昨今バンコクではうどん屋がやたらと増えてきています。それもなんちゃってうどんではなく、うどん好き日本人が食べても美味しくて満足できる本格的なうどん屋さんです。
それを受けてなのかなんなのかはわからないですが、僕周りのタイ人でもうどんが好きな人が増えてきています。シーロム・サラデーン駅周辺でもコロナ後一気にうどん屋さんが増えてきて、うどんを食べたいというタイ人と一緒に行く機会がかなり増えてきました。
うどん屋激戦区となってきたバンコクのシーロム・サラデーン駅周辺のうどん屋さんを3店紹介するので、おいしいうどんを食べたいという方は参考にして下さい。
手打ち蕎麦うどん すなみ
場所と行き方
手打ち蕎麦うどん すなみの最寄り駅はBTSサラデーン駅になります。タニヤ通りにあり、駅と直結しているタニヤプラザの4階にお店があります。
タイの料理の鉄人に出演して勝利したYasunori Sunami氏のお店という事で興味を持っているタイ人が多いお店で、店内で手打ちで作られた麺を食べる事ができます。
お店の様子
こちらがお店の外観になります。4階の角にあり店の外からでも店員さんが麺打ちしている姿を見る事ができます。
広い店内はお昼時に行くと日本人とタイ人のお客さんでほぼ満員となっています。
テーブル席とカウンター席があり、カウンター席では料理を待っている間調理している姿や麺を打っている姿を見る事ができます。
常に麺を作り続けている店員さん。見事な手際で熟練感を感じます。麺打ち技術を身に着けるために相当努力したのでしょう。
メニューとお値段
蕎麦やうどんだけでなくとんかつやさわらの西京焼き定食など様々な和食メニューのあるすなみ、その一部のメニューとお値段を紹介します。また、今回僕が行ったのはランチで、メニュー表はランチメニューとなっております。
蕎麦は冷と温があります。もりそば(冷)とかけそば(温)は260バーツ。
鴨汁せいろは350バーツ。
えび天ぷらそばも350バーツ。
うどんも冷と温があり、ざるうどん(冷)とかけうどん(温)は190バーツ。
ぶっかけ明太とろろうどんは350バーツ。
カレー南蛮うどんは320バーツです。
うどんは麺をきしめんに変更する事も可能です。
また、そば・うどんと丼系のセットメニューもあります。セットメニューは麺+親子丼セットや麺+かきあげ丼セットなどがあり、お値段は350~400バーツです。
いただきます
蕎麦の評判もとてもいいすなみですが今回注文したのはかき揚げ天ぷらうどんでお値段は290バーツ。かき揚げは巨大で食べ応えばっちりです。
均一の太さに切りそろえられた麺はコシのないタイプの柔らか麺でスープとの相性も抜群。
かき揚げを投入し、麺・スープ・柔らかくなったかき揚げを同時に口の中に入れるとすごく美味しく、一気に食べてしまいます。
かき揚げ用の塩も別皿で用意されていて、かき揚げ単品の味とサクサク感も堪能できます。
僕は友達からシーロム近辺でうどんを食べるにはどこがいいと聞かれたら、まずはすなみへ行く事をおすすめしています。
地図
至高
場所と行き方
至高はこれを書いている現在、シーロム駅前とルンピ二ー近くのランスアン通りとチョンノンシー駅前のエンパイアタワー内の3店舗があります。
今回僕が行ったのはシーロム駅前にあるモール、シーロムエッジ(Silom Edge)内にある至高です。シーロムエッジは2022年にできたばかりのモールで24時間お食事を楽しめたり、機材は違うけど日本でもおなじみのカラオケまねきネコがあるので家族や友達同士で楽しめたりできるスポットです。
シーロムエッジの、日本でいう所の1階に至高はあります。外からでも店内の様子を確認する事ができます。
お店の様子
こちらが外観です。経営者はたぶん日本人ではないっぽいです。
店内はこんな感じです。店の端っこにテーブル席。真ん中に巨大なテーブル席。キッチン前と窓際にカウンター席があります。夜の遅い時間に行ったのでお客さんの数はすくなかったですが、お客さんは僕以外全員タイ人でした。
もともとランスアン通りにあったのですがタイ人に大人気のお店となったため店舗を増やし、これを書いている現在はバンコクに三店舗あるまでに成長したようです。
