バンコクの林老五(リムラオゴウ/Lim Lao Ngow)は超人気のタイ式ラーメンであるバミー・クイッティアオを食べられるお店です。
2018年からこれを書いている2024年現在まで毎年ミシュランのビブグルマンを取得しているというとんでもない評価を得ている林老五、日本でも蔦や6年連続ミシュランを獲得した大塚の鳴龍、西荻の麺尊rageなどといった有名ラーメン店がありますが、世界的に見たらそれらと同レベルのお店になります。
もともとはヤワラートの屋台から始まった林老五ですが、あまりの人気っぷりに毎日大行列を作り店舗拡大。今ではバンコク内に何店舗も展開している超人気バミー・クイッティアオ店となっています。
こだわり抜いて作られた自家製の麺やフィッシュボールにすごく美味しいスープが味わえる林老五、たまに行くのですが毎回満足なお食事タイムを過ごせるので紹介します。
場所と行き方
林老五はバンコク内の様々な場所にあります。
一店舗目のヤワラートの屋台の他にもMBKやシーロムコンプレックス、サムヤーンミットタウン、メガバンナーなど様々な場所に展開していますが、今回僕が行ったのはサトーンのThe UP Rama 3店になります。
バンコク内にある林老五の地図はこの記事の下の方に貼っています。最寄りの林老五に行きたいという方はその地図から探せます。
チョンノンシー駅からナラティワート通りをまっすぐ3キロ程進んだ場所に位置するThe UP Rama 3。
その中にある大きな店舗が林老五のThe UP Rama 3店になります。駐車場は広いので、車で行くという方も安心です。
お店前にある旗にはミシュラン取得マークも描かれています。2022年分までしか描かれていませんが、その後もミシュランを取得しています。
お店の様子
こちらが林老五の入り口パート1になります。入り口前にはメニューが置かれていて、店内に入る前にどんなものが食べれるのかを確認する事ができます。
中に入ると屋内型テラス席のような感じになっていて、たくさんの丸テーブルが並べられています。
内型テラス席の中にさらに店内への入り口その2があります。
巨大なドラゴンがいる店内。内装もかなりこだわっています。
個室もある店内。敷地面積はかなり広く、いくらお客さんがたくさん来るとはいえタイラーメンの値段で家賃を払えるのか不安になってしまうほどです。
メニューとお値段
タイ式ラーメンのクイッティアオとバミーとその他おかず類などがある林老五。一部のメニューとお値段を紹介します。
また、The UP Rama 3店はヤワラート店よりも多くのメニューがあり、お値段は若干高めですが、その分よりランクの高い食材を使っている感があります。
メニュー1ページ目には林老五の歴史が書かれています。
1937年に小さな屋台でスタートし100年近くの時を経た今、バンコク主要モールを中心に多くの支店をつくりミシュラン取得という評価も得ている林老五。ラーメンドリームを見事に掴んだお店です。
林老五のタイ式ラーメンはスープありかスープなしのどちらかを選べます。
また、麺はバミー(中華麺)とセンヤイ(太麺)とセンレック(細麺)の三種類があり、そのどれかを選ぶシステムとなっています。
アワビみたいな貝の乗ったバミー(中華麺)は285バーツ。
マーラー麺は355バーツと、この二つはタイ式ラーメンの中でもかなり高価な部類です。
初めて林老五を訪れた際におすすめのオリジナル・フィッシュボール・ヌードルはスープありが89バーツ、スープなしが119バーツ。
ピンクのスープのイエンタフォー・ヌードルやトムヤム・ヌードルはスープありが95バーツ、スープなしが125バーツ。
肉まんは115バーツ。
えび&豚シュウマイは125バーツ。
春巻きは125バーツ。
ヤワラート店にはないデザートもあります。
水やジュース、お茶系などのドリンク類は30~75バーツ。
アルコール類は販売しておりません。
いただきます
こちらはオリジナル・フィッシュボール・ヌードルのスープあり、麺はバミー(中華麺)でお値段は89バーツ。初めて林老五を訪れた際はこちらを注文する事をおすすめします。画像の色が赤みがかっているのは店の照明の影響です。
あっさりしたスープはしっかりとコクがありとても美味しいので、僕は基本スープありを注文しています。小麦粉を使わずに作っているこだわりのフィッシュボールもすごく美味しい。
豚とエビのシュウマイは125バーツ。日本人の感覚だとタイ式ラーメンの量って若干少な目なので、シュウマイも注文してバミーと一緒に食べてお腹いっぱいになります。
こちらは黒豚トムヤムヌードル。大きな黒豚が入っています。
僕のタイ人奥さんは林老五では基本トムヤムヌードルを注文していますが、まろやかな辛さとさっぱりした酸っぱさの加減がいい感じのようです。
センレック(細麺)はこんな感じです。奥さんは毎回トムヤムスープにセンレックで注文していますが、どの麺が美味しいかは好みによるので何度か訪れる事があったら色んな麺を試してみましょう。
スープ無しだとこんな感じで、麺にタレを絡ませて食べます。
バミーの麺もこだわりの自家製で、麺の美味しさを満喫したい時はスープ無しを注文しましょう。
ポークワンタンスープは115バーツです。
豚肉が詰まったビロビロのワンタンをジュルジュルといただけます。ワンタンもレベルが高く、林老五では何を注文してもハズレなし。
毎年ミシュランを獲得しているというのも納得のお味です。
以上、タイ式ラーメンのバミーとクイッティオのお店の林老五の紹介でした。
林老五 The UP Rama 3店近くにある、各種スパイスがカレーのようにブレンドされたスープが美味しいバミーレストランのก๋วยเตี๋ยวเรือรีราดีについてはこちら。
バンコクで超人気のクイッティアオ屋さんのルンルアンについてはこちら。
ミシュランのビブグルマン獲得店をバンコクで食べ歩く際のモデルケースはこちら。
林老五 The UP Rama 3店周辺での食事やショッピング、遊びや観光のおすすめはこちら。
営業情報と地図
住所 54 Naradhiwas Rajanagarindra Rd, ช่องนนทรี Yan Nawa, Bangkok 10120
電話番号 022880725
営業時間 10時00分~20時30分
(上記営業情報はThe UP Rama 3店になります)
バンコク内にある林老五の地図はこちら。