時も使うのでなくさないようにしましょう。
改札を抜けたらホームに行き、電車を待ちます。
電車の行き先を確認したいときや、自分の乗る電車がどのホームに来るかわからない場合は、ホームにある路線図を見てください。
青で塗られている線が、こちらのホームから乗る電車が進むラインです。薄いグレーの線の方向にはいきません。
出る時は改札のキップ挿入口にキップを入れます。そうすると扉が開きます。
出る時はキップは戻ってきません。
バンコクの電車もラッシュアワー時はものすごく混雑します。
長蛇の列で切符を買うだけでもかなりの時間がかかってしまう事があります。
バンコクで何度も電車に乗る方は、バンコク版のSuicaを買う事をおすすめします。
MRT駅内やMRT駅周辺にあるコインロッカーの使い方はこちら。
バンコクの三大寺院とワット パクナムの行き方や料金、紹介はこちら。
バンコクの人気ローカル店でのタイ料理の食べ歩きのモデルケースはこちら。