写真を撮っていいか聞いたら黙々と調理をする店員さんの隣でピースしてくれた店員さん。こういう店員さんのおかげでお店の雰囲気はとてもよく、僕のタイ人奥さんは注文する際に話しやすかったのでしょう、色んなことを質問しまくってから食べるものを決めていました。
メニューとお値段
数々のうどんメニューとアルコール類のある至高。その一部のメニューとお値段を紹介します。
かけうどんは190バーツ。
きつねうどんは220バーツ。
明太子うどんは390バーツ。
ざるうどんは190バーツ。
ざる胡麻ダレは240バーツ。
肉ひやあつは290バーツ。
おつまみ系の枝豆は60バーツ。
天ぷら盛り合わせは280バーツ。
アルコール類はビールやサワー系、日本酒・梅酒系があります。
また、カツカレーや牛丼といったご飯系もあります。
いただきます
まずはビールで乾杯。サッポロビールは95バーツ。
僕が注文した野菜かきあげ天は240バーツです。こちらのかき揚げも厚みがありかなりのボリュームで、食べ切った後はお腹パンパン。
また、麺は讃岐麺か平べったいきしめんから選べます。
奥さんが注文した天ざるは360バーツ。そばのように別皿のつゆに麺を浸して食べる形式です。
こちらも天ぷらの量がものすごく多く超ボリューム。天ぷらは衣がかなり多めですが、それが至高の個性なのでしょう。
届いたうどん二つを並べるとものすごい揚げ物感。揚げ物好きにはたまらないでしょう。
シーロムエッジ店のみタイでは珍しい24時間営業なので、夜中にうどんを食べたくなった、飲みながら食べたいという時に活用できる至高です。
地図
鶴うどん
場所と行き方
鶴うどんはこれを書いている現在バンコク内に3店舗あります。
タニヤ通り、セントラルワールド内、トンロー駅近くにあるのですが、今回僕が行ったのはタニヤ通りの鶴うどんです。駅方面からきてタニヤ通りの終わりあたりに鶴うどんがあります。
鶴うどんの特徴としては超コシ強麺。コシのあるうどんが大好きという方には特におすすめです。また、タニヤの鶴うどんは場所的にも飲んだ後の〆にも活用できます。
お店の様子
こちらが鶴うどんの外観です。隣には安くておいしいラーメンを堪能できる七星があります。
店内は長細くて狭めで立ち食い蕎麦系のような雰囲気ですが、本格的なしっかりとしたうどんを食べる事ができます。
メニューとお値段
様々なうどんメニューのある鶴うどん。一部のメニューと料金を紹介します。
ざるうどんは210バーツ。
ぶっかけおろしは210バーツ。
きつねうどんは240バーツ。
豚しゃぶうどんは260バーツ。
また、麺の大盛は30バーツです。
トッピングは温泉卵やエビ天やなす天などがあり、40~290バーツ。
ソフトドリンクは20~40バーツ。
デザートのプリンは120バーツ。
その他にもサーモン丼や天むすなどのご飯系もあります。
いただきます
注文した天ぷらうどんは360バーツ。鶴うどんはどのうどんもとてもいい感じに盛り付けしてくれます。
写真だと小ぶりサイズに見えますが、お皿が巨大なために小さく見えてしまいます。実際はかなりのボリューム感です。
スープの色は薄めです。これって関西系なのでしょうか。透明感の強いうどんスープはほとんど食べた事がありませんでしたが、しっかりと味のある美味しいスープです。
顎が弱い人はもしかして食べにくいのでは、と思わせるほどの超コシ強麺。いつまでも鶴うどんの麺を美味しく食べれるくらいの顎の強さはキープしておきたいものです。
天ぷらのサクサク感を捨ててスープを染み込ませた状態で食べたくなり、そしてスープには天ぷらの油を混ぜ合わせたかったので美しく盛られていた天ぷらを序盤で崩していただきます。
天ぷらも麺もかなりのボリューム、そしてコシ強麵とスープも美味しく食べ切ったあとはお腹いっぱい。大満足のうどんタイムを過ごせました。
地図
以上、バンコクの美味しいうどん屋3店の紹介でした。
タニヤの鶴うどんのとなりにあるラーメン屋の七星についてはこちら。
笹弥のランチのなべ焼きうどんも美味しいです。
うどんメニューもある激ウマお寿司を食べれる味匠についてはこちら。
僕のYouTubeチャンネルではバンコクのおすすめのカオソーイのお店を4店紹介しています。