ミャンマー旅行に来た人が必ず行っておくべき場所といえばゴールデンロックです。
ヤンゴンから5時間ちょいの距離にある、モン州の山の上にある寺院のチャイティーヨー・パゴダ。
そのチャイティーヨー・パゴダにある巨大な金色のゴールデンロックは仏教徒の神聖な巡礼地ですが、世界中の観光客も毎日訪れています。
今にも崖の上から転がり落ちてきそうなゴールデンロックですが、仏陀の遺髪の聖なる力のおかげで落ちてこないのだそうです。
タイの学校に通っている僕はタイ人の先生に、ミャンマーに行くのなら必ずゴールデンロックを見に行った方がいいとおすすめされたので、行ってみる事にしました。
また、これからゴールデンロックに行く方でミャンマーの滞在スケジュールに余裕のある方は、晴天の日に行く事をおすすめします。
晴天の真っ青な空を背景にしているゴールデンロックはとても美しいし、山からの風景もとても綺麗で気持ちがいい。
また、ゴールデンロックのあるチャイティーヨー・パゴダ内では裸足にならないといけません。
雨が降ってびちょびちょの地面を裸足で歩く事になったら嫌だという方もいるでしょう。
ヤンゴンからゴールデンロックへ日帰りで行く方法はこちら。
ゴールデンロックを目指して歩く
ケーブルカーで山の上に到着したら、ゴールデンロックまで10分ほどの距離を歩いて行きます。
一本道を人の流れについていけばゴールデンロックに到着です。
途中の道沿いにはたくさんの露店が並んでいます。
雑貨、服、飲み物、食べ物、お土産品等がたくさん売られています。
ゴールデンロックの入場券と料金
ゴールデンロックを目指して歩いていると、途中でおじさんに声をかけられました。
露店のオヤジが物を売るために声をかけてきたのだな、と思って完全シカトしてあるいていたのですが、そのオヤジはしつこく僕を追いかけて何かを話しかけてきます。
かなりのしつこさにイラっと来て、なんか用?と聞いてみたら、そのオヤジはゴールデンロックの入場チケットを売っているおじさんでした。
チケットを買わずに進んで行く僕をおじさんはしつこく追いかけて来て当然です。
申し訳ない事をしました。
という事で、ゴールデンロックまでの道の途中で入場チケットを購入する事になります。
おじさんに、チケット売り場の窓口まで案内されます。
窓口は道沿いにある建物の部屋の中になります。
まずはテーブルの上の紙に名前と国籍を書きます。
僕以外にも日本人が何人かきているようでした。
そしてチケットを購入。
ゴールデンロックの入場チケットの料金は6000チャット、約430円になります。
チャイティーヨー・パゴダ
チケットを購入し、しばらく歩くと階段と門が見えてきました。
チャイティーヨー・パゴダの入り口でしょう。
ここからは裸足にならないといけません。
靴やサンダルは階段の前で脱ぎましょう。
階段の横には靴やサンダルを預かってくれる所があります。
ここにサンダルを預け、チャイティーヨー・パゴダ内に進んで行きます。
また、階段周辺にはトイレや灰皿もあります。
階段を上るとATMもあります。
途中、展望台があり、双眼鏡で山の景色を見る事ができます。
ただ、双眼鏡を覗かなくても山の景色はとても綺麗です。
雲一つない青空の中で山にいるのはとても気持ちがいい。
晴天の日に来れてよかった。
ゴールデンロックも近づいてきました。
ゴールデンロックに向かって歩いていくと、途中できれいな建物もあります。
さらに歩いていくと、綺麗な広場にでました。
木陰で涼んでいる人達がたくさんいます。
カンカン照りの太陽の中、ここまで歩いてきて疲れちゃったのでしょう。
広場を進むとゴールデンロックの入り口になります。
ゴールデンロックの入り口の周りには、線香やロウソクを刺す台と小さな仏像が置かれている台があります。
ゴールデンロックを触りに行く前に、まずは僕も線香やロウソクを刺します。
仏像には、横に置かれているバケツに入っている水をかけます。
正しい作法がわからず、周りの人の見様見真似でやってみたのですが、おじさんにグッドと言われたのでよかったのでしょう。
ゴールデンロックの前にはゲートがあり、警備員がいます。
女性はここから先は立ち入る事ができませんが、ゲートから先はスマホやカメラの持ち込みが禁止なので撮れる写真は男も女も一緒です。
