タイのリペ島は東南アジアのモルティブと形容されている、真っ白い砂浜に透き通った海水のビーチのあるタイの最後の楽園と呼ばれている島になります。
マレーシアとの国境近くにある島でバンコクから行くにはかなり遠く、ちょっとめんどくさいのですが、そのめんどくさい移動をしてでも行く価値のあるとても美しいリゾートアイランドになります。
リペ島に行くにはいくつか方法があり、日本からだとマレーシア経由で行った方が楽で速いのですが、バンコクからは飛行機を利用していくのが一番時間がかかりません。
リペ島に行って楽しい時間を満喫してきた僕、バンコクから飛行機を使ってリペ島に行く方法と料金・所要時間を説明するのでこれからリペ島に行こうと思っている方は参考にして下さい。
バンコクとリペ島の位置関係と利用する交通機関
バンコクとリペ島の位置関係はこのようになっています。下の地図の星マークが利用する交通機関です。
バンコクからリペ島へ飛行機を使っていくには、
①飛行機でドンムアン空港→ハートヤイ(ハジャイ)空港
②バンでハートヤイ空港→パクバラ港
③スピードボートでパクバラ港→リペ島の港
となります。
ハートヤイ空港は他にもハジャイ空港と呼ばれていたり、リペ島の港があるビーチの名前はパタヤビーチだったりと、若干のややこしさもあります。
ハートヤイ空港からパクバラ港やリペ島の港まで行くバンやボートのチケットは、ハートヤイ空港内でも売られていますが、初めて行くから不安という方や言葉の壁が不安という方は、旅行・観光チケットを販売しているKKdayでチケットを購入する事をおすすめします。KKdayではハートヤイ空港からパクバラ桟橋・リペ島まで行く乗合チャーター送迎サービスのチケットを販売しています。初回登録時に500円の割引クーポンもついてくるので、かなりお得な価格でチケットを購入する事ができます。
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バンコクからリペ島への行き方
以下でバンコクからリペ島への具体的な行き方やチケットの買い方、所要時間、料金を説明していきます。
飛行機でハートヤイ空港まで行く
飛行機のチケットの値段
まずは最安チケットを購入できるスカイスキャナーでバンコクからハートヤイ空港行のチケットをゲットします。帰る日を決めてなかったため、ひとまず片道分だけのチケットを購入。
注意点としては、その日のうちに確実にリペ島につきたいのなら朝6時発の飛行機に乗りましょう。
時期にもよりますが、バンコク・ドンムアン空港からハートヤイ空港までの片道チケットは安い物で一人3800円ってのもあったりします。
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スカイスキャナーの使い方はこちら。
ドンムアン空港からハートヤイ空港まで行く
リペ島へ出発する日の朝5時頃にドンムアン空港に到着。空港カウンターでチェックインの手続きをすませます。
当日バンコクの自宅から空港に行くとものすごく早起きしないといけないため、少しでも多くの睡眠時間を確保するために僕は前日の夕方からドンムアン空港に一番近いホテル、アマリ ホテル ドンムアンに泊まっていました。ただ、後から気が付いたのですが、ハートヤイ空港周辺のホテルに宿をとって前日の夜にハートヤイへ向けて出発していた方がよかったです。
アマリ ホテル ドンムアンについて詳しくはこちら。
早朝、飛行機に乗り込み時間通りに飛行機は離陸。
フライト時間は1時間25分。
時間通り、朝の7時30分くらいにハートヤイ空港に到着しました。
バンでパクバラ港まで行く
バン&スピードボートのチケットの買い方と値段
ハートヤイ空港についたらまずはパクバラ港までのバンのチケットを買いに行きます。チケット屋さんは空港の出口に数件並んでいます。僕は奥から二番目の黄色いチケット屋さんでチケットを購入しました。言葉が通じなくても、『リペ、リペ』と言えば店員さんは察してくれます。
ここでバンとスピードボートのチケットを購入。何も言わないのに割引してくれて、二人で行った僕が支払ったお金は2100バーツ、一人1050バーツでした。
