/
タイ・チェンマイの市街地から車で30~40分ほどの場所には首長族の村、ロング・ネック・カレン(Long Neck Karen Camp)があります。
観光地となっているので、旅行者が首長族に会うためだけに行っても歓迎されます。
首長族の村まではどうやって行けばいいの?
首長族の村はどんな感じで、どんな人達がいるの?
という方がこの記事を読んでいると思います。
チェンマイに来た僕はテレビで何度も見た事がある首長族に会ってみたかったので、首長族の村、ロング・ネック・カレンに行ってみる事にしました。
首長族の村までの行き方と様子、そして首長族のかわい子ちゃん達を紹介します。
- 首長族の村(Long Neck Karen)への行き方
- 首長族の村(Long Neck Karen)の入場料
- Long Neck Karen Campの様子
- 首長族の村(Long Neck Karen)の営業情報と地図
首長族の村(Long Neck Karen)への行き方
首長族の村、Long Neck Karen Campはチェンマイの市街地から北へ、車で約30分ほど行った場所にあります。駅とかはないので、行き方はタクシーがツアーかレンタルバイクを借りて自力で行くの3択になります。
お得な格安ツアーで行く
格安チケットを販売している楽天トラベル観光体験ではホテルから首長族の村までの送迎、日本語ガイド付きの格安チケットを販売しています。
料金は約1700円と安いし、スマホでサクッとチケットを購入できるので、自力で行くのが不安な方、ガイドに同行してほしいという方は楽天トラベルの格安ツアーチケットをお勧めします。
こちらから楽天トラベル観光体験で首長族の村への格安ツアーチケットを購入する事ができますが、当日だと買えない時があるので前日までに購入しておく事をおすすめします。
楽天トラベル観光体験 首長族の村へのガイド付き送迎ツアーチケット
タクシーで行く
タクシーやトゥクトゥクだと交渉が上手くいけば往復300バーツ以下でも行く事ができます。
言葉がわからない、交渉したくないという方はアプリ上から行き先を指定できるグラブタクシーを使えば問題なく行く事ができます。
グラブの使い方はこちら。
自分で運転していく方法
※首長族の村はコロナ禍中に若干移転しました。この記事を参考に、下の方にはっている地図を見ながら行けば自力でも簡単にたどり着けます。
僕はレンタルバイクで行きました。
レンタルバイクを借りてグーグルマップを頼りに行くのが一番安上がりだし、自分のペースで行けるし寄り道もできるので、個人的には一番いいと思います。
首長族の村への地図はこの記事の一番下に貼ってあります。
レンタカーやレンタルバイクで運転していくには、まず旧市街地の北側のお堀に沿って走ります。
途中で【Mae Rin】という看板があるので、看板の指示通りにMae Rin行きの道へ入ります。
すると片側二車線の道路になります。
あとはこの道をまっすぐ走ります。
チェンマイ市街地から離れると、この道路を走っている車はほとんどいなくなります。
なので運転はしやすいです。
20分ほど走るとガソリンスタンドとケンタッキーが見えてくるので、そこを左折します。
左折するとこういう道になります。首長族の村はタイガーキングダムの近くにあり、この看板のある道の先にタイガーキングダムの看板があるので、看板通りに進んでください。
このあたりから、グーグルマップをじっくり見て指示通りに進むだけです。
首長族の村に到着!
