タイに長く滞在するにはビザが必要です。
タイのビザはタイの隣の国、ラオスの首都ビエンチャンで取得する事ができます。
観光ビザ・Oビザ・ノンイミグレビザなどがあるのですが、僕はEDビザ(学生ビザ)を取得しにいきました。
学校からもらった書類を持って、ビザツアーを利用せず一人で行き、なんとなくでもなんとかなるだろうと思ってよく調べもせずにいったのですが、無事なんとかなってスムーズにビザを取得する事ができました。
ビザ取得の方法を説明します。
この記事を投稿した後、ビエンチャンでビザを取得したという読者さんからメールがきました。
いくつか変わった部分があったのでこの記事の最後に追記しました。
また、2019年からラオスのビエンチャンでタイのビザを取得するにはネットでの予約が必要になりました。
ネットで予約をする方法に関してはこちらで詳しく説明しています。
持って行くもの
ビザ取得の為に必要なものがいくつかあります。
僕の場合はEDビザの取得の為に、学校にもらった書類が必要です。
その他に、
・パスポート
・タイに来た時に書いた入国カード
・ビザ申請料2000バーツ
・タイの住所と電話番号とメールアドレスのわかるもの(電話番号を忘れたため、適当に書いてみたけど大丈夫でした。)
が必要です。
忘れずに持って行きましょう。
また、お金はラオスの通貨のキープだけでなく、タイバーツも使えます。
タイ大使館領事部の場所とビザ申請から取得の流れ
ビザを申請する場所はタイ大使館領事部になります。
地図上でEmbassy of Tailandと書かれている場所になります。
タイ大使館ではありません。
流れとしては、一日目の8:30分からの午前中の間に申請をする。
二日目の13:30分以降にビザを受け取る、です。
週末や祝日は申請も受け取りもできません。
ラオスの祝日だけでなく、タイの祝日もタイ大使館領事部は空いてません。
祝日も調べてから日程を決めましょう。
僕の場合は金曜日に申請をして、次の週の月曜日に受け取りに行きました。
一日目 ビザの申請
タクシーでタイ大使館領事部へ向かいます。
グーグルマップでタイ大使館領事部の場所を見せて、タイビザと運転手に言ったら僕の発音の悪い言葉でも余裕で伝わりました。
僕の到着時間は9時45分ごろです。
人はほとんどいませんでした。
他の人のブログを読むと結構混雑していると書いてありますが、もしかしたら週をまたぐのが嫌だと思う人が多いから金曜日は空いているのかもしれません。
タクシーから降りたらすぐに代書屋に声をかけられました。
代書屋はタイ大使館領事部のすぐ隣の場所にテーブルを置いてます。
料金は100バーツ。
とりあえずまかせておけばいいと思い、100バーツ払います。
パスポートを渡してEDビザを取得すると伝えます。
ラオスで宿泊しているホテルの名前と住所、電話番号、タイの住所と電話番号等を記入するので、代書屋がすぐに書けるようにスマホにメモしていたりするとスムーズにいきます。
タイ人の保証人を書く欄もありましたが、それは書かなくても問題ありません。
タイ人の保証人なんていないし。
タイのシムカードが入っている携帯の番号を忘れたので電話番号は適当に答えましたが、特に問題はありませんでした。
また、代書屋の後ろのスペースで証明写真も撮ってもらえます。
ネットにはあまり小汚い恰好は好ましくないというような事もかいてましたが、この時の僕の恰好はシャツと膝まで出てるハーパンでした。
どんなシャツかは代書屋の後ろのガラスに反射している僕の姿で見れます。
さらに1000バーツ払えばその他の事も色々と代行でしてくれると代書屋に言われました。
それは手っ取り早いと思い一度は払ったのですが、結局申請のカウンターでは自分で並ばないといけなかったりとあまり必要性を感じなかったので、途中でやっぱり自分でするといい、1000バーツは返してもらいました。
書類を書き終えたら今度はパスポートのコピーをとりに行きます。
代書屋にいた人についていきます。
コピーをとれるお店もすぐ近くにあります。
代書屋の人がお店のおばちゃんと話をして、必要なコピーをとってくれます。
コピーと代書屋が書いてくれた書類を持ってタイ大使館領事部内に入っていきます。
門から入り、道沿いにまっすぐ歩いていくとビザの申請と発行をする場所にすぐにたどり着けます。
テーブルに座っている人に代書屋が書いてくれた申請書類やコピー、パスポートを渡します。
僕の場合は学校でもらった書類もここで渡します。
パスポートはこの日は返ってきません。
ビザ取得の日にパスポートは返ってきます。
なので、それまではパスポートは所持していない状態になります。
番号札とこの紙をテーブルの人から渡されます。
4月30日にビザを取りに来てくれって事が書いてます。
この紙はビザ受け取りの日に提出するので、なくさないようにしましょう。
番号札と紙を受け取ればこの日の申請は終了です。
11時前には全部終わったので、所要時間は1時間くらいでした。
また、係の人にお金を払ってお願いすれば当日にビザを受け取れる事もある、なんて事も聞いた事があります。
早急にビザを受け取りたいのであれば、試してみてください。
大使館を出たらトゥクトゥクが客待ちをしています。
二日目 ビザの受け取り
