タイ・バンコクでの年越しといえばカウントダウン花火が毎年話題になっており、地元のタイ人だけでなく世界中から来た多くの観光客達も花火を見ながら新年を迎えます。
バンコクのチャオプラヤー川沿いでは大規模で美しいカウントダウン花火を無料で見る事ができるのですが、その花火を見に多くの人がアジアンティークを訪れます。
初めてバンコクで年越しをする僕もカウントダウン花火を見にアジアンティークに行ってきたので、アジアンティークのカウントダウン花火会場への行き方や様子、花火、そして大混雑のアジアンティークから帰る方法についてを紹介します。
アジアンティークに関してはこちらで詳しく説明しています。
アジアンティークの場所と行き方
アジアンティークの最寄り駅はBTSサパーンタクシン駅になります。
サパーンタクシン駅には船着場が直結していて、そこから出る無料のシャトルボートででアジアンティークへ行く事もできます。
アジアンティークへ向かう
僕はタクシーでアジアンティークまで向かおうと思ったのですが、サパーンタクシン駅周辺から道路が鬼のような渋滞で、車が全然進みません。
なので、途中でタクシーをおりて歩いていく事にしました。
また、カウントダウン当日は周辺道路の渋滞に巻き込まれる事を嫌がるタクシードライバーが多く、乗車拒否をされる事が非常に多いです。
なので、タクシーを利用する方はタクシー配車アプリグラブを使う事をおすすめします。
グラブの使い方はこちら。
南国とはいえ12月のバンコクの夜はとても涼しく快適で、歩くのも気持ちがいい。
途中のセブンイレブンでビールを買っての飲みながら歩いていきます。
途中のお寺では年越しのイベントが行われ、たくさんの露店が出ていて盛り上がっていました。
なので少し寄ってみます。
お寺の中の露店でつまみを買い、缶ビールとつまみを手にアジアンティークまで歩いていきます。
アジアンティークが近くなってくると、道路上の屋台も増えてきます。
アジアンティークのシンボル、巨大な観覧車も見えてきます。
新年を迎えるための賑やかなグッズなんかも売られています。
サパーンタクシン駅の近くから歩く事20分少々、アジアンティークに到着です。
大晦日のアジアンティークの様子
僕がアジアンティークに到着したのは20時30分頃。
すでにアジアンティーク内は大混雑です。
地元のタイ人だけでなく、バンコクで年越しをする観光客もたくさん来ていました。
タイ人よりも他の国の人の方が多くいるように感じます。
ドンドン……ズンズン……とサイバーなクラブサウンドがアジアンティーク内に響いています。
こういう音楽を聞くとさらにビールを欲してきます。
ただ、トイレはどこも混雑しています。
女子トイレはどこも長蛇の列。
なので女性は余裕を持ってトイレにいきましょう。
また、男子トイレの行列はほぼウンコ待ちの列です。
おしっこの用しかないのに間違ってウンコの列に並んでいる人も何人かいました。
新年を控え、アジアンティーク内ではいつもと違い、たくさんのイルミネーションでキラキラしています。
遊園地ゾーンはものすごい数のイルミネーションです。
ひとまず電動バイクに乗ってみます。
遊園地ゾーンには他にもバギーがありますが、幼稚園児くらいの小さな子も運転できます。
電動バイクゾーンから観覧車を見るとすごく綺麗!!
