なんとなくバンコクに移住してみました

2018年に日本語しかわからないけどバンコクに移住してみました。バンコクへ移住方法や生活情報、タイや東南アジアの旅行情報を書いています。

クーデター前のミャンマーで平和に暮らす人たちの姿

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2021年、ミャンマーは軍のクーデターで大変な事になっています。

各国から選挙監視団体が派遣されての選挙だったのに、軍は選挙は不正だったと言いがかりをつけて政権奪取しやりたい放題。

ミャンマーに住む人達は生活をぶち壊され、虐殺されまくり、抑圧された軍事政権時代が戻ってくる事と死の恐怖で不安な毎日を過ごしているんでしょう。

治安部隊の発砲で抗議デモに参加した武器を持たない一般市民は現在数百人が死んでいますが、さらに多くの一般市民が殺されるのでしょう。10代20代の若い人たちも発砲で殺されたり、小さな子供が拘束されたり殺されたりなんてニュースを見ると嫌な気持ちでいっぱいになります。

僕は過去二回ミャンマーに旅行に行って楽しい思い出をたくさん作ってきました。楽しい思い出がたくさんできたのは、ろくに言葉も通じない僕に対して優しくしてくれたミャンマー人がたくさんいたからです。

日本人ってミャンマー人がどんな感じの人たちでどんな風に日常をおくっているのかわからない人が多いと思います。

ミャンマーに行った時、僕はたくさんの人に写真を撮らせてもらったり、勝手に撮ったりしていました。ミャンマー人ってどんな人達で、クーデター前はどんな風にすごしていたのかを紹介します。素敵な笑顔のミャンマーの人達の姿をみて、今のミャンマー人の状況を考え心を痛めてください。

 

ゴールデンロックの人達

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ヤンゴンから5時間ちょいの山の上の寺院にある、今にも崖の上から転がり落ちてきそうなゴールデンロックは、仏陀の遺髪の聖なる力のおかげで落ちてこないのだそうです。

ミャンマーの人達だけでなく世界中の観光客にも人気のゴールデンロックやその周辺で出会ったミャンマーの人たちを紹介します。

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ゴールデンロックのある山のふもとの町はゴリゴリのローカル地域。ローカル感満載の露店やお店で観光客相手にお土産品や食べ物を売っている人達がたくさんいます。

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唯一KFCだけはローカル感を感じませんでした。

店員さんは帽子の下に髪の毛落下防止のニットもかぶっていますが、KFCの中でもミャンマーが世界で一番衛生観念が強いかもしれません。

僕は水洗トイレをもとめ、ついでにご飯も食べようと思いKFCに寄ったのですが、思った通りトイレは水洗でとても綺麗に掃除されていました。

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山上に行くトラックに乗ったら、隣にいる夫婦に「KFCでうちの子が落とした風船をひろってくれたでしょ?ありがとう。一緒に写真を撮ろう」と言われました。

舌を出してアホ顔して写真に映ったら、旦那さんも微妙に舌を出していました。 

ペアルックのお二人さん、仲良し夫婦でうらやましい限り。でも子供は写真に興味なしといった感じです。

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山上についてもゴールデンロックまでは少し歩かないといけません。ゴールデンロックへと続く道には露店が並んでいます。

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 かわい子ちゃんが店番をしていたので写真を撮らせてもらいました。 

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また店番をしている帽子を被ったかわい子ちゃんがいたので写真を撮らせてもらいます。写真の撮られ方がとても上手です。

帽子のかわい子ちゃんが、あの子の写真も撮れば?と向かいのお店を指さしました。

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なんだか神聖な雰囲気をまとった向かいのかわい子ちゃんです。カメラを向けても一切表情を変えませんでした。

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かわい子ちゃんが三人が店番をしていました。

なぜか三人で爆笑しています。この年代の女子がよく爆笑するのはどの国でも同じのようです。

後ろにもいるよ、と指をさされたので女の子達の奥を見てみます。

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小さなかわい子ちゃんがいました。すごく綺麗な顔立ち。将来ものすごい美人になるのでしょう。

この子の写真を撮っていたら、三人組の女の子達はまた爆笑していました。

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メガネ売りの少年。少年は自分がかけているのと同じメガネを売っています。

