グラブフード(GrabFood)は海外で使えるフードデリバリーのサービスですが、言葉が通じない国でもアプリ内で操作をするだけで簡単に自分のいる場所に食べ物を配達してもらう事ができます。
日本だとUber Eats(ウーバーイーツ)と似たようなサービスになりますが、僕が住んでいるタイやその他東南アジアではウーバーは撤退しているため、アプリで食べ物の宅配を頼みたい時はグラブフードを利用する事になります。
僕が住んでいるタイのバンコクではグラブフードでタイ料理、和食、イタリアン、フレンチからマック、ケンタッキーと様々なレストランの食べ物をデリバリーする事ができます。
現在バンコクはコロナの影響で飲食店内での食事はできず、デリバリーや持ち帰りしかできないという状況になっています。
外食の楽しみはしばらく味わえませんが、コロナ騒動の中でもグラブフードは大活躍中、グラブフード使えば色んなお店の食事を自宅で楽しめます。
居酒屋メニューを頼んで宅飲みで居酒屋気分を味わう事もできます。
また、グラブフードは住んでいる人だけでなく、旅行者にとってもとても便利。
旅行先のホテルからも使う事ができるグラブフードの使い方を覚えておけば、周辺にレストランやコンビニがないホテルに泊まっている時、お腹が空いたけど外出がめんどくさい時などにとても役に立ちます。
東南アジアで食の楽しみを奪われた人、これから海外に住む予定の人、海外旅行の予定がある方は使いこなせればとても便利なグラブフード、タイのバンコクに住んでいる僕はよく利用するのですが、その使い方を説明します。
グラブフード(GrabFood)の使い方
まだ利用した事がないという方もすぐに使いこなせる事ができるように、グラブフードの使い方を詳しく説明します。
2020年現在グラブフードは日本語化されていません。
全て英語ですが、英語がわからなくても簡単に使う事ができます。
また、記事で書くと長くなってしまいめんどくさいと思うかもしれないですが、実際に使ってみるととても簡単に手っ取り早く食べ物の宅配を頼む事ができます。
グラブアプリをインストール
まずはグラブのアプリをインストールします。
インストールしたら名前、電話番号、メールアドレスを登録して会員登録は完了。
会員登録は無料です。
まだスマホにグラブがない方は、こちらからインストールできます。
届け先を設定する方法
グラブアプリを起動すると最初はこの画面になります。
まずはFoodの部分を選択します。
次に届け先、食べ物を届けてほしい場所を設定します。
画面上部の【Deliver to】という部分をタップします。
すると地図が表示されて自分がいる場所、アパートやホテルにピンが刺さっています。
ピンの場所でよければピンをタップすると自動的にお届け先に自分のいるアパートやホテルが表示されます。
まれにGPSの不具合でピンのある場所と自分のいる場所が若干違う場合がありますが、そういう時は地図上のピンを自分で動かして調整できます。
アパートやホテルの場合は基本ロビーで受け渡しをする事になるし、グラブドライバーもその事はわかっているので、部屋番号まで書く必要はありません。
僕の場合はすでに自宅を登録しているので、登録したHOMEを設定しています。
食べ物を注文する
届け先の設定をしたら次は食べ物を選びます。
グラブフードの最初の画面に戻ると、配達可能のお店の一覧がたくさん出てきます。
写真をタップすると、そのお店のメニュー一覧が表示されます。
ただし、メニュー一覧はお店によって写真があったりなかったり、英語表記があったりなかったりします。
また、お店をジャンルで検索する事もできます。
日本食が食べたい時はJAPANESEと検索すると、日本食のレストランの一覧が表示されます。
お店の名前、評価、注文してから届くまでのおよその時間、お店から自分のいる場所まで距離が表示されています。
また、バイクマークの隣にある数字は配達料になります。
お店と届け先が遠ければ遠いほど配達料は上がります。
配達料はバンコクだと10バーツから、高くても40バーツくらい。
皿うどんを食べたい僕はリンガーハットを選択。
すると周辺のリンガーハットの一覧が表示されます。