入り口にはLong Neck Karen Campという看板があります。
バイクは看板前に停めておく事ができます。
チェンマイで免許なしでも借りれるレンタルバイク屋さんはこちら。
首長族の村(Long Neck Karen)の入場料
入り口にはカウンターがあります。
ここで入場料を払うと首長族の村に入る事ができます。
入場料は一人500バーツになります。
Long Neck Karen Campの様子
アカ族の露店
料金を払って村の中に入るとさっそく露店が並んでいます。
でもこの露店にいる人達は首長族ではなく、山岳民族のアカ族です。
露店がたくさんある通りを道なりに進むとすぐに首長族の村になります。
露店通りを少し外れてみたら、お土産品を売ってない建物がある場所になります。
この辺の建物はアカ族の家なのでしょうか。
赤ちゃんを抱っこしたお母さんを子供が追っかけています。
ここで暮らすアカ族の日常を少し見る事ができました。
露店の通りに戻ります。
たくさんのお土産品を売っている露店が道沿いに並んでいます。
露店を見ながら歩いていたらアカ族のおばあちゃんに話しかけられました。
お歯黒を塗っています。
カメラを向けたらものすごくいい笑顔になってくれました。
毎日観光客達に写真を撮られいるので、撮られ慣れているのでしょう。
いい笑顔のお礼に栓抜きを購入します。
首長族の村とかわい子ちゃん達
アカ族の露店通りの先に首長族の村があります。
建物全てがお店になっていて、ここでもアクセサリーや雑貨やお土産品、民族衣装やストールが売られています。
どれも100~200バーツほどで買う事ができます。
村の中では首長族の子供たちが元気に走り回って遊んだりしています。
首長族の村はそんなに広くありません。
一通り露店を見て回る事にします。
全てのお店で首長族の女性が店番をしています。
こんなに若いのに働いているなんて立派です。
かわい子ちゃんの素敵なピースをいただきました。
写真を撮らせてくれたお礼にタバコを購入。
さっそく吸ってみますが、ごついタバコなので自分が出世したような錯覚に陥ります。
こちらの露店にもかわい子ちゃんがいます。
カメラを向けたらすごくいい顔をしてくれました。
写真を撮られる事にものすごく慣れているようで、撮られ方がとても上手です。
写真を撮らせてくれたお礼に扇子を購入します。
この首長族のかわい子ちゃん達も他の首長族のお姉さんや小っちゃい子も、バンコクに来てから語学学校で英語の勉強をはじめた発音の悪い英語をつかう僕とでもしっかりとコミュニケーションをとってくれます。
英語を全く話せない人でも、
『ピクチャーオッケー?サンキューーー!!!』
くらいを話せばみんな笑顔で応えてくれます。
この村で一番首が長い女性です。
インスタを見るとこの女性の写真がものすごくたくさんアップされています。
一緒にいるちっちゃな子もとてもかわいい顔をしています。
こんなに小さな子でも、やはり写真を撮られ慣れています。
カメラを向けるとビシっとしてオーラを放ち始めました。
このお店ではデンデン太鼓を購入。
写真を撮らせてくれたお礼にデンデン太鼓を小っちゃなかわい子ちゃんにプレゼントしたら、とても喜んでくれました。
こちらのちっちゃなかわい子ちゃんは一人で店番をしています。
このかわい子ちゃんも、カメラを向けたら背筋を伸ばしてとてもいい笑顔をしてくれました。
僕は写真を撮らせてくれたお礼にと、撮らせてくれた人のお店で買い物をしたいのですが、もう欲しい物がありません。
デンデン太鼓をプレゼントしたかわい子ちゃんはとても喜んでくれたので、この子にも買ったものをプレゼントする事にします。
ストールを指さして、『どれが一番好き?』とちっちゃなかわい子ちゃんに聞いたら青いストールを指さしました。
なので青いストールを購入。
『はい、プレゼント』と言って首にかけてあげたらとても素敵な表情を浮かべて喜んでくれました。
写真を撮らせてくれただけでもありがたいのに、こんなに素敵な顔を僕に向けてありがたさ倍増です。
お会計をしようと財布を見たら1000バーツ札しかありません。
1000バーツ札を出して、これでいい?と聞いたら、お金を受け取ったかわい子ちゃんがお店の裏に走って行って僕を手招きして呼びました。
かわい子ちゃんと一緒にお店の裏の山に行きます。
山の中には建物があるのですが、どうやらちっちゃなかわい子ちゃんの自宅のようです。
かわい子ちゃんは建物の中に入っていって、お釣りを持ってきて僕に渡してくれました。
こんなに小っちゃいのにお金の管理もちゃんとできるなんて、しっかりしています。
お店に戻るためにダッシュで山を駆けるかわい子ちゃん。