『1時間後の8時30分にバンが来るから、時間になったら駐車場に来て。後で連絡するから。』と言われたので電話番号を交換。言葉が不安な方はラインの交換をしておきましょう。バンはたくさん来るので、自分がのるバンのナンバーを後で教えてもらう必要があります。
窓口でチケットを買うのは不安という方は、500円の割引クーポンもついいるKKdayであらかじめオンラインチケットを購入しておきましょう。
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1時間ほど時間がある事だしお腹も空いてきたので、ハートヤイ空港のフードコートで朝ご飯を食べる事にします。空港内にはフードコート以外にもパスタなどがあるカフェやバーガーキングなどがあります。
フードコートでタイ式ラーメンのバミーをいただきます。あっさりしていますがしっかりとした優しい味で朝にぴったり。デカワンタンも美味しく満腹で大満足の朝食となりました。
空港内に喫煙所がないため、後ほどバンがくる駐車場へ行って一服。駐車場にあるセブンイレブン周辺でタバコを吸いながらバンを待つ事にします。
そろそろバンがくるよ、との連絡があったので、教えてもらったナンバーのバンの到着を待ちます。
8時20分ごろにバンが駐車場内のセブンの近くに到着。荷物を乗せ、バンに乗り込みます。
そして8時30分ちょうどに、合計6人の乗客を乗せてバンは出発。山道、地方の国道らしき道をバンは進んでいきます。
バンにのって一時間ほど、セブンイレブンやカフェのあるガソリンスタンドで小休憩。
セブンで買い物をしたりトイレに行ったり一服したりと、各自自由に休憩したあと再度バンは出発します。
10時20分、ハートヤイ空港出発から1時間50分ほどで到着。パクバラ港から100メートルほど手前のKAMOLRAT TRAVELという旅行会社の前で降ろされます。
KAMOLRAT TRAVELでは、ハートヤイ空港のチケット屋さんで代金を支払ったスピードボートのチケットを受け取ります。
スピードボートの出発時間は11時30分。コロナ前に比べてこの時はリペ島行のスピードボートの便数はかなり減っていたようです。6時発の飛行機に乗っていなければ、この日リペ島に行くのは難しかったかもしれません。
ちなみに通常時だとパクバラ港発リペ島行のスピードボートは
・9時30発
・11時30分発
・13時30分発
・15時30分発
の一日4便が出ています。
また、帰りのスピードボートとバンのチケットも購入します。チケットはスピードボートの時間だけは決められていますが日にちはいつでもいいというもので帰る日を決めていない僕には都合のいいものでした。何も言ってないのに値引きしてくれてお値段は二人分で1600バーツ、一人800バーツでした。
帰る日が決まったら連絡して、と言われたのですが、言葉が不安な方は店員さんとラインの交換をしてテキストでやり取りするのが無難です。
チケット上部にPLOY SIAMと書かれていますが、これはスピードボートの会社です。同じ時間にリペ島行のスピードボートが何隻か同時に出航するため、自分の乗るスピードボートはどこの会社のスピードボートか把握しておきましょう。
KAMOLRAT TRAVELから道なりに少し歩き、パクバラ港の入口に到着。あとはここからスピードボートに乗ればリペ島となります。
スピードボートでリペ島まで行く
パクバラ港の様子
パクバラ港の入口ではワクチン接種証明書を係の人に見せないといけません。僕はスマホに保存している写メで撮った証明書を見せてOKでした。
入口から中に入ると通路になっていて、お土産屋さんや売店がズラ~っと並んでいます。通路の先に港の建物があります。
建物の入り口にはカウンターがあり、ここでリペ島に行く途中で寄るタルタオ国立公園とカイ島の入場チケットを購入させられます。たぶん購入を断る事はできません。
チケットは大人が40B、子供が20Bで、外国人は大人が200B、子供100Bです。
こちらが国立公園とカイ島の入場チケットです。なくさないように持っておきましょう。
また、チケット会社でもらった紙と引き換えにスピードボートに乗る整理券も渡されます。スピードボートに乗る際は整理券の番号順に乗る事になります。
11時25分ごろになると、乗客の荷物がスピードボートに積まれていきます。
荷物を積み終えたら乗客がボートに乗り込んでいきます。グラグラ揺れているボート、ものすごく不安そうにしたり怖そうな様子でボートに乗っている人も何人かいました。
