バンコクに住む普通のローカルタイ人が住んでいる部屋は、日本人の感覚からすると家賃が激安だったりする所もあります。
バンコクの激安物件に引っ越してみたいけどどんな感じなんだろうと思う方や、タイに住んでいるけど一般的な所得のタイ人との交流がなく、普通の人たちが住んでいる部屋はどんな感じなんだろって気になるって方もいると思います。
タイ人の友達が家賃3300バーツの部屋に引っ越しをするというので手伝ったのですが、その時アパートの写真もいっぱい取ってきました。
バンコクにある、日本人の感覚からしたら激安の物件の部屋やアパート内の様子を紹介します。
駐車場と階段
タイ人の友達が引っ越しをしたアパートがあるのはサトーンになります。ゴリゴリのローカル感が漂う地域で周辺に住んでいるのはほとんどがタイ人です。
アパートには駐車場があり、車は4台くらい停めれます。駐車場の壁際に銀色の扉があり、その扉をあけると細い通路となっています。
通路の先にアパートの階段があります。
扉は常に空きっぱなしなので防犯レベルはかなり低いです。また、通路も狭いので、巨大な家具を運ぶのは難しいでしょう。
アパートは3階建てでエレベーターはなく階段のみ。階段は段が水平ではなくなっていて、足を乗せるとグラグラするところもあります。
全部屋にエアコンがないと思われるのでドアを開けっぱなしにして部屋の中にいる人もいますが、ドアを開けっぱなしにしていると階段や踊り場から部屋の中が丸見えです。
僕はアパートの通路を歩いている際、部屋の中でフラフープをしているお姉さんをみました。
水道・トイレ・シャワー
各部屋には水道やトイレやシャワーはありません。水道・トイレ・シャワーは共同で3階にあります。
共同スペースに水のタンクがありその水を使って食器などを洗います。
洗濯は共同スペースで手で洗うか、近くのコインランドリーを使うといった感じです。共同スペースで洗濯をしたらそのまま共同スペースに干すといった感じです。
洗濯物を他の住民にパクられるなんてことはなさそうでが、洗濯プライバシーはありません。
共同スペースにはシャワーのある個室トイレが3つあります。
トイレは桶に水を入れて流すタイプ。シャワーは暖かいお湯はでません。
このトイレでウンコをしていたら隣の個室で住民がシャワーを浴び始めました。すごく落ち着きませんでした。
部屋の様子
共同スペースの前にある部屋が友達が引っ越しをした部屋です。部屋の中に窓は一つで共同スペース側にあるだけ。
カーテンがないので共同スペースを使う人から部屋の中は丸見えです。なので友達は窓に巨大な布を張ってプライバシーを確保していました。
部屋の広さは6畳ほど。東京のワンルームのアパートといった感じです。仏様のポスターやシールは以前の住民がはったもので、ハウスクリーニングをされた気配はありません。
引っ越したてなので家具はありませんが友達はこの後棚とテーブル、椅子、扇風機、布団を購入して部屋に置いていました。
このアパートにはこんな感じの部屋が10部屋ほどあり、一人暮らしをしている人やカップルで二人で住んでいる人たちがいました。バンコクの一般庶民の月給は1万5000バーツ以下くらいなので、一人暮らしをしている人はこんな感じの部屋に住んでいる人が多いのでしょう。
3300バーツという家賃の安さは魅力的ですが、日本人が住むにはちょっとハードルが高いかもしれません。タイ生活に慣れていて、タイ語も話せるという方だったら普通に暮らせると思います。
友達の荷物運びを手伝っていたらカップルで住んでいる住人が友達とムーガタパーティーをしていて、僕もまぜてくれました。
屋内で炭を焼き七輪を使ってのムーガタ。換気があまりよくなくなかなかのモクモク具合でしたが、ろくに言葉も通じない僕にみなさん優しくしてくれてすごく楽しいお食事タイムになりました。
ちなみにこの部屋には料理用に使うためのプロパンガスのボンベも置いてありました。何かあったら住人丸ごと大惨事でしょう。
以上、バンコクの家賃3300バーツの部屋の紹介でした。
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