その姿が元気いっぱいでかわいかったので、写真を撮ろうとカメラを向けます。
でも、ちっちゃなかわい子ちゃんんはカメラを向けられると動きを止めて背筋を伸ばし、びしっとなって被写体モードになります。
この村では観光客にカメラを向けられたら被写体モードになりなさい、と小さい頃から教育を受けているのでしょう。
塗り絵を楽しんでいるちっちゃなかわい子ちゃんもいます。
首長族の村にいるカレン族はミャンマーから来た難民です。
なので顔にタナカを塗っている人がたくさんいます。
タイ政府に保護されてこのLong Neck Karen Campで暮らしています。
自分たちを見世物にしてお金をかせいで暮らさざるを得ないというこの状況にいろんな意見があります。
その色んな意見を聞いて思う事がある人も大勢いるでしょう。
でも、とりあえずかわい子ちゃん達はみんなキラキラしています。
店番をしたり、知らない人から写真を撮られる事もなく、いつでも好きな時に塗り絵を楽しむ事ができる日本人のちっちゃなかわい子ちゃん達は恵まれてるな~って思ったりもしますが。
まだ小学生か中学生くらいなのに、店番をしながらストールを織っているかわい子ちゃんもいます。
みんなしっかり働いていて、ここの子達は本当に立派です。
この子にも写真を撮らせてくれたお礼に、欲しい物をプレゼントする事にします。
お店の商品をいくつか手に取ってどれが欲しいかこの子に聞いていたら『こんな所で金を落とすのなんて日本人しかいね~よな~』などと話しているジジイ達が僕の後ろを通りすぎていきました。
ジジイ達も村の風景や首長族の女性たちの写真を撮っていました。
こんなにちっちゃなかわい子ちゃんなのに、何かを織っています。
凄い!!
この子の何倍も生きてきた僕ですが、何かを織る事なんてできません。
写真を撮らせてくれたお礼にこの子にもストールをプレゼントする事にします。
この子と一緒にストールを見ていたら、『ここで買うよりもユニクロで買った方が安いわよ~』などと話をしているババア達の声が隣の店から聞こえてきました。
ツッコミ所満載のとんちんかんな話をしているババア達も見るだけ見て、写真を撮るだけ撮って、何も買っていませんでした。
買わない事が悪い事ではないですが、と言いたい所ですが、ここでは写真を撮らせてもらったらお礼に何か買いましょう。
ちっちゃな子達だってみんな写真を撮られる技術を磨いている人達なのです。
写真を撮らせてもらったらありがとうとお礼を言ってお金を使う事が、彼女たちに対して敬意を払う方法です。
どのお店で何を買っても100~200バーツ程度で買う事ができるのですから。
小っちゃなかわい子ちゃんお気に入りのストールを買って、首にかけてプレゼントしました。
このかわい子ちゃんも満足気にとてもいい顔をしてくれました。
こんなに小っちゃいかわい子ちゃんが僕のようなアラフォーダメオヤジにこんなに素敵な顔を向けてくれるなんて、すごくありがたくて嬉しい!
こちらはお母さんとその子達でしょうか。
このかわい子ちゃん達二人はまだ金のリングを首につけていません。
カメラを向けるとお母さんは被写体モードになって暖かい表情を向けてくれましたが、子供たちはカメラを気にせずノーマルモードです。
金のリングを首につける頃から写真の撮られ方を教えられるのでしょう。
昔テレビで見たから会ってみたいと思って訪れた首長族の村でしたが、大人もお姉さんもちっちゃな子もみんな素敵な顔をしてくれて、優しく対応してくれてなんだかとても癒されました。
首長族のみなさん、ミャンマーからの難民という事で将来の選択肢はとても少ないのかもしれません。
でも、お金があれば選択肢は増えます。
首長族の村、Long Neck Karen Campを訪れて写真を撮らせてもらったら、きちんとお礼に何かを買いましょう。
いつか首長族の村のかわい子ちゃん達が日本に来て、クレープを片手に『HARAJUKU LOVE』なんて画像をインスタにアップしてくれる日が来るといいな~、なんて思いながら首長族の村を後にしました。
タイ・チェンマイの楽しみ方
チェンマイのお得な情報、楽しみ方、おすすめスポット、レストランなどについてはこちら。
首長族の村(Long Neck Karen)の営業情報と地図
住所(英語) VVWM+MM2, Unnamed Road, Mae Raem, Mae Rim District, Chiang Mai 50180 タイ
住所(タイ語) VVWM+MM2, Unnamed Road, ตำบล แม่แรม อำเภอแม่ริม เชียงใหม่ 50180
営業時間 8:00~17:00