ボートはほぼ満席。久々の密です。もっとボートの便を増やせばいいのにと思いましたが、そろそろ増えていくのでしょうか。
ボートにのるとライフジャケットを着るのですが、これがすごく暑くかなり不快でした。
乗客が全員乗り、ほぼ時間通りにスピードボートは出航。ボートが走ると涼しくて気持ちのいい海風がたくさん入ってきます。ライフジャケットのクソ暑い不快感はかなりなくなります。
この日は波が穏やかで眠っている人もいましたが、帰りは少し波が立っていました。少しの波でもボートは常に大きな衝撃を受けます。ボートの衝撃は座っている乗客全員にも伝わりますが、ズドーン、ズドーンとかなりの衝撃。内臓を激しく揺さぶられる衝撃で眠るのは困難でした。激しい揺れで、エチケット袋を渡されている人もいました。ボートに乗る際は波がない事を祈りましょう。
パクバラ港からリペ島へ
スピードボートにのって30分ほど、休憩のためかタルタオ国立公園のタルタオ島で一度おろされます。
ちなみに他の会社のボートやリペ島の送迎用のボートも同じ時間にパクバラ港から出航し、同じ時間にタルタオ島で休憩となります。スピードボートが何隻か停泊しているので、自分が戻るスピードボートは覚えておきましょう。
島の入り口で入場チケットを渡し、タルタオ島に入島。
白い砂浜、エメラルドグリーンの海水、綺麗な緑とタルタオ島の綺麗な自然をしばらく満喫。
ボートの乗客は散歩をしたり写真を撮ったりトイレに行ったり一服したりと、タルタオ島でしばらくまったりと過ごします。20分ほどタルタオ島に滞在後、再びボートに乗って出発。
しばらくするとボートはカイ島に停泊。歩いていると泳いでいる魚の姿が見えるほど海水の透明度の高いカイ島で、またしばらくまったりと過ごします。暑かったり眠かったりしたからでしょうか、数人の乗客はカイ島に上陸せず、ボートでまったり過ごしていました。
しばらくカイ島での時間を過ごした後、ボートは再びリペ島に向かって出発。
13時50分。パクバラ港を出てから約2時間20分後にとうとうスピードボートはリペ島のパタヤビーチにある港に到着。
長い時間をかけての移動がとうとう終わりました。
リペ島の港からホテルへ行く
港にはカフェやトイレ、帰り用のチケットを買う窓口などがあります。また、ボートの時間に合わせてホテルの送迎の人がたくさん待機しています。
リペ島内での移動はタクシーか徒歩になります。レンタルバイクはありません。ホテルの送迎サービスを頼んでない人はタクシーか徒歩でホテルに行く事になりますが、リペ島のタクシーは原チャリにサイドカーをつけたものになります。そして、どのタクシーもなかなかの年季が入っています。
タクシーの料金は、僕が何度か利用した際はどこに行っても一人50バーツでした。
リペ島内での移動は舗装されていない細いガタガタの道や細い山道を通る事がほとんどです。タクシーに大荷物を積んでそんな道を行くのもなかなかキツイと思うので、タクシー利用を考えている方は大荷物を持っていくのは避けた方が無難です。
リペ島の港があるパタヤビーチ沿いにはホテルはたくさんありますが、パタヤビーチ沿いのホテルに泊まれば荷物を持っての移動もそこまで苦ではありません。初めてリペに行く方はまずはパタヤビーチ沿いのホテルに泊まる事をおすすめします。
僕が泊まったパタヤビーチ前のホテル、Sita Beach Resortについてはこちら。
バンコクからリペ島までの料金と所要時間の合計
バンコクからリペ島までの移動料金の合計は僕が行った方法だと、飛行機代が約3900円、バンとスピードボートが1050バーツなので約4000円で、一人約7900円となります。バーツから円への換算はこれを書いている今のレート(1バーツ=3.8円)でしています。
また、所要時間ですが、ドンムアン空港で飛行機に乗った時間からリペ島の港に到着するまでは約7時間50分となります。
ほとんどの方の場合はドンムアン空港までの移動時間もあるので7時間以上かかるでしょうが、リペ島はそれだけの時間をかけていく価値のある素敵な島です。
リペ島の人気アクティビティ、ダイビングとシュノーケリングについてはこちら。
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