スマホやカメラ、ペットボトルを警備員に預け、ゴールデンロックの間近まで行きます。
ゴールデンロック
当然ですが、ゴールデンロック、間近で見るとものすごくでかい。
そして、落ちそうで落ちないかなりギリギリのポイントにあります。
ゴールデンロックを押してもびくともしません。
お坊さんや現地の人がゴールデンロックに金箔を貼り、土下座をするようなポーズをして拝んでいます。
僕も周りの人に倣い、金箔をはり土下座をするようなポーズでしっかりと拝みます。
ゴールデンロックは11世紀にできたと言われています。
1000年もの間毎日人がここでこうして拝んできたのでしょう。
僕が拝んでいる場所では今まで何人の人がこうして拝んできたのでしょうか。
その歴史を思うと感無量です。
ゴールデンロックのゲートから出て、周りをぶらついてみます。
地震がきても落ちなかったゴールデンロック、仏陀の遺髪の聖なる力は偉大です。
どこも絶景で、たくさんの人がそこら中で写真を撮っています。
晴れている日にこれて本当によかった。
露店で働くかわい子ちゃん達
しばらくゴールデンロックを堪能したので山を下りる事にします。
道にはたくさんのお店があるので、売られている物を見ながらブラブラします。
カラフルで美味しそうなドリンク。
同じようなドリンク屋さんが何件も並んでいます。
ばらけた方がいいように思うのですが、お客さんの取り合いになるという概念はないのでしょうか。
なんだか平和です。
お土産屋さんではかわい子ちゃんが店番をしていました。
カメラを向けたらとてもいい笑顔をしてくれました。
地元の子供たちは道を走り回っています。
どこに行っても子供たちは元気です。
ミャンマーの路上には至る所に犬がいて、寝っ転がったりブラブラしているのですが、ここにも犬がいました。
この犬は山の中で毎日観光客を見ながら一生を過ごすのでしょう。
また店番をしている帽子を被ったかわい子ちゃんがいたので写真を撮らせてもらいます。
写真の撮られ方がとても上手です。
帽子のかわい子ちゃんが、あの子の写真も撮れば?と向かいのお店を指さしました。
なんだか神聖な雰囲気をまとったかわい子ちゃんです。
カメラを向けても一切表情を変えませんでした。
こんどはかわい子ちゃんが三人で店番をしています。
カメラを向けたら恥ずかしさを悟られないようにでしょうか、みんなで爆笑していました。
後ろにもいるよ、と指をさされたので女の子達の奥を見てみます。
小さなかわい子ちゃんがいました。
お姉さん達の手伝いをしているようです。
こんなに小さいのに立派です。
そして、この子は将来ものすごい美人になる事間違いないでしょう。
この子の写真を撮ったら、三人組の女の子達はまた爆笑が始まりました。
帰りのケーブルカー乗り場の近くではメガネを売っている少年かわい子君に声をかけられました。
このメガネは心から必要ないと思い、断った後でかわい子君の写真を撮らせてもらいました。
撮った写真をかわい子君に見せたら、写真をとってくれたお礼にプレゼントするよ、とでも言いながらでしょう、メガネを僕に差し出してくれました。
こんなに小さいのにお仕事を頑張っている子からはいくらお礼とはいえ無料で商売道具をいただくわけにはいきません。
それにありがとうは写真を撮らせてくれた僕の方です。
この少年の優しさに感動した僕は、メガネの値段+チップを少年に手渡しました。
少年は僕にお礼を言ってくれました。
ここの子達は本当にいい子達だらけです。
しかし、みんな学校には行ってないのでしょうか?
時間は13時、14時。
学校が終わった時間だったのでしょうか。
それともこの日は学校が休みだったのでしょうか。
何にせよ、かわい子ちゃんかわい子君たちはしっかりお仕事をしていて立派だし、みんな本当に優しくていい笑顔をしてくれます。
僕とは大違い。
見習わないといけない所がたくさんあります。
余裕をもってバス乗り場周辺に行きたかったので、バスの出発2時間前にケーブルカーに乗り、ゴールデロックを後にしました。
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