僕は申請したのが金曜日だったので受け取りは週明けの月曜日でしたが、その他の場合は次の日にビザを受け取りに行きます。
この日僕はレンタルバイクでタイ大使館領事部まで行きました。
大使館前の小屋に駐車係の人がいるので、そこでお金を払ってバイクのナンバーを記入すればバイクを停める事ができます。
ナンバーを見るためにバイクの後ろに行くのがめんどくさかったのでナンバーは適当に書きましたが特に問題はありませんでした。
駐車料金はいくらか忘れましたが、かなり安いです。
ラオスの移動はレンタルバイクがとても便利です。
トゥクトゥク一回分の料金で一日レンタルできます。
パスポートなしでもバイクをレンタルする事ができました。
ビザの受け取りはビザの申請をした場所と同じ場所でします。
13:30になったら、カウンターの上にある電光掲示板に番号が出てきます。
掲示板の左の三桁の番号が整理券の番号、右の二桁の番号は受け取るカウンターとなっています。
自分の番号になったらカウンターでビザを受け取るという流れです。
僕の前に座っているいばあちゃんの髪の毛が気になります。
どこの国にも髪の毛を紫に染めてるばあちゃんっているものなのですね。
僕は40番。
列の流れは速いです。
10分後の13:40分に僕の番号が表示されたので、カウンターに行きます。
カウンターの人に申請の時にもらった紙と整理番号を渡します。
そしてビザ発行手数料の2000バーツを払います。
この時僕は財布の中に1000バーツしかありませんでした。
なので、1000バーツをまず払って足りない分はラオスの通貨キープで払いました。
ラオスの通貨、キープは桁が大きすぎてよくわからなく、不足分が何キープかもわからなかったので、財布をカウンターの人に渡して必要な分を取ってもらいました。
お金を払ったらパスポートを返してもらえます。
パスポートにはスタンプが押されています。
スタンプにはVISAって書かれてます。
これで無事にビザゲットです。
追記 読者さんから頂いたメール
2018年10月にビエンチャンでビザを取得した読者さんからいただいた情報です。
変った点とこの記事に書いていない情報を追記します。
1)書類の書き方
『代筆屋さん(写真のおっさん)に頼んだのですが、名前、住所(日本とタイ)、電話番号は直接自分で用紙に書かされ、その他はおっさんが書いてくました。
そしたら受付で「全部自筆じゃないとダメ!」と突き返され、改めて自分で書き直ししなければいけなかったです。
記入見本ゲットとパスポートのコピーをしてもらうためなら依頼してもいいかもですが、自分で書いて分かったけど、イミグレカード程度の簡単さなので(しかもおっさんの内容テキトーすぎ)、自分で書くのがいいと思います。
私の前の人たちも、やっぱり書き直しさせられたり、「ほんとに自分で書いたのー?」と疑われたりしていました。』
という事で、書類は全部自分で記入しましょう。
わからない部分は代書屋にどう書けばいいか聞けば大丈夫です。
2)ぼったくる代書屋
『代筆屋のおっさんがビザ申請必要書類一覧っぽいものをちらつかせて、「あんた書類足りないよ!」と言ってきました。
そんなこと言われても学校からもらった封筒ごと持ってきたのでどうしようもないと言うと、しつこく「あーあ、こりゃタイに戻って書類取り直しだよー、また来ないと行けないねー」などと不安をあおってくるので(心は)半泣きになってしまいました。
おろおろしてると、「ま、おれはベテランだし一緒に行って話をつけてやることもできるかもしれない」と言い出すので、これは怪しいと思い、とりあえず一度自分で行ってみると言いましたが、結局何も問題ありませんでした。
付き添いにいくら要求するつもりだったのか分かりませんが、何と言われても大丈夫なんで、払わなくていいです!』
読者さんは危うく代書屋に嘘をつかれて必要のないお金を払わせられそうになったようです。
きっと読者さんは英語が上手なのでしょう。
僕は英語力がないので、不安を煽られるような事を言われても理解できません。
記事に書きましたが、僕は払ったお金を後からやっぱりそのサービスはいらないと言い返してもらいました。
大使館前でもめると代書屋は困る事になると思うので、お金の返却を求めたらすぐに応じてくれると思います。
3)混雑する日
『月曜日木曜日がツアーの方で混雑すると聞いていたので、火曜日に行きました。
月曜日が祝日なのは知っていましたが、きっとツアーも休みのはず!と思ってたら、あらゆるツアーが来ていて大混雑でした。
到着したのが10時30分くらいで門のところまで行列が出来ていて、終わったのが13時30分くらいでした。私の後ろに50人くらいて、番号は760番でした。
でも途中で入場規制することもなく、12時まで開いていました。』
ツアーで行くと行列に並ぶ可能性が高いようです。
僕が行った時は行列なんてできていなく、ガラガラでツアーの人もいませんでした。
番号も40番だったし。
運がよかったのか、金曜日が混まない日なのかはわかりませんが、次にまたビエンチャンでビザを取る機会があれば金曜日に行こうと思います。
ラオス ビエンチャンの楽しみ方
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