2020年、バンコクに超人気ラーメン店の屯ちん(とんちん)が進出しました。
屯ちんはラーメン激戦区の東京・池袋でも特に有名な豚骨ラーメン屋さんで、東京に住んでいるラーメン好きだったら誰もが一度は食べた事があるでしょう。
日本の有名店やご当地ラーメン店が多く進出しているバンコクもラーメン激戦区でありバンコク在住のラーメン好きの僕としてはとてもありがたいのですが、屯ちんまで進出してくるとは嬉しい限り。
数年ぶりの屯ちんを味わいたく、食べにいってきたので紹介します。
屯ちんの場所と行き方
これを書いている2024年現在、屯ちんはバンコクに3店舗、サイアムパラゴンやエムスフィア内にあります。今回僕が行ってきた屯ちんはバンコク一号店で最寄り駅はBTSチットロムになります。チットロムには東京で鬼のような行列を作る麵屋一燈やミシュラン獲得店の蔦もあり、バンコクの東京有名ラーメン店スポットとなりつつあります。
チットロム駅と直結している駅近ショッピングモール、赤い建物でとても目立つバンコク マーキュリーヴィレの一階に屯ちんはあります。
一階の入り口から入ってすぐの所に屯ちんはあるので、初めての方でも迷う事はないでしょう。
プレオープンしたばかりの10月上旬の13時頃はお店にものすごい行列ができていました。東京の有名店の屯ちんはタイ人にとっても非常に関心が高いようです。
行列に並ぶのが嫌だったので一週間後の14時頃に再び行ったら、行列はありませんでした
2021年、サイアムパラゴンのG階、水族館へ続くエスカレーター付近にも屯ちんがオープンしました。
サイアムパラゴンの屯ちんはカウンター席メインでテーブル席は少しの上、壁がないお店です。お店の雰囲気の違いからでしょうか、材料は同じなのでしょうが、マーキュリーヴィレんの屯ちんの方が美味しい気がします。
屯ちん お店の様子
日本の店舗とは違いオシャレな外観は、屯ちんと書かれたロゴまでオシャレです。
行列はできていなくても席は8割方埋まっていて繁盛しています。
客層は団体のおじさん軍団や昼休憩のOLさんたち、一人で来ている女性などで、バンコクのラーメン屋では珍しく日本人客は僕だけで他はオールタイ人。
一人の僕は店員さんが作ってくれた一人用のテーブル席に案内されました。
屯ちんのメニューとお値段
2020年11月からはメニューが追加される予定のようですが、10月のプレオープンの屯ちんのメニューを紹介します。
東京豚骨ラーメン、190バーツ。
魚豚ラーメン、210バーツ。
担々麺250バーツ。
プレオープンのラーメンメニューはこの3種ですが、バンコクでラーメンが200バーツを切るのはとてもリーズナブル。
手羽先、餃子、ポテトサラダ、枝豆といった前菜もあります。
煮玉子やネギ、メンマ、バターなどのトッピングもたくさんあります。
メニュー表の一番上と一番下に値段の違う煮玉子が書かれていますが、下の煮玉子は鶏肉の誤植のようです。
水は30バーツ。
ビールはタイのビールとサッポロがあります。
ギョウザを頼むか頼まないかですごく迷ったのですが、僕が決断したベストなタイミングで「ご注文はおきまりですか？」とタイ人店員のお姉さんが日本語で注文を取りにきてくれました。
屯ちん いただきます
タイ人店員のお兄さんが「お待たせしました」と日本語で言って、ものすごく丁寧にテーブルに置いてくれた僕の注文した東京豚骨ラーメン、190バーツ。
とても美味しそうな見た目をしています。
臭みが一切ないトンコツスープは嫌な重さも感じません。
麺は池袋の屯ちんと同じちぢれ麺。
数年ぶりに食べた屯ちん、「あれ？こんな味だったっけ？」と思いながら食べたのですが、大満足のお味。
「あれ？こんなにお肉いっぱいだったっけ？」と思いながら食べた、190バーツなのに考えられない量のたっぷりお肉。
香ばしいチャーシューも入っています。190バーツなのにこのお肉の量、肉好きにはたまらないでしょう。
黄身の半分が半熟の煮玉子はトンコツスープとよく合います。
卓上にはニンニクもあります。中盤でニンニク大量投入。
ラーメンは臭くするほど美味い。ニンニク味変も堪能して大満足の一杯。190バーツという安さが信じられません。
ギョウザは100バーツ。丸くて一口でほおばれるサイズです。
タレはお店が調合した物になるのですが、辛さ耐性が全くない僕にとってはちょっと辛め。なのでタレをつけずに食べたのですが、餃子自体の味が強いのでそれでも十分美味しい。
後日訪れた際は醤油や酢などの卓上調味料が置かれていて、餃子のタレは自作できるようになっていました。ただ、餃子を注文するとお店で調合したタレもついてきます。
お会計はラーメンと餃子と水にVATと5％のサービスチャージがあり、合計359バーツ。
呼んでも店員が来ない、トッピングの具材は別卓にあってセルフで取りにいかないといけない、というようなお店でのサービスチャージはムカつきますが、非常に店員さんのサービスがいいので屯ちんでは納得の5％。
屯ちんは今後も何度も行く事になりそうです。
こちらは後日訪れた際に注文した担々麺。お値段は220バーツでオープン当初よりも30バーツ安くなっていました。
見た目はものすごくからそうでしたが、実際に食べてみると松屋のカレーすらも辛くて食べれないほど辛さ耐性のない僕でも美味しく食べれるピリ辛感。
若干の刺激とマイルドさを感じるスープで、坦々麺もすごくおいしかったです。
タイ人に担々麺と豚骨ラーメンを食べ比べてもらってどちらが美味しいかを聞いてみました。タイ人は辛いのが大好きなので担々麺の方が好みかと思ったのですが、豚骨の方が美味しいとの意外な答えが返ってきました。
とはいえ担々麺も十分美味しいです。ただ、初めて屯ちんにいく人には豚骨ラーメンを圧倒的におすすめします。
屯ちんで食べた後は
とっても美味しい屯ちんのラーメンですが、心配なのはカロリー過剰摂取でのラーメン太り。
カロリー過剰摂取が不安な方におすすめなのは食べた脂を吸収せずに排出してくれる肥満治療薬のゼニカルになります。
日本やタイでゼニカルを買う方法や僕がゼニカルを使って痩せた体験(写真付き)はこちら。
周辺のおすすめスポット
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屯ちん 営業情報と地図
住所(英語) Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
住所(タイ語) แขวง ลุมพินี เขตปทุมวัน กรุงเทพมหานคร 10330
電話番号 098 242 9585
