札幌にあるタイ料理店のサイアム(Siam)は、タイ人シェフがいて本格タイ料理を食べる事ができるレストランです。
ガパオやパッタイ、トムヤンクンといった日本でもメジャーなタイ料理から、数年ごとにCNNの世界の美味しい料理ランキングナンバー1に選ばれるマッサマンカレー、日本ではあまり知られてないけどタイ人の日常食、春雨サラダのヤムウンセンなど、数々のタイ料理があります。
今回タイ人奥さんと北海道に旅行に来たのですが、三日目あたりから『ソムタム食べたい…ソムタム食べたい…』とタイ料理禁断症状が出てしまいました。そこで、旅行中二人のタクシー運転手におすすめされたサイアムでお食事をする事にしました。
札幌のタイ料理店のサイアムの紹介と、タイ人奥さんの評価をお伝えします。
サイアムの場所と行き方
サイアムは札幌に二店舗ありますが、今回行ったのは大通り店になります。
最寄り駅は大通駅で、10番出口から出るのが一番近いです。
10番出口から200メートルほど、一階がドコモショップのレンガ調の外壁のビルの2階にサイアムがあります。
建物の入り口にはサイアムのチラシが貼られています。
サイアム大通り店のお店の様子
タイ感たっぷりのサイアムの入り口。この日は日曜日、混んでたら嫌だったので14時頃に行ったのですが、それでも店内は満員だったのでお店の前で待つ事になりました。僕達が待っているとさらに二人組の人が来て僕たちの後で並び始めました。
日曜日とはいえ14時でも行列ができてるなんて、かなりの人気店のようです。
L字型の店内には壁に沿ってテーブルが置かれています。
また、店内入ってすぐの場所には小さなバーカウンターのような席があり、一人で来ていたお客さん達はカウンターで食事をしていました。
小さめのキッチンの中ではタイ人シェフがひたすら料理を作っていました。ウエイトレスは日本人女性一人。
お店の規模に対して店員さんが少なすぎる事に奥さんは驚いていましたが、日本のサービス業は人件費を抑えて一人一人に多くの負担をおわせないと成り立たなくなっちゃってる、と説明しても興味なさそうでした。
サイアムのメニューと料金
タイ料理メニューがものすごくたくさんあるサイアム。一部のメニューとお値段を紹介します。
サイアムは日中はランチメニューとなっています。鶏のトムヤムスープとサラダとドリンクかデザートがランチセットにつきます。辛さレベルは1~4まで調節可能です。
ランチメニューはパッタイやガパオ、マッサマンカレーやカオマンガイなどがあり、お値段は1100~1450円です。
席に着く際に他の人が食べている物をチラ見したら、ボリューム満点のパッタイやマッサマンカレーがすごく美味しそうでした。
ドリンクはビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、カクテル、ソフトドリンクなどがあり、それぞれ種類もものすごくたくさんあります。
タイのビール、シンハーやチャーンは700円、タイ版アイスティーは550円です。
こちらは夜メニューですが、週末はランチタイムでも夜メニューの注文が可能です。
タイの家庭でよく作られる空心菜炒めは1200円。
タイでは至る所に屋台があるタイ版春雨サラダのヤムウンセンは900円。
秋篠宮殿下や小泉純一郎がタイに来た時に食べたカニのカレー、プーパッポンカリーは1480円。
トムヤンクンはMサイズが1100円でLサイズが2200円。
トムヤムヌードルは1000円。
個人的には日本のチャーハンよりも圧倒的に美味しいと感じているタイ版チャーハンのカオパッドはエビや豚などの種類があり、950~1200円。
ガパオは鶏や豚やシーフードなどの種類があり、1050~1150円。
デザートはタピオカココナッツミルクやココナッツアイスがあり、480円。
サイアム いただきます
この日は日曜日だったので、ランチメニューではなくディナメニューをいくつか注文する事に。
まずはジャスミンライス、お値段は330円。タイ料理は基本的にどの料理もご飯にのっけて丼にして食べるとより美味しくなるのでご飯は必須です。
まず運ばれてきたのはラープ・ムー。お値段は990円。
さわやかな味の豚肉料理で、ご飯にのっけてラープ丼にすると激ウマです。僕はすき屋のカレーも辛くて食べれないほど辛さ耐性がないのですが、ラープは僕が食べたかったので唐辛子なしでお願いしますと注文しました。すると店員さんに、辛くないと美味しくないよ、と何度も念押しされ、仕方なく辛さレベル0.5で注文しました。