少年に声をかけられたのですが、僕はこのメガネはいらない。なので断ります。

が、少年の写真を撮らせてもらったら、写真を撮ってくれたお礼にプレゼントするよ、とでもいったのでしょうか、メガネを差し出してきました。

さすがに少年から無料でもらうわけにもいかないし、写真を撮らせてくれたのでお礼としてメガネを購入。

小さいのに優しい少年、親が立派な人なのでしょう。

イエレーパゴダの人達

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映えスポットとしても人気の世界中から注目を集めている水上の寺院、イエレーパゴダ。

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イエレーパゴダに入るにはまず参拝セットを購入します。明るいおばちゃん達が言葉がわからない僕にも一生懸命説明してくれて、参拝セットも売ってくれます。

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イエレーパゴダに行くには5分ほどボートに乗って移動します。多くの人が手に参拝セットを持っています。

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しかし僕が売りつけられた参拝セットは他の人と比べても明らかに多すぎる!!重すぎて参拝セットを持っている手は常にプルプル震えている状態。カメラを向けられても笑顔になれません。

入り口のおばちゃん達、僕が何もしらないからってやりやがったな!!と思いました。

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寺院内にはちびっこ僧侶がみんなで並んで記念撮影。老師がアイフォンで写真を何枚も撮っていました。

ちびっ子たちのニコニコ笑顔に老師も癒されているのでしょう。

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タバコを吸っていたら地元人のお兄ちゃんがきて、タバコ交換しようよ、と話しかけてきました。俺のタバコはミャンマーで買った物だけどいいの?と聞くと、OK、OK!との事なのでタバコを交換。お兄ちゃんにとっては外国のタバコを吸いたいじゃなくて、お互いのタバコを交換するって事に何かしらの意味があったのでしょう。

お互い言葉が通じない同士で一服。

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さらに猫も寄ってきました。

日本人のおっさんとミャンマー人の青年、そして猫。言葉が通じない3人でしばらく心地よい時間を過ごしました。

僕の手にある参拝セットの中にはポップコーン的な物もはいっていました。これは小腹がすいたら食べる用なのかな、と思いベンチに腰掛け食べようとしたら、「ノーー!!それは食べるものじゃないよ!!」と参拝に来ていたお姉さん達が教えてくれました。危うく食べるところでした。

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お姉さんたちにお礼をいい、記念に写真を撮らせてもらいました。カメラを向けたらみんなキリッ!となりました。

赤ちゃんを抱いているお姉さんは坊主ですが、ミャンマーでは宗教の儀式的な事で女性も丸坊主にする事があるようです。

ミャンマーでは時々坊主の女性を見かけますが帽子をかぶっていないので、坊主頭は恥ずかしいという事ではなく、ミャンマー人として誇り高い事なのでしょう。

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参拝セットのポップコーン的な物は川にいる魚に投げるものでした。みんなが川に投げているポイントに行き、僕もポップコーンを投げるのですが大量に売りつけられたのでなかなか減らない。

すると隣にいたポケモン少女のポップコーンがなくなったので、一袋あげるよ、と渡してあげました。

ポップコーンが増えた事でポケモン少女はすごく嬉しそう。一緒に魚を狙ってポップコーンを投げ、少女に癒しをいただきました。

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イエレーパゴダを出て帰ろうとしたら参拝セット売りのおばちゃん達が昼ご飯を食べていました。『何もしらない俺に大量に物を売りつけやがって!クソ!!』と思っていたのですが、おばちゃんの食べている物が気になります。

なに食ってるの?と聞いてみたら、おばちゃんは僕にくれました。

白身魚の唐揚げ的なものなのですが、これが美味い!

これ美味いじゃん!!なにこれなにこれ!??と聞いてみたら、今度はおばちゃんが魚の唐揚げを一袋くれました。さらにペットボトルの水も一つくれました。

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さらにその後休憩時間になったおばちゃん達と一緒にランチ。僕はもらった魚の唐揚げやおばちゃん達のおかずなどをいただきます。

たくさん参拝セットを売りつけられた事はもうどうでもよく、全く言葉が通じない僕とも楽しい食事をしてくれたおばちゃん達には感謝しかありません。

たくさん参拝セットを売りつけられたといっても、ミャンマー人より圧倒的に稼いでいる僕からしたら大したことのない金額。僕にたくさん売ったお金で家族と美味しい物を食ってほしいと思いました。

