なんとなくバンコクに移住してみました

2018年に日本語しかわからないけどバンコクに移住してみました。バンコクへの移住方法や生活情報、タイや東南アジアの旅行情報を書いています。

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バンコクに住むローカルタイ人の日常

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バンコクに住む多くの日本人って意外とローカルタイ人がどんな感じで日常を送っているのかわからないって人が多いと思います。

バンコク在住日本人や旅行者が絡むタイ人って、頭がよくて学の高い人やタイ語以外も話せる人、日本人相手や日本人と一緒に仕事をしている人、日本に興味があるって人がほとんどだと思います。

特に日本に興味はなし、タイ語しか話せない、高卒もしくは中卒または小卒っていう一般のローカルタイ人とは、バンコクですれ違ったり、買い物の時に多少絡む事はあってもどんな人達でどんな生活を送っているんだろうって謎に感じている日本人も多いのではないでしょうか。

という事でバンコク在住日本人や旅行者にとっては近くて遠い存在の一般的なローカルタイ人がどんな生活を送っているのかを紹介します。

 

ローカルタイ人の日常

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こちら、ローカル感漂うタイ人以外を見かけた事がない路地ですが、アジアンティークの近くにあり立地はかなりいい場所です。

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この日はこちらのタイ人のみが住んでいるアパートにお邪魔しました。アパートの隣には木製の壊れたようなドアがある小さな建物がありますが、この建物を僕は物置小屋かなんかだと思っていました。

でも、この建物にはおじいちゃんが一人で住んでいました。

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毎回僕は瓶ビールを3本くらいお土産に持っていきます。このあたりのローカル商店では禁酒日でもこっそりビールを売ってくれてありがたい。

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アパートの一階にはタイ人夫婦が住んでいます。僕が遊びに行くと毎回奥さんは料理を作り始めます。

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奥さんが作ってくれたものをつまみにビールを飲みます。タイでも手作りの家庭料理ってすごく美味しい。

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飲み食いしているとおばちゃん達が普通に部屋の中に入ってきます。

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このアパート、一階は全部夫婦の部屋となっています。

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キッチン・ダイニングの横は寝室となっていて、ベッドやテレビが置いてあります。普通の住居なのでお金や貴重品も置いてあるのでしょう。

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二階は3部屋あって、それぞれの部屋に人が住んでいます。

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色んな人が当たり前のように夫婦の部屋に入ってきてくつろぎ始めます。

最初はアパートの上の階に住んでいる住人かと思ったのですが、どうやら違うようです。

自分のプライベートスペースに勝手にずかずかと人に入られても、夫婦は特に気にしている様子はありません。

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そして普通に奥さんの料理を食べたり自分で持ってきたビールを飲んだりしながらおしゃべりタイムが始まります。

奥さんは一時期大阪で水商売をしていた事があるようで、日本語もほんの少しだけわかるのですが、しゃべった事の8割は僕が理解できない感じです。

他の人たちは日本語は一切わかりません。

僕は一切タイ語がわからないので皆さんとの会話はできませんが、それでもみんな明るくて気がいい人達なので、みんなと一緒にたのしい時間を過ごせます。

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ドアは全開で外から中は丸見え状態。夫婦の家がたまり場になっているのは通りを歩く人にもしっかりと伝わります。

日本の田舎の夏休みってこんな感じのイメージがありますが、今もそうなのでしょうか。

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スキンヘッド氏は僕が持って行ったイカの塩辛がお気に入りで、バクバク食べています。

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隣に住んでいるじいちゃんも、さも自分の家のように普通に上がり込んできました。

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暗くなってくると、旦那さんが野菜を刻み始めました。

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そして奥さんと一緒に晩御飯づくり。

僕もその他の人達も、タイ人夫婦の晩御飯にあやかるつもりです。僕は毎回食事のお礼にとビールやつまみを持っていきますが、スキンヘッド氏はなんの手土産もなしで晩御飯にあやかります。

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旦那さんも料理をし始めます。

男は家事を一切しない。飯は女が作るべし。という、残念な価値観はタイには存在しないのでしょうか。

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美味しそうな料理が次々と出来上がっていきます。

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毎回おかずをたっぷりと作ってくれる夫婦。僕が辛いのを食えないというのを知っているので、どの料理も辛さなし。もしくは辛さ控えめ。

おかげで毎回手料理を美味しくお腹いっぱい食べる事ができます。そしてお腹いっぱいになったら僕は帰宅します。

今は日本ではこういう感じの人間関係・ご近所関係ってなくなってきていますが、バンコクに住むタイ人は、こんな感じでいい日常を過ごしています。

言葉が通じない、得体のしれない僕とも楽しい時間を過ごしてくれるタイ人の皆さんは本当に優しくていい人達。

 

この人たちのその後

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旦那さんも奥さんもとても優しい素敵なタイ人夫婦でしたが、それから月日がたち、タイ全土をコロナが襲った頃、ある日遊びに行ったら二人は離婚していました。

部屋の中に家具はほとんどありませんでした。

あんなに仲良さそうな夫婦だったのに。人はみんな色々あるんですね。

さらに隣のじいちゃんも亡くなりました。人生は諸行無常です。

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