バンコクを流れる大きな川・チャオプラヤー川。
バンコクの発展の中心となったチャオプラヤー川沿いにはワット・ポーやワット・アルン、ワット・プラ・ケオといったバンコク観光には欠かせない、歴史ある神聖な寺院やアジアンティーク・ザ・リバーフロント等のおしゃれな観光地があります。
そんなチャオプラヤー川にはディナークルーズや水上バスが運行していますが、貸し切りボートで水上からバンコクの観光をする事もできたりします。
陸路からだけでなく、水路からもワット・アルンやアジアンティークに行く事ができるのですが、広大なチャオプラヤー沿いの水上から見るバンコクは素晴らしく、陸路で行くのとはまた違う楽しみを味わう事ができます。
ベトナム人の友達のバンコク旅行に同行した僕は貸切ボートでチャオプラヤー川からバンコクの観光をして、とても楽しい時間を過ごしました。
チャオプラヤー川でボートを借りる方法や料金、どんなコースを辿ったか、そしてどんな光景だったのかを説明します。
貸切ボートを借りる場所と料金
ボートを借りれるお店、River View Long Boat Rentalはチャオプラヤー川沿いにあります。
最寄駅はありません。
タクシーやトゥクトゥクを使って行く事になります。
これから行くという方はこちらのグーグルマップで場所を確認して下さい。
また、バンコクでの移動はタクシー配車アプリのグラブを使う事をおすすめします。
バンコクでは観光地だと観光客相手にぼったくってくるタクシー運転手が多いですが、グラブを使えばぼったくられる心配はないし、 アプリ内で行き先を指定できるので言葉が通じなくても問題なくスムーズに目的地に行く事ができます。
グラブの使い方はこちら。
僕はお友達のベトナム姉さんたちが手配したトゥクトゥクで行きました。
ベトナム姉さん達にはバンコクを案内して,と言われていたのですが、この日は僕は一切案内をせず、ベトナムお姉さん達にただ付いて行くだけでした。
ベトナム姉さんは水上からのバンコクを楽しみたかったようで、あらかじめこの場所を調べていたそうです。
こちらがボートを借りれるお店、River View Long Boat Rentalになります。
ボートを借りる時間などは全部お姉さん達にお任せして、僕はセクシーな後姿をただ見ていただけでした。
セクシーすぎて本当にありがたい。
貸し切りボートの料金は、90分で2400バーツです。
90分の間、好きな場所にボートで行く事ができます。
ただ、お姉さん達は驚異的な交渉術で料金を2000バーツにしてもらう事に成功しました。
2200バーツまではすんなり値引きできたのですが、そこからさらに2000バーツまで値段を下げてもらったベトナム姉さんの勢いはすごかったです。
若さのパワーとセクシーさにお店のスタッフのおじさんは負けてしまいました。
お店と船着き場の間では飲み物やお菓子が売られています。
ボート上で必要なものはここで買う事ができます。
ボート代を払ったら船着き場へ移動。
この時はボートが三台ほど浮かんでいました。
お店のスタッフのおじさんがボートの準備をしている間、ベトナム姉さん達の撮影会が行われます。
準備はすぐにでき、ボートに乗り込みます。
お店のおじさんは一人のベトナム姉さんがとてもお気に入りのようで、体をベタベタ触ります。
俺も一緒に行きたい、と言っていました。
お姉さんをボートにエスコートする時もここぞとばかりに体をベタベタ触っています。
日本だったら問題になるのかもしれないですが、お姉さん達はとくに嫌そうな素振りもみせず、常にニコニコで楽しんでいます。
ボートの上から見るチャオプラヤー川の景色
ベトナム姉さん3人とボートの運転手のおばちゃん、そして僕の計5人が乗りボートは出発。
川の上では風が涼しくてとても気持ちがいい。
ボートの上でもお姉さん達は楽しそうに撮影会をしています。
お姉さんの素敵な笑顔をゲット!
運転手のおばちゃんからも素敵なピースをゲット!
ボートはお姉さん達の最初の目的地、ワット・アルンに向かって進んで行きます。
チャオプラヤー川沿いにはオシャレで素敵なリバービューレストランがたくさん並んでいます。
他のボートや船ともよくすれ違います。
こちらは水上バス。
20バーツほどでワット・ポーやワット・アルンへ行き来できるのですが、どの水上バスも人がパンパンに乗っています。
アイコンサイアムの船もありました。
こちらの素敵な建物はショッピングモールのヨッピマン・リバー・ウォーク。
船着き場があるのでボートからでも行く事が出来るようです。
しばらく進むと第一の目的地、ワット・アルンが見えてきました。
水上から見るワット・アルン。
後光もさしていてその姿はとても神秘的で存在感があります。
ボートをワット・アルンの船着き場につけて上陸。
ワット・アルンの観光をしばらく楽しみます。
ワット・アルンに関して詳しくはこちら。
ワット・アルンからワット・ポーへ
ボートのレンタル時間は90分。
ワット・アルンを観光している間もその時間は過ぎていきます。
次の目的地もあるので、ワット・アルンの観光を終えたらすぐにボートに戻ります。
ボートはワット・アルンの船着き場に待機していました。
お姉さん達はボートに乗る時、やや緊張している様子です。
乗るタイミングでボートを揺らしてみたら叩かれました。
日は少しずつ傾いてきています。
ボートから見るワット・アルンはとても美しい。
ワット・アルン周辺には観光客を乗せた船がたくさんあります。
そして、水の勢いがやたらと強く、ボートがグラグラ揺れる場所もあります。
ボートは次の目的地、ワット・ポーを目指して進みます。
ボートの上からはどこを見ても素敵な風景。
素敵なタイの風景が目白押し。
先ほど観光をしたワット・アルンがどんどん遠くになっていきます。
遠くてもものすごい存在感を感じます。
ワット・ポーに行くにはこちらの船着き場から上陸する事になります。
運転手のおばちゃんは何度も『ワット・ポーはもうすぐで閉館時間になるけど本当にいいの?』と聞いてきます。
それでもお姉さん達はどうしても行きたいようです。
バンコク観光にきたのならワット・ポーは外せません。
僕たちが上陸した所でボートのレンタル時間は過ぎてしまいました。
運転手のおばちゃんは上陸した僕たちを見送り、ボートは去って行きました。
これで僕たちのボートチャーター観光は終了しました。
上陸地点から徒歩5分もせずにワット・ポーに到着です。
ワット・ポーに着いてからも係りの人に『もうすぐで閉館時間になるけど本当にいいの?』と聞かれました。
でも、なんだかんだでワット・ポーには1時間ほど滞在でき、お姉さん達は満足いく観光ができました。
僕たちはボートチャーターでチャオプラヤー川からワット・アルンに行き、その後やワット・ポーにいきました。
貸し切りという事で水上バスやタクシー、トゥクトゥクよりは料金がかかりました。
でも、川から見るバンコクは最高ですし、人がいっぱいでごみごみしている水上バスに比べたらかなりゆっくりまったりと水上観光を楽しめました。