おばちゃん達は帰りのバス停の場所も僕に一生懸命教えてくれました。

 

ヤンゴンの人達

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ヤンゴンではバイクが禁止だからでしょうか、僕が住んでいるバンコクよりも渋滞がエグイ。ヤンゴンのダウンタウンやその周辺、日中は車だらけです。

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ダウンタウンの歩道は人がたくさん歩いているし、露店もたくさん並んでいて常に大賑わいです。

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他の国と比べてもかなり独特の雰囲気のミャンマー。日中は近くのお寺のスピーカーからよく大音量でお経が流れてきます。時に一晩中大音量でお経が鳴っている日もあります。

お経、渋滞、人々の喧噪で、ヤンゴンの街中は賑やかです。そして時々うるさく感じます。

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初めてミャンマーに行った時僕はなんの予備知識もなかったのですが、街中のほとんどの人達が顔に何かを塗っているのを見て何かのイベントの日なのかと思いました。が、そうではなく、ミャンマー人は老若男女ほとんどの人が顔に何かを塗っています。

塗っている物はタナカ、日本語の田中と同じ発音の物で、ミャンマー伝統の化粧品です。

街中の人達がみんなタナカを塗って日常生活を送っているので人々の見た目も独特です。

タナカはほっぺたやおでこに四角く塗るのがデフォっぽいですが、人によっては猫型や可愛い模様型に塗ったりもしています。

僕もミャンマーの綺麗なお姉さん達に塗ってもらったのですが、かわいいウサギ型や太陽型に塗ってくれました。そしてかわいく塗ってもらったタナカを顔につけっぱなしで一日を過ごしました。

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ヤンゴンの一番の見どころであるシュエダゴン・パゴダ。超巨大な仏塔に圧倒されます。

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多くの観光客が観光に来ているシュエダゴンパゴダでは、ミャンマーの人たちは熱心に参拝しています。

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夜、離れたところから見ても巨大なシュエダゴンパゴダは神秘的でものすごい存在感を感じます。

f:id:kawada1234:20210302182539j:plainヤンゴンを歩いていると近代的なビル群の中に大きなお寺があったりします。

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ミャンマー式建物がたくさんある中に巨大な西洋式の建物もあったりします。

街の景色もすごく独特なヤンゴン。

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そんな個性的で素敵なヤンゴンやその他ミャンマーの色んな地域で今は治安部隊が大活躍。軍が武器を持たない国民を殺しています。

ツイッターで#SaveMyanmarと打ってみると、今のミャンマーの悲惨な状況がたくさん出てきます。破壊された街。軍から逃げまとう人達。怪我をした人達。

ミャンマーは戦争状態になっています。軍が武器を持たない市民に対して一方的に武力行使を行っています。

そして軍は病院を占拠しているので、軍によって怪我を負った人達が病院に行けないなんていう状況になっています。

軍って国民を守る人達じゃないなんですかね。

ミャンマーにいる日本人

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ヤンゴンには東屋という日系ホテルがあります。ヤンゴンでは珍しい大浴場があるので僕は東屋に泊りました。

受付のお姉さんは浴衣を着ています。浴衣姿の女の人ってグッときます。

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東屋には月とワインというバーが入っています。ホテル宿泊中に行ってみたら日本人が経営しているバーで、バーテンダーのお兄さんは日本人でした。

そして友達の弟と月とワインで偶然初めましての遭遇。一緒に飲むことになりました。

友達からは弟が結婚したとか弟に子供が生まれたとか、ミャンマーで起業したとかの話をたびたび聞いていましたが、会った事はありませんでした。

それから数か月後、ミャンマーにもコロナの感染が広がり、友達の弟は日本に帰国。月とワインもフェイスブックをみたらコロナの影響で店を一時閉めていたようです。友達の弟も月とワインの人達も、コロナが落ち着いたらまた仕事が再開できる、それまで踏ん張ろう、という感じだったのでしょう。

でも、軍のクーデターのせいで先行きの全く見えない、コロナよりも厳しい状況になってしまいました。

外国で仕事をするのってすごく大変だと思いますが、それでも頑張ってきた日本人ってたくさんいます。軍はそんなミャンマーで頑張っていた日本人のがんばりもぶち壊しています。

