カンボジア、シェムリアップの観光地はアンコール遺跡群だけではありません。
シェムリアップには乾季で琵琶湖の3倍、雨季は10倍ほどになる面積を誇る東南アジア最大の湖、トンレサップ湖があります。
その湖はただ広大なだけでなく、水上には家や学校もたくさんあり、世界最大規模の水上生活者が生活している湖でもあります。
観光客はボートに乗って広大な湖を周りスケールの大きな自然の姿に圧倒されたり、水上生活者の生活を見たりする事ができます。
日本では知らない人も多いトンレサップ湖ですが、シェムリアップを訪れたら必ずいってほしい超おすすめの観光地です。
そんなトンレサップ湖への行き方とチケットの買い方、料金を説明します。
また、旅行・観光チケットを販売しているKKdayでは日本語ガイド付きのトンレサップ湖のツアーチケットを販売しています。初回登録時に500円の割引クーポンもついてくるので、ガイドが欲しいと考えている場合はかなりお得な価格となっています。
KKday-【シェムリアップ発】東南アジア最大の湖でボートクルーズ体験+水上生活村&伝統工芸の工房見学 半日効率観光ツアー (ホテル送迎付き・日本語ガイド)
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トンレサップ湖への行き方
宿泊先前の路上で仲良くなったお姉さんとたらふくご飯を食べ、いよいよトンレサップ湖へ向かいます。
とはいえこの時僕はお姉さんの言ったトンレサップ湖という言葉は聞き取れなく、とりあえずでかい湖に行くんだな、という程度の認識でした。
中学生レベルの英語力の僕は、英語で会話をしても5割も理解できません。
どうしても理解しないとまずい単語がある場合だけはグーグル翻訳を使います。
でも、そんな感じで今まで色んな国の人達と仲良くなれたし外国人の友達もいろんな国にたくさんいます。
お金がらみでなければ言葉なんてその程度で十分です。
「俺はレンタルバイクがあるんだけど、二人乗りで行く?」
と聞いたらお姉さんは拒否しました。
どうやらバイク二人乗りで行ける距離ではないようです。
お姉さんは近くで待機していたトゥクトゥクドライバーの元へ行き、どうやらトンレサップ湖へ行くようにと交渉しているようです。
その結果、シェムリアップ市内からトンレサップ湖まで往復18ドルでという事になりました。
18ドルってぼったくり価格じゃないの?とお姉さんに聞いたのですが、その値段は適正のようです。
18ドルという半端な値段ですから、もしかしたら20ドルと言われたのをお姉さんが2ドルまけさせたっぽい気がします。
心強き地元民。
とてもありがたいです。
シェムリアップ市内からトンレサップ湖までは片道1時間ほどかかります。
移動中、何度かかなり激しいスコールも来ました。
バイクだとかなりしんどかったはずなので、トンレサップ湖へはトゥクトゥクで行くのが無難です。
トンレサップ湖までの道のり
さっそくトゥクトゥクに乗りこみます。
空は快晴。
かなり暑いですが、トゥクトゥクが走ると風を受けてとても気持ちがいいです。
シャムリアップの川沿いを走ります。
川沿いの道路、なんだかとてもオシャレです。
道路沿いには客待ちしているのか、それとも休憩しているのか、それともその両方なのか、トゥクトゥクが何台か泊まっています。
トゥクトゥクに乗る方はこうして止まっている人達に声をかけましょう。
大きな道路にでました。
すると……
突然のスコール!!!!
かなり強い雨です。
もしバイクで行っていたらと思うとゾッとします。
ドライバーのお兄さんは運転をやめ、トゥクトゥクから降りて僕たちに雨がかからないように横のカバーを広げてくれました。
カバーをかけてくれたらまた出発です。
走る事数分、さっきのスコールが嘘のようにびっくりするほど晴れてきました。
トゥクトゥクは市街地を抜け、のどかな光景の広がる道を走っています。
緑と青がとても綺麗です。
小さな小道のある林のような所に入りました。
シェムリアップという南国の地に竹が生えている、それだけでもちょっと感動していまいます。
人はこういう事で感動して自分の老いを感じるものだと思います。
また突然のスコール!!!!!
