なんとなくバンコクに移住してみました

2018年に日本語しかわからないけどバンコクに移住してみました。バンコクへの移住方法や生活情報、タイや東南アジアの旅行情報を書いています。

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バンコクから寝台列車を利用してラオス・ビエンチャンまで行く方法

寝台列車でバンコクからビエンチャンまで行く方法

バンコクからラオスのビエンチャンへ行く方法はいくつかありますが、寝台列車を利用すると料金は安いし、移動中は快適に寝て過ごす事ができます。

今回僕はバンコクのクルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)から寝台電車でノンカーイ駅まで行き、陸路で国境を越えてラオスのビエンチャンへと行ってきました。初めて寝台列車を利用する方はわからない事が多々あると思いますが、今回の記事で

・列車内の様子

・国境までの行き方

・タイ~ラオスの国境での手続き方法

・イミグレでリエントリービザを取得する方法

・ラオスの入国カードについて

・ラオスの国境検問所周辺にあるシムカード屋さんや免税店やタクシーについて

などを紹介します。バンコクからラオスまで寝台列車で行こうという方は参考にして下さい。

寝台列車のチケットの買い方はこちらで詳しく説明しています。

また、バンコクからビエンチャンまで寝台列車で行く方法は僕のYouTubeチャンネルでも紹介しています。

寝台列車で行くバンコクからビエンチャン

 

利用する施設の地図

こちらの地図の黒ピンがバンコクから寝台列車でラオスまで行く際に利用する駅や国境検問所などの地図になります。バンコク側やラオス側が表示されていない場合は地図を縮小して確認してください。

クルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)

クルンテープ・アピワット中央駅への行き方

国鉄のクルンテープ・アピワット中央駅はドンムアン空港へ行けるSRTレッドライン線にあります。また、地下鉄のMRTバンスー駅と隣接していますが若干距離があります。

クルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)

超巨大なクルンテープ・アピワット中央駅。建物にはバンスー グランド ステーションと書かれていますが、それはコロコロと名前が変わった時の名残で現在の正式名称はクルンテープ・アピワット中央駅です。

僕はクルンテープ・アピワット中央駅までグラブタクシーで行こうと思ったのですが寝台列車の時間に合わせて家を出ると鬼のような渋滞に巻き込まれてしまうため、渋滞する前の16時30分ごろに家を出ました。

ゲートウェイ バンスー

ただ、早く駅に着きすぎてもやる事がない為、クルンテープ・アピワット駅から2~3キロ程の場所にあるショッピングモールのゲートウェイ バンスーに行って旅行に必要な物を買ったりして時間をつぶしました。
ゲートウェイ バンスー内にはダイソーがあるので服の圧縮袋を買ったり、また、タイの駅や寝台列車内ではお酒が販売されていないため、列車内で飲む用のビールを買ったりお菓子を買ったりして寝台列車内での準備を整えました。

ちなみにタイの寝台列車内では飲酒禁止というルールがあります。

僕のタイ人奥さんは旅行前でテンションが上がり食欲に火がついたのか、フードコートでタイ版チャーハンのカオパッドとラープとソムタムを注文し、一人で全て食べていました。

クルンテープ・アピワット中央駅の様子

暗くなり、ゲートウェイからタクシーでクルンテープ・アピワット中央駅へ移動。駅に着いたのは19時ごろ。

駅内はかなり広くて初めての方はどこに行けばいいかわからずに困ってしまうかもしれませんが、モニターや案内板がちょこちょこあるのでそれらを確認すれば大丈夫です。

案内板で電車のホームを確認。僕が乗るノンカーイ行の電車に乗るにはBゲートへ行けばいいようです。

Bゲートはこちら的な案内板があるので、矢印の通りに進んでみます。

するとBゲートがありました。時間になったらBゲートに来て、チケットを係りの人に見せればいいのでそれまでは駅内で待機。

クルンテープ・アピワット中央駅は、日中は利用者もほとんどいなくお店もなくガラ―ンとしていますが、夕方過ぎ辺りから露店がたくさんオープンしていきます。また、キヨスクみたいな小さなお店もちょくちょくあります。

駅内のお店ではお弁当やお菓子、ドリンク類、お土産品など様々なものが売られています。辛くないお弁当もたくさん売られています。

ただ、前述しましたが駅内ではビールなどのアルコール類は販売されていないし、列車内ではお酒を飲む事自体が禁止されています。車内で飲みたい方は駅に来る前にあらかじめ買っておいて、電車の乗ってカーテンを閉めてこっそり飲みましょう。

駅内には無料で使えるスマホ充電コーナーもあります。

また、駅構内は禁煙ですが、外に出てタクシーがたくさんとまっている所あたりに行けば灰皿が置かれています。

20時近くになると駅内は超混雑してきて、空きベンチもない状況となってしまいます。

20時10分ごろからノンカーイ行列車の搭乗時間となり、ゲートがオープン。係りの人にスマホ内の電子チケットを見せて、ゲートを通りエレベーターに乗って上に上がります。

エレベーターで上に行くとホームとなっていて、こちらがノンカーイ行の寝台列車になります。チケットに書かれた番号の車両に乗り込みます。

寝台列車内

電車に乗ったらチケットに書かれている自分の席へと移動します。僕が過ごすのは二等車ですがエアコンがあり、車内は綺麗に掃除されていてとても快適です。

ベッドはこんな感じで身長170センチの僕は足を延ばして寝れるくらいのサイズです。コンセントが一つあり、読書用のライトもあります。

ミネラルウォーター一本と枕とブランケットが用意されていて、一人の時間をストレスなく快適に楽しめる空間です。

こちらは下段のベッドです。下段にはドリンクホルダー的な物や折り畳みのテーブルがあります。

先頭車両は食堂車となっています。

ディナーメニューは190バーツのお弁当で、ロースとダックのチキンカレー弁当やマッサマンカレー弁当、照り焼きチキン弁当などがあります。

朝メニューはサンドイッチやタイ版