普段は置かれていないカウントダウンの看板です。
この辺りからものすごい人だかりで、スムーズに歩く事は難しくなってきます。
観覧車でも大行列。
カウントダウンの花火を観覧車内から見れたら素敵ですが、この行列ではタイミングよく観覧車に乗るのは難しそうに思えます。
観覧車の隣には特設ステージが作られています。
ロックバンドが演奏していて見に行こうと思ったのですが、ここも長蛇の列ができていたので入るのは諦めました。
21時30分ごろ、花火を見るベストスポットのチャオプラヤー川沿いに行ってみたのですがここもすでに大混雑。
すでに川の前では花火を見るために待機している人達がいます。
お腹が空いてきたのでご飯を食べようと思ったのですが、アジアンティーク内のレストランも全て大混雑で行列ができています。
行列に並ぶのは嫌だったので一度アジアンティークから出て、近くにあるレストランご飯を食べました。
周辺のレストランやローカル食堂も普段よりは混雑していますが、行列ができているほどではありません。
アジアンティークから見るチャオプラヤー川のカウントダウン花火
23時、再びアジアンティークに入りチャオプラヤー川沿いで待機します。
混雑している川沿いに、さらに続々と人が来ます。
大人だけでなく、小さな子供連れの人もちょこちょこいます。
この混雑状況の中、サンダルだった僕は元気な車椅子の人に足をひかれてなかなかのダメージを受けましたが、大人も子供もどんな人でも楽しめる場って素敵です。
見る場所を決めた人は座って待機していますが、時々警備員が来て立って待機するように大声で注意してきます。
一度はみんな立ち上がるのですが、数分経つとまたみんな座りだします。
チャオプラヤー川の上では電飾でキラキラしているたくさんのディナークルーズのフェリーが遊覧しています。
ディナークルーズの中からも花火をみる事ができます。
混雑してない場所でゆったりと優雅に花火を見たいのなら、ディナークルーズやルーフトップバーを利用しましょう。
23時55分ごろから川沿いがざわついてきました。
座っている人達も立ち上がり、カメラの準備をはじめます。
後ろを見てもものすごい人だかり。
『テーン…ナイン…エイト…セブン…シックス…』
みんなでカウントダウンが始まります。
こういう場で知らない人達と一緒にカウントダウンするのは気持ちがいい。
『スリー…ツー…ワン…』
ドーーン!!!ドンドンドーーーーーーン!!!
ものすごい数の花火が打ち上げられます。
みんなテンションマックスで大興奮。
ものすごい数の花火が打ち上げられます。
そして、チャオプラヤー川の花火が打ち上げられている場所はこの場所だけではありません。
川のもっと先の方でも、後ろを向いたら後方でも、広範囲にわたって数カ所で何発も花火が打ち上げられています。
ものすごい規模の花火に圧倒され、バンコクの本気を感じます。
10分ほど花火が打ち上げられ続けます。
スケールの大きすぎる美しい花火に圧倒され、感動し、みんなのニューイヤーがスタートしました。
アジアンティークから帰る
花火も終わり、そのままアジアンティーク内で飲んだり食べたりして新年を祝う人もいれば即帰ろうとする人もいます。
僕は即帰る事にしました。
ものすごい数の人達が一斉に帰るので、ものすごい大混雑。
アジアンティークを出てすぐの路上も多くの人達でカオス状態になっています。
アジアンティーク周辺には待機しているトゥクトゥクやタクシーがたくさんいますが、ここで乗っても全く進まない渋滞に巻き込まれるだけなので、サパーンタクシン駅方面に向かって少し歩いてからタクシーを捕まえる事にします。
歩道は人で埋め尽くされて歩く事ができず、多くの人が車道を歩いています。
道路は交通規制が敷かれているわけではありません。
道路上には普通に多くの車がいます。
赤信号みんなで歩けば怖くない状態になって、多くの人達が車道の車の間を縫って進んでいきます。
10分少々歩いた所で道路が少し落ち着いてきました。
この辺りからタクシーやトゥクトゥクに乗れば、進まない渋滞に巻き込まれる事もなく帰る事ができます。
歩いている人達は意外とタクシーやトゥクトゥクを捕まえようとする人がほとんどいません。
なので通りがかったタクシーに声をかけますが、乗車拒否されまくります。
反対車線のタクシーやトゥクトゥクにも声をかけますが、ここぞとばかりにぼったくり金額を提示されます。
4人目に声をかけたトゥクトゥクドライバーが、200バーツと言ってきました。
他のぼったくり達は500バーツと言ってきたので、この良心的なトゥクトゥクに乗る事にします。
家までは渋滞もなく、スムーズに帰る事ができました。
アジアンティークに関してはこちらで詳しく説明しています。
カウントダウンの花火はルーフトップバーのルブアからも見る事ができます。
上空からみる花火も最高です。
バンコクのクリスマスシーズンの様子についてはこちら。
バンコクでの初詣についてはこちら。
アジアンティークの営業情報と地図
住所(英語) 2194 Charoen Krung Rd, Khwaeng Wat Phraya Krai, Khet Bang Kho Laem, Krung Thep Maha Nakhon 10120
住所(タイ語) 2194 ถนน เจริญกรุง แขวง วัดพระยาไกร เขต บางคอแหลม กรุงเทพมหานคร 10120
電話番号 +66 92 246 0812
年中無休