悲しいニュース

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この女性はチェー・シンさん。自分のダンス動画をSNSにあげるのが趣味の19歳のミャンマー人ですが、自身が初めていった選挙での結果が不正に覆された事に疑問を感じ、デモに参加しました。そして治安部隊に頭を撃たれて亡くなってしまいました。

さらに国軍テレビは検視の結果、彼女を撃った銃は治安部隊の物ではない、別の組織の仕業だと発表。アホな言いがかりをつけてチェー・シンさんの死の責任も取ろうとしません。

チェー・シンさんの墓の周辺には針や糸、ゴム手袋が見つかったので、市民の間では医療施設へ遺体を持って行かず、墓から掘り起こしてその場で適当な検視をしたのではないかと言われています。信仰深いミャンマーですが遺体の冒涜ってどうなんでしょ。

ミャンマーでは中学生、高校生も殺されています。小さな子供も拘束されたり死んだりしています。死者や負傷者は毎日増えていますが、たぶん報道されている人数よりも多いんでしょう。

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『市民を撃たないで、子供たちを苦しめないで。撃つのなら代わりに私を撃って』、と警官にひざまずいて嘆願したシスターがいます。

そのシスターの前に正座し、拝む警官。その様子を見てうろたえている警官。多くの警察官も今の状況の中葛藤しているようで切ないです。

ミャンマーの警察官の中には、軍の命令に従うのが嫌でインドに逃げた人もいます。でも、生活のために逃げたくても逃げれない人も多いのでしょう。

友達の家族を殺してしまった、同僚が自分の友達を殺したなんて事になる可能性もありますが最悪ですね。

軍はインドに対して逃げたミャンマー人を戻すように交渉しています。

警察や治安維持部隊や軍の人達で精神を病んでしまう人は今後続出するでしょう。ほとんどのミャンマー人にとって今の状況は良くありません。

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この人はミン・アウン・フライン国軍最高司令官。

ミャンマーの軍事クーデターを起こした張本人であり、ミャンマーの事実上の最高指導者になった人で、ミャンマーの惨劇の原因です。

僕がデスノートを持っていたらまずはこの人の名前を書きます。

ミャンマーの歴史とアウサン・スー・チー

ミャンマー人がなんで命を懸けてデモをしてるのかわかんないって人やアウサン・スー・チーって何をした人なのかいまいちわかんないって人は、リュック・ベッソン監督の【The Lady  アウンサンスーチー ひき裂かれた愛】を見れば色々と理解できます。

レオンやフィフス・エレメント、最新作のANNAと、どの映画を見ても面白いベッソン映画ですが、The Ladyも楽しく見れます。

ミャンマー(当時はビルマ)開国の父と呼ばれているアウサン将軍の娘、アウサン・スー・チーは大学で出会ったイギリス人と結婚し、イギリスで旦那と子供二人と普通に暮らしていました。

ある日母親の具合が悪くなったと聞き、お見舞いに行くためにミャンマーに行ったスーですが、そこからミャンマーの歴史とスーの人生が大きく変わっていくってあらすじですが、映画をみるとミャンマーの歴史や今のミャンマー人が命を懸けてデモをしている理由、スーってどんな人で何をしたのかがサクッと理解できます。

で、今のミャンマー軍って昔と全く同じことを繰り返しているんだなってのもわかります。

The Ladyはプライムビデオで見る事ができますが、レンタルのみです。

プライムビデオ  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 (字幕版) 

この記事にのっけた人達と僕はもう二度と会う事はないでしょうが、せめて無事でいてくれる事を祈るばかりです。優しくしてくれた人達が理不尽に悲しい目にあうのはすごく嫌です。

現時点ではミャンマーのクーデターに関してはいいニュースは全くなく、軍はやりたい放題で事態は日に日に悪くなっています。ミャンマーの人達は不安でたまらない日々を送っているでしょうが、事態が好転してくれる事を祈っています。

超独特で個性的なミャンマーは旅行が楽しめます。近い将来コロナ前のように楽しいミャンマーに自由に行けるようになる事を願うばかりです。

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タイのチェンマイにいる首長族の人たちはミャンマーから来た難民です。チェンマイの首長族の村についてはこちら。

 

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