ほとんどのタイ人の大好物、フルーツの王様と言われているドリアン。
日本では高いしなかなか食べる機会もありませんが、東南アジアやタイに来たのならお手頃価格で手軽に買えるので一度は食べておきたい果物です。
そんなドリアンは悪魔のフルーツとも言われていますが、それはものすごく臭いにおいを発しているからでしょうか。
それともトゲトゲのある形からそう呼ばれているのでしょうか。
それともお酒と一緒に食べたら死ぬと言われているからでしょうか。
タイではドリアンとお酒、ビールやワインや焼酎やウイスキー等すべてのアルコールを含んだものを一緒に食べると死ぬと噂されています。
そしてそんな噂を知らなかった僕、毎日お酒を飲んでいる僕はドリアンを食べながらお酒をたくさん飲んでしまいました。
今こうしてブログを書いているので死んではいませんが、ドリアンとお酒の組み合わせで僕がどうなったのかを説明します。
ドリアンを食べながら飲んだお酒の量
ドリアンを食べながら飲んだお酒はビールと焼酎の水割りになります。
ビールは350の缶を6本。
焼酎はボトルの半分を飲みました。
で、毎晩これくらい飲んでいい感じに酔っぱらった所でベッドに行き、即眠ります。
僕の体に起きた変化
翌日、目が覚めると僕はベッドから落ちていました。
ベッド横の床の上で寝ていました。
ベッドから落ちて寝ているなんて、この時が初めてでした。
その上とても気持ちが悪くて体がだるい。
ただ、ドリアンとお酒の組み合わせは危険だという事をこの時の僕は知らなかったので、ただの二日酔いかなと思っていました。
家でいつもと同じくらいの量を飲んで、次の日二日酔いになる事というのはたまにあります。
寝ている時に二日酔いで苦しんでベッドから落ちたのかなと思っていました。
ただ、いつもなら二日酔いになっても昼過ぎには体調は復活します。
しかしこの日は夜になってもすごく気持ちが悪く、体もだるいままでした。
結局この日は気持ち悪さもだるさも治る事はありませんでしたが、次の日には復活しました。
ドリアンとお酒が危険だと知る
僕はバンコクの語学学校に通っていて、この日は夕方から授業がある日でした。
ただ、この日は先生がアメリカ旅行に行っていて、授業はラインのビデオ通話を使って行われるという日でした。
アメリカとタイの時差の関係から授業開始は夜21時から。
授業がスタートして、先生から『how are you?』と聞かれます。
僕はものすごく気持ちが悪い、体がだるいと答えました。
その後先生と少し世間話をしているうちに、昨晩はお酒をどれくらいのんだの?何を食べたの?という事を聞かれました。
なので、初めてドリアンを食べた事、お酒はビールと焼酎を飲んだ、という事を話しました。
すると先生はそれは危ない組み合わせだ、という事を話してくれました。
授業はスカイプで話をして、重要な語句や僕が知らない言葉は先生がラインで書いて送ってくれます。
その中にドリアンは有毒なフルーツだよ、お酒と一緒に食べちゃいけない、というメッセージもありますが、この時に僕は初めてドリアンとお酒は危険だという事をしりました。
その後、いろんなタイ人にお酒とドリアンを一緒に食べて気持ちが悪くなったという話をしたのですが、全てのタイ人にそれは危ないよ、と言われました。
ドリアンとお酒の組み合わせが危険なのはタイでは常識のようです。
ドリアンとアルコールが危険な理由
ドリアンとアルコールの組み合わせが危険な理由を、タイ人に聞いたりネットでざっくり調べてみました。
ドリアンとアルコールは一緒に摂取する事で胃の中で発酵し、熱を持つようです。
それが体温を上昇させたり気持ちが悪くなる原因になるそうです。
また、発酵する際はガスを発生させて胃を膨張させ、それが気持ち悪さを引き起こしたりもするそうです。
ただ、ドリアンとアルコールの組み合わせで実際に死ぬ事はないようです。
それでも僕はものすごく気持ちの悪くて苦しい一日を過ごしました。
それがトラウマとなり、お酒を飲んでいる時にはドリアンがあっても絶対に食べない様にしています。
ただ、夕方までにドリアンを食べて夜にお酒を飲んだという時は体調不良にはなりませんでした。
ドリアンとお酒の同時接種はさけ、ドリアンを食べた後にお酒を飲むのならしばらく時間をあければ問題はないでしょう。
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