タイでは日本と違い、お酒を買えない禁酒日や買えない時間があります。
禁酒日ではコンビニやスーパーでお酒を買えないだけでなく、レストランやバー、ゴーゴーバーやキャバクラ、お姉さんがつくカラオケでもお酒は出されません。
また、コンビニやスーパーでは11時から14時、17時から24時の間でしかお酒を買う事ができません。
1分でも過ぎたら買う事はできないので、お酒の販売に関してはかなり厳しいです。
禁酒日や販売時間外にお酒を売ったり提供すると、購入者ではなく販売者が罰せられてしまうから厳しいのでしょう。
せっかくのタイ旅行、禁酒日でもお酒を飲みたい、販売時間外でもお酒を買いたい、という方は多いと思います。
タイに住んで半年以上、禁酒日や販売時間外にもお酒を飲んだり買ったりする方法がいくつか分かったので紹介していきます。
お酒好きの方は旅行計画を立てる前に祝日をチェックしておきましょう。
また、禁酒日でも買いだめしていたお酒を部屋で飲む事は可能です。
禁酒日のバンコクの様子
普段はお店の前でお姉さんがズラーーーっと並んでいるタニヤ通りも禁酒日はこのようにお姉さん達の姿はほとんど見られません。
お酒を売れないから営業をしていないカラオケやキャバクラはいくつもあります。
パッポン通りのゴーゴーバーは禁酒日でも営業はしていますが、飲み物はジュースのみになります。
禁酒日にパッポンのゴーゴーバーをのぞいてみたら、踊っているお姉さんをコーラを飲みながらポツンと一人で眺めているおじさんが一人いただけでした。
普段はとても賑わっているゴーゴーバーですが、禁酒日の影響は大きそうです。
僕は初めてタイに旅行に来た日が禁酒日でした。
その時は禁酒日があるなんて知らなかったので、飛行機で長時間移動した後のタイに到着しての一杯をとても楽しみにしていました。
が、お酒を買おうとどこのコンビニやスーパーをめぐってもダメ、ホテルでもダメで結果どこでもお酒を買う事はできませんでした。
と思いきやなんだかんだでその後お酒を飲む事はできました。
禁酒日にお酒を飲めるお店
禁酒日とはいえあらかじめ買っておいたお酒を部屋で飲む事に関しては問題ありません。
ただ、レストランやバーではお酒は出されません。
もし禁酒日にお酒が飲みたくなっても部屋にはお酒がない、そんな時は繁華街に繰り出してみましょう。
基本的に禁酒日にゴーゴーバーやキャバクラ、カラオケではお酒は出されませんが、足を使って一軒一軒「この店で今日はお酒は飲めますか?」と聞いて歩くと、まれにこっそりとお酒を出してくれるお店もあります。
ゴーゴーバーやキャバクラ、カラオケがたくさんある繁華街で聞きまわればそれほど苦労せずにお酒を出してくれるお店を発見でき、飲む事ができます。
禁酒日・販売時間外にお酒を買う方法
禁酒日やお酒の販売時間の11時から14時、17時から24時以外の時間にどうしてもお酒を買いたいという事もあると思います。
そんな時は画像のような、屋台のペットボトルのジュース屋さんを探し、ビールが売っているかを聞いてみましょう。
そこでビールがあれば、お店によっては禁酒日でも販売時間外でもこっそりと売ってくれる場合があったりします。
このように真っ黒い袋にビールを入れてくれるので、売ってくれる店は日常的に禁酒日や時間外にも販売していると思われます。
また、禁酒日や販売時間外だとコンビニやスーパーでお酒を買う事は100%無理ですが、タイ人の個人経営ローカル商店だとまれに売ってくれるお店もあります。
お酒が欲しい方はローカル商店を回ってグーグル翻訳などを使ってがんばって探せば、そのうちこっそりお酒を売っているお店を発見できるでしょう。ローカル商店でも禁酒日にビールを買うと黒い袋にお酒を入れて渡されます。お店によっては黒い袋を持参してきたら禁酒日でもお酒を売ってあげるというとこもあったりします。
また、禁酒日にこっそりお酒を出してくれるゴーゴーバーやキャバクラで飲んで、帰る時に「お酒をいくつか持って帰りたいから売ってくれませんか?」とお願いすると売ってくれたりする事もあります。
お酒の値段は禁酒日でも販売時間外でも、どこで買っても適正価格で売ってくれます。
ぼったくられた事はありません。
ただ、お酒が好きなタイ旅行者は禁酒日を調べてから日程を決めるのが無難だと思います。
禁酒日や販売時間外のお酒の販売で罰せられるのは販売側だとしても、販売させた側にも何らかの厄介事が出てくるかもしれませんので。