一体なんなのでしょう。
僕はバンコクに住んでいますが、タイでもこんなに小刻みに激しいスコールが来ることはまだ経験していません。
シェムリアップ特有のスコールなのでしょうか。
道端には露店もちょこちょこあるのですが、みんな大変そうです。
木が道を塞ごうとしています。
これもスコールのせいなのでしょうか。
激しいスコールで寒いのか、ヤギは縮こまっています。
こんな姿勢のヤギを初めてみました。
川のようなものが見え始めてきました。
これがトンレサップ湖の一部なのでしょうか。
大きな湖が出現!!
この後僕たちはボートに乗ってトンレサップ湖を見て回る予定ですが、このスコールの中はきつすぎます。
早くスコールが止むことを祈ります。
道路わきにTicket boothと書かれた看板があります。
チケット売り場に到着しました。
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トンレサップ湖のチケットの料金
土砂降りの中、チケット売り場に到着です。
こちらの窓口でチケットを購入できます。
チケットは一人25ドル。
僕の分とお姉さんの分で合計50ドルを払いました。
チケット売り場の隣にはカフェと売店、そしてトイレがあります。
スコールの中、トイレに行っていたおじさんは戻ってくる一瞬でびしょ濡れになっていました。
トゥクトゥクのドライバーも降りてきました。
コーヒーを買ってみんなで少し休憩です。
しばらく経っても天気は回復しません。
が、トンレサップ湖の舟乗り場を目指してまた出発する事にしました。
トンレサップ湖の舟乗り場
チケット売り場から離れるとすぐに景色は巨大な湖です。
水の中から伸びている木がたくさんあります。
こんな光景を見るのは初めてです。
道路と湖の間にガードレールなんてありません。
落ちてしまった残念な方もきっといるのでしょう。
雨はまだ止みません。
こんな雨の中、ボートに乗るのはかなり嫌です。
が、一瞬で晴れてきました。
青々とした空!
なんと清々しい!!
天気の変化が激しすぎます。
周りには舟もたくさん見えてきました。
チケット売り場から走る事数分。
ここが舟に乗るポイントのようです。
周りには食べ物や飲み物が売っている売店もあるので、トゥクトゥクから下りてビールを買い、舟に乗る装備を整えます。
僕がビールを買っている間にお姉さんは舟に乗る手続きをしてくれていたのでしょう、いつでも舟に乗れる状態になっていました。
10歳くらいの帽子の少年は親の手伝いをしているのでしょう、僕達を舟に案内してくれます。
お姉さんと一緒に少年に案内された舟に乗ります。
するとなぜか当然のようにトゥクトゥクのドライバーも舟に乗ってきました。
ドライバーのチケット代はかからないようなので、一緒に舟での観光を楽しむ事にします。
少年は舟の運転席に座りました。
親の代わりに何かのチェックをしているのかな、と思ったのですが……
なんとそのまま運転し始めました!!
舟は岸から離れていきます。
親の手伝いをしている思っていた少年が実はこの舟の運転手だったのです!!
かなりの驚き!!
だけど僕の驚きに反してお姉さんもトゥクトゥクの運転手も、少年が運転する事に対してはノーリアクションです。
カンボジアってこんな小さな子が舟を運転するのは普通の事なのでしょうか。
僕、お姉さん、トゥクトゥクドライバー、運転手の少年、数時間前までは知りもしなかった人達と一緒に舟に乗って巨大なトンレサップ湖の観光がはじまります。
トンレサップ湖の観光に関してはこちら。
トンレサップ湖までの所要時間と料金のまとめと地図
シェムリアップ市内からトンレサップ湖まではトゥクトゥク1時間ほどです。
料金は往復で18ドル。
この記事を読んでもらったらわかるように、バイクで行く事はお勧めしません。
トンレサップ湖のチケットの料金は一人25ドルとなります。
クルージングの営業時間は7:00から18:00となっています。
シェムリアップの楽しみ方
カンボジア・シェムリアップのお得な情報、楽しみ方、おすすめスポット、レストランなどについてはこちら。