タイのカンチャナブリはバンコクから2~3時間ほどで行ける日帰りも可能な観光地です。
鉄道やバスを利用すれば100バーツほどで行けるのでお金をかけずに遠くで楽しみたい、バンコクから手軽にサクッと旅行をしに行きたい、都会のバンコクから離れて自然
豊かな場所でのんびりと過ごしたい、という際に最適な場所です。
初めて行く方はクウェー川鉄橋は必ず行くと思いますが、見どころの多いカンチャナブリ、その他にも楽しめる観光地はたくさんあります。
そこで今回はバンコクからの日帰でも周れるカンチャナブリのクウェー川鉄橋周辺の観光スポットを5つ紹介します。カンチャナブリ旅行の予習をしたいという方は参考にして下さい。
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観光スポットの地図
この記事で紹介している観光スポットはこちらの地図の黒ピンの場所になります。
交通手段
カンチャナブリ観光をする際の交通手段ですが、自家用車がない場合はタクシーかレンタルバイクとなります。
おすすめの移動手段はレンタルバイクです。僕はレンタルバイクで移動していましたが、無免許でもOKだし好きな場所にサクッと行けて料金も安いので、快適でお財布にも優しいカンチャナブリ観光生活を送れました。
また、カンチャナブリでもグラブの利用ができます。タクシー移動を考えている方はグラブタクシーを使う事をおすすめします。
カンチャナブリでバイクを借りる方法とお店についてはこちら。
カンチャナブリの観光スポット
スカイウォーク
2022年9月にできたばかりのスカイウォークは高さ12メートル、長さ150メートルのガラスの橋の上からカンチャナブリの街並みを一望できる観光スポットです。
橋の下の道もスカイウォークと合わせて新しくできたのでしょう、綺麗でオシャレな道が続いています。
周辺には大きな駐車場があり、車やバイクを停めておけます。
入場チケットは入り口近くにある窓口で購入できます。チケットの料金は60バーツ。かなりお安いお値段です。
スカイウォークの向かい側には食堂やお店が並んでいます。僕が着いた時はちょうど巨大な観光バスから大量に観光客が降りてきてスカイウォークが大混雑していました。混雑しているのが嫌だったので、近くの食堂でご飯を食べながら大量観光客が帰るのを待ちます。
食堂では100バーツ以下で様々なタイ料理を食べる事ができます。僕はカオマンガイを食べたのですがすごく美味しかったうえに量も多く、大満足のランチとなりました。
観光客が減ってきたのでスカイウォークに入場。
入り口に入るとロッカールームがあります。スカイウォークのガラスを傷つけないためでしょう、スマホ以外の荷物はロッカーに入れておく事になります。また、ガラス保護のための布を靴の上から履く事になります。
準備ができたらエレベーターに乗ってガラスの橋へと移動します。
高さ12メートルのガラスの橋、下からみるとそんなに高さを感じませんでしたが、実際にガラスの橋の上に立ってみるとかなりの高さを感じます。
橋の上からはカンチャナブリの街並みを見る事ができます。
古い民家の集落や大きくて長いクウェー川、川の上を進むボートなど、実際にこの場所に立って周りの景色を見るととてもいい感じ。
ガラスの橋の上からカンチャナブリの景色を見る、ただそれだけの事ですが意外と楽しめて、結構な時間滞在してしまいました。遠くの方に神秘的な存在感を放つ大きなお寺や何かわからないけど気になる建物があったりするので、僕はそれらの場所に実際にいってみたりもしました。
また、スカイウォークからみる夕日はものすごく綺麗との事。今回僕は昼間に行きましたが、次回は夕焼けを見るために夕方に訪れようと思います。
ワット テーワ サンカーラーム
スカイウォークから800メートルほどの場所に位置するお寺、ワット テーワ サンカーラーム。お堂がとても綺麗です。僕が行った時はお堂前で地元のおばちゃんたちが体操みたいな事をしていました。
観光に行こう!という場ではなく地元民の聖なる憩いの場といった感じですが、ウォーキングストリートの起点ともなっているのでとりあえず通りがかったから立ち寄ってみようというタイプのスポットになります。
駐車場は広く、バイクも車も問題なく停めておけます。
こちらの巨大な木は1963年(仏歴2506年)10月26日にラマ9世王が植樹したとされる木です。
最近僕の友達のバンコクに住んでいるタイ人はコンドミニアムの前にある巨大な木が切り倒された事で大きなショックを受けていましたが、この大木は今後もずっと残されていくのでしょう。
小さな黄金の仏塔のある庭も広くはないですが、とても綺麗でちょっとした癒しをいただけます。
JEATH戦争博物館
カンチャナブリの観光では必ず行っておきたいスポットその1のJEATH戦争博物館。