適当なリンガーハットを選択するとメニューの一覧が表示されます。
メニューはタイ語と英語で書かれています。
注文したい食べ物をタップすると、下の緑の枠の中に注文数と値段が追加されていきあます。
皿うどんと餃子を頼んだ僕の注文数は2Itemsと表示され、合計金額は305バーツと表示されています。
これでオッケーなら、緑の枠をタップします。
すると注文の確認画面になります。
お届け先と注文した物、合計金額が表示されます。
これで間違いなければ緑枠の【Place order】をタップします。
最後に支払いはどうするかを選択します。
緑枠の【Book with cash】は届けてくれたドライバーにお金を直接手渡す方法。
青枠の【CHANGE PAYMENT METHOD】はクレジットカード払いや電子決済。
僕は毎回【Book with cash】を選択してドライバーに直でお金を払っています。
食べ物の到着を待つ
注文と支払い方法をかくていすると、グラブアプリがドライバーを探し始めます。
少し経つとドライバーが決まります。
地図上のバイクのマークが食べ物を届けてくれるドライバー。
ドライバーの位置は常にグラブアプリ内の地図上に表示されています。
ドライバーはリンガーハットに向かっています。
ドライバーがお店に着くとその時点でキャンセルは不可になってしまいます。
ドライバーがリンガーハットに到着すると、アプリ内でグラブから自動メッセージが
届きます。
タイ語ですが、日本語に翻訳された文章も一緒に表示されています。
でもこの翻訳機能はタイだとあまり役に立ちません。
テンプレートも用意されているのですが、このテンプレートはグラブタクシー用のテンプレートです。
また、グラブフードの場合はドライバーから確認の電話がかかってくることが多いです。
客がドタキャンして現れず、お金をもらいそびれる事があったりもするのでしょう。
ただ、電話がかかってきてもタイ語で話されるため全く意味がわかりません。
僕は電話をかけてこられたらめんどくさいので、ドライバーが決まった時点でドライバーに【I will wait in the lobby. Thank you】ロビーで待ってます、と一言メッセージを送ります。
そうすると電話がかかってくる事はありません。
僕が注文した皿うどんと餃子が出来上がったようです。
ドライバーはリンガーハットを離れ、僕の自宅にむかっているのが地図で確認できます。
ドライバーが家の近くに来たら、部屋からでてアパートの入り口あたりで待ちます。
グラブフードのドライバーの多くはバイクの荷台にGrabと書かれたボックスがあるので、バイクを見たらすぐにわかります。
ボックスがないドライバーでも、食べ物が入っているビニール袋を持っている人がいたらその人がドライバーです。
ドライバーに声をかけ、注文した食べ物を受け取りお金を手渡します。
いただきます
こちらが注文した皿うどんと餃子。
テープでがっちりと閉じられているため、皿うどんのトロトロや餃子のタレがこぼれるなんて事はありません。
お店で食べるのと全く同じように美味しく食べれます。
最後にドライバーに評価を付けます。
星5が満点、よっぽどの事がない限り満点をつけてあげましょう。
僕は過去、世界中の人からサービス後に評価を付けてもらう仕事をしていたし、食べログとかを見てもそうですが、日本人はネットで評価をする際に満点をつけたがらない民族です。
日本とは違い、海外では道路状況が悪かったり交通状況が悪かったりする事が非常に多い。
なので、注文したマックのコーラが少しこぼれていたとか、予定時間にこなかったとか、中身がよっていたとかは許容範囲です。
大きな問題がなくても満点評価をつけれないタイプの方は、最初からグラブフードは利用せず、自分の足を使いましょう。
バンコクのグラブフードで注文できる食べ物についてはこちら。
ラインマンのダウンロードができない時はこちら。
海外でグラブタクシーやグラブバイクを利用する方法はこちら。
バンコクで食べ物の宅配を頼むのならOishi Deliveryもおすすめ。
バンコクの本格スペイン・フレンチレストランのエル・メルカルドの料理をデリバリーする方法はこちら。