約300種類の動物が飼育されているチェンマイ動物園はパンダが大人気の動物園でした。これを書いている現在パンダはいませんが、それでもバスやカートで巡る広大な敷地の中で多くの動物を見てまわるのはとても楽しい時間を過ごす事ができます。
動物だけでなく、100メートル以上の水底トンネルのある水族館や雪の積もったスノードームなどといった施設もあり、様々な楽しみ方のできるチェンマイ動物園。
タイ人奥さんとチェンマイに行った際に長時間バス待ちする羽目になり時間を持て余す事になってしまったので動物園に行ってみたら楽しかったので紹介します。
場所と行き方
チェンマイ動物園はチェンマイ観光の鉄板のお寺、ドーイ・ステープ寺院へ続く道の途中にあります。山道に入ったあたりに動物園の入り口があるので、近くを通ればすぐにわかります。
子供連れの旅行者の方はグラブタクシーで行くのが無難でしょう。
一番安い行き方は20~30バーツで行ける赤い乗り合いバスのソンテウで行く方法です。ソンテウに乗ってチェンマイ動物園前になったら車内のブザーを押せば運転手さんは停車してくれます。
また、チェンマイ動物園の入り口には常にソンテウが待機しています。帰りもソンテウでサクッと帰る事ができます。
チェンマイのドイステープ寺院についてはこちら。
チケットのお値段
中に入り少し進むとチケットカウンターがあります。
チェンマイ動物園のチケットの料金は大人が350バーツで子供が120バーツです。タイ人は大人が130バーツで子供が40バーツ。
僕の場合は奥さんがチケットを買った際になぜか僕もタイ人料金でOKでした。
また、スノードームや動物ショーは別料金となっていますが、個別で買うよりも安い入場チケット+スノードームチケットなどのセットも販売されています。
チケットを購入して敷地内に入ります。
僕達が行ったのは平日の11時頃。お客さんはほとんどいませんでした。
敷地内には大きな全体マップも置かれています。
敷地は広いですが、動物を見るだけでしたらゆっくりと見ても二時間もかからないでしょう。
園内の移動方法
チェンマイ動物園内では山道を移動する事になります。体力にものすごく自信のある方以外の徒歩移動はおすすめできません。
なので、園内での移動方法はシャトルバスか電動カートになります。自家用車の方はそのまま車での乗り入れが可能です。
シャトルバスの料金は大人が60バーツで子供が40バーツ。
園内には停留所がいくつかあり、好きな場所で乗り降りできます。
電動カートの料金は初めの一時間が350バーツで、そこから一時間経過するごとに300バーツとなっています。カートを借りる際は身分証の提出が必要ですが、運転免許は必要ありません。
奥さんは無免許ですがバギーやカートの運転が好きなので、僕達は電動カートで移動する事にしました。
園内には至る所に電動カートを停めておける場所があるので、好きなように移動できます。
動物と施設
運転を奥さんに託してチェンマイ動物園の探索スタート。お客さんは少なく、広い園内をまったりと過ごす事ができました。
ほとんどの動物は日向ぼっこしているか日陰でねているかですが、だらだらとすごしている動物たちの姿でもテンションはあがります。
各動物ゾーンには、詳細な動物プロフィールの書かれた看板も設置されています。
タイ語と英語で記載されていますが、僕は動物プロフィールを読むのが好きなのでグーグルレンズを使って日本語訳して読んでいました。
屋上に巨大サメのいる建物は水族館です。
かなり大きな水族館で100メートル以上の水底トンネルもあり多くの魚を鑑賞できるのですが、僕が行った時はリフォーム中か何かで残念ながら営業していませんでした。
こちらはパンダハウス。入るには別料金がかかります。
パンダがいた頃はここで見る事ができましたが、今は何がみれるのか分かりません。思い出の写真でもあるのでしょうか。
人工雪が積もっているスノードームも入場するには別料金がかかります。
暑い日は避暑地としていいのでしょうがこの日はとても暑いわけではなかったし、奥さんは以前北海道でたっぷりと雪を堪能したので今回はスルー。
チェンマイ動物園の人気者のレッサーパンダは常に動き回っていて、かわいい姿をたっぷりと見せてくれました。
売店は所々にあり、アイスやジュース、お菓子などが売られています。
タイでも普通に売られているコアラのマーチはチェンマイ動物園とコラボをしているっぽく、コアラゾーンだけでなく様々な場所でコアラのマーチキャラクターがいます。
コアラゾーンの入り口では遠足で来ていたちびっ子軍団が無料で配られていたコアラのマーチを嬉しそうに食べていました。
動物を見るのは和みますが、嬉しそうにはしゃいでいるちびっ子たちの姿を見るのもまた和みます。
一部立ち入れる野生感のあるゾーンもあります。チェンマイ市街を見渡せる景色もいい感じ。
立ち入り可能野生ゾーンにはバッファローやバンビなどがいて、タイミングがよければかなりの近距離で見る事ができます。
小さな熊は常に岩の上でダラダラしていました。その姿は完全におっさんです。だらけ切った動物の姿ってなぜか癒されます。
こちらは鳥や小さなサルがいるゾーン。ちょっと歩いて様々な動物ゾーンをみてまわるのですがこの日は暑すぎずいい風も吹いていて、山道を歩くのも気持ちが良く楽しめました。
動きも顔もやたらとかわいい小さなサル。
タイでは時々野生の猿軍団を見る事がありますが、野生猿にくらべたらこちらのサルはどことなく賢そうで品を感じます。
タイでは勇気と誇りの象徴で神聖な動物とされている象。
チェンマイ動物園では象の餌付けもできますが一瞬で食べられてしまいます。
ざっくりと園内の施設や動物を紹介させていただきましたが、様々動物のいるチェンマイ動物園。
僕達はカートで園内を三周し滞在時間は3時間ほどでしたが、自然満載の中でたくさんの動物たちをのんびりと見れて楽しい時間を過ごせました。
以上、チェンマイ動物園の紹介でした。
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営業情報と地図
住所 100 Huay Kaew Rd, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
電話番号 053221179
営業時間 8時00分~17時00分