入場チケットは大人が50バーツ、子供が20バーツとなっています。僕は入り口にいた係の人にバイクをここに停めておいていいの?と聞いたらOKだったので入り口前にバイクを停めました。
車の方は博物館の向かい側にある巨大な駐車場を利用できます。なぜかこの駐車場、バイクを停める所がないという謎仕様。
入り口から入って進むと左右に建物があり、建物内の全てを見て回る事ができます。
左側の建物は主に第二次世界大戦についての展示物があります。入り口側の壁沿いにはヒトラーや東條英機の模型が置かれていて、幼少期に実写版とマンガ版のはだしのゲンでトラウマを植え付けられた僕は足取りが重くなってしまいました。
建物の中には当時の写真や銃、ヘルメットなどが展示されています。ロシア兵に処刑されている日本人スパイの写真や人骨といった展示物もあるので、精神ダメージを受けそうな方は注意してください。
建物内を移動すると、タイの衣服やこれまで使われていた紙幣などの文化遺物も展示されています。
反対側の建物にはタイの王族や仏像、歴史関係物とタイとビルマの戦争系の展示物があります。
カンチャナブリで行われたタイとビルマの戦い。内容的には悲惨ですが、絵のタッチのおかげかそこまでの精神ダメージは受けません。キングダムのようです。
世界大戦側の建物に比べたら、タイの歴史側の建物は暗い気持ちにならずに見ていられます。
敷地内にはクウェー川鉄橋をいい感じに見れるポイントもあります。重い気持ちを切り替えるにはもってこいのスポットです。
JEATH戦争博物館では戦時中の日本は悪、という視点で様々なものが展示されています。日本で知った事とは違う視点で第二次世界大戦を知る事ができる場となっています。
クウェー川鉄橋
クウェー川鉄橋はカンチャナブリの鉄板の観光のスポットです。日本軍が敷設した泰緬鉄道が通る橋なので、特に日本人にとっては行ってみたい場所なのではないでしょうか。
JEATH戦争博物館から出て左に行くとすぐに鉄橋のスタート地点の広場があります。車は博物館前の駐車場に停めておけます。
バイクの場合ですが、僕は係の人にOKをもらったので博物館前にバイクを置きっぱなしにして鉄橋へ行きました。
こちらが鉄橋のスタート地点。常に誰かしらが踏切の真ん中で写真をとっているため、写真を撮るタイミングがなかなかありません。
鉄橋は戦後修復されましたが、アーチ部分は当時のままです。
鉄橋を歩いてクウェー川をわたります。橋から見る景色は巨大なクウェー川沿いにあるお寺や巨大仏像が見えたり、古い民家があったりして日本では見る事のできない景色となっています。
鉄道は今も稼働中なので観光客がいる橋の上を時折電車が通る事があります。橋には凸部分があり、その場所にいれば電車が来ても安全に鉄橋観光を楽しめます。
僕は泰緬鉄道に乗ってカンチャナブリよりさらに遠くにも行きましたが、電車内からみるクウェー川の景色も良かったです。電車は観光客のギリギリ横を走るので、観光中は轢かれないように気を付けましょう。
電車の時間はグーグルマップで確認できます。グーグルマップでカンチャナブリ駅をタップすると出発案内を見るという項目があります。
カンチャナブリ駅からNam Tok(ナムトック)行の電車が鉄橋を通る電車です。本数が少ないので橋の上を通る電車を見たい方はグーグルマップで時間をチェックしましょう。
クウェー川を渡り切っても線路はまっすぐに続いて行きます。
先がどうなっているのか気になったので進んでみたら、線路は完全なる山道へと続いていました。
泰緬鉄道の乗り方や料金・電車内の様子・見どころについてはこちら。
Wihan Phra Phothisat Kuan Im
クウェー川を渡ると階段があります。階段を降りると、Wihan Phra Phothisat Kuan Imというお寺になります。
戦争博物館から鉄橋を見たり鉄橋を歩いている時に見える存在感抜群の仏像のある中国風のお寺です。
広い敷地内は綺麗に整備されちて、色とりどりのお花が咲いていたりポップさを感じる造形物がたくさんあるのに神聖さもきちんと感じるお寺です。
お寺内の植物や造形物、川沿いの景色を眺めていると戦争博物感を引きづって若干重くなっていた気持ちも復活してきます。
お寺からみるクウェー川鉄橋もいい感じ。広いのに人はほとんどいなく、観光疲れがいい具合に取れる場所でした。
以上、バンコクから日帰りでも周れるカンチャナブリの観光スポット5か所の紹介でした。
カンチャナブリのおすすめスポット
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バンコクからカンチャナブリまでの行き方はこちら。
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