タイでもよくあるのですが、辛くしないで唐辛子を入れないで、と注文しても、辛くないと美味しくないから少しだけ辛くした、と言われ結果僕にとって辛すぎて食べるのが苦痛になるというのがよくあります。せっかく食べるのなら少しでも美味しい状態で食べてほしいという店員さん達の優しさはとてもありがたいのですが、時に優しさは人を苦しめます。
今回も辛さレベル0.5という事で不安だったのですが、食べてみたら安心の辛さでした。
タイで食べるラープよりもしっとり感がかなり強めですが、ラープ丼にして食べると箸が止まりません。しっとり感は強いですが、奥さんはタイで食べるラープと同じ感じと言っていました。
こちらは全タイ人が愛しているタイの国民食、パパイヤサラダのソムタム。タイ人に一番好きな食べ物は何?と聞くと、多くの人がソムタムと答えます。お値段は960円。ソムタム禁断症状を発症してしまった奥さんが注文し、辛さレベルは普通。
食べてみると、パパイヤのシャキシャキ感とピーナッツの歯ごたえがとても気持ちがよく、口の中にはエスニックな味わいが広がっていきます。が、口に入れてから5秒ほどで辛さが襲ってきて、痛みで味が全く分からなくなってしまいました。
奥さんは、『…なんか微妙』との評価。ただ、ほとんどのタイ人はソムタムの自分好みのオリジナルレシピを持っています。育ってきた土地や食べてきたもので、好みの味が全然違います。
奥さんのおばあちゃんはタイの田舎でソムタム屋さんを何年もやっているので多くの地元民に愛されている味のソムタムを作っているのでしょうが、奥さんはおばあちゃんのソムタムはまずいと言っていました。で、親の作るソムタムが美味しいと言っていました。
同じソムタムでも個人によって評価が全く違ってしまう事があるソムタム、全タイ人に愛されているタイの国民食なのでタイ料理に興味があって未経験の方はまずは食べてみましょう。
タイの土鍋に入れられて運ばれてきたのはトムヤム・タレー、お値段は1200円です。
シーフードのトムヤムスープで、奥さんが一番好きなスープです。いたる所で奥さんが注文するので、僕もタイの様々な土地のトムヤム・タレーを食べてきました。トムヤムタレーは通常そこそこ辛いのですが、今回は辛さを少し抑えめで注文。
スープの中にはエビやイカや貝など、ものすごくたっぷりのシーフードが入っています。
食べてみると信じられないくらい美味しい!これまでタイで食べてきたどのトムヤム・タレーよりも美味しいです。若干日本人好みの味に寄っているのかな、とも思ったのですが奥さんも大絶賛。奥さんもタイで食べてきたトムヤム・タレーよりも全然美味しい、スープも魚介も何もかもが圧倒的に美味しいといって、ものすごくテンションが上がっていました。
このトムヤム・タレーはサイアムで食事をする全タイ人にも全日本人にも試してもらいたいです。
今回のランチは以上4品で終了。相当お腹がいっぱいになったし、美味しすぎるトムヤム・タレーには感動させられ僕も奥さんも大満足のランチタイムを過ごせました。
サイアムとは
ちなみにサイアム(Siam)とはタイの地名です。バンコクの中心地で、東京でいうと新宿って感じの場所がサイアムになります。サイアム駅はショッピングモールのサイアムパラゴンやサイアムセンターなどと直結してて、多くのタイ在住者や観光客行き交う場所となっています。
また、タイは過去に国名がサイアムだったのですが日本ではシャムと呼ばれていて、シャム猫というのはサイアム猫って事です。
90年代に大ヒットしたアメリカのバンド、スマッシング・パンプキンズの名盤、サイアミーズドリームも、タイ人の夢って事になります。
意外と日本でも身近にある言葉、サイアムでした。
定期的に世界一美味しい料理に選ばれるマッサマンカレーについてはこちら。
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サイアム大通店 営業情報と地図
住所 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西5丁目20 郵政福祉札幌第一ビル2F
電話番号 011-200-1333
営業時間 11時00分~15時00分、17時00分~22時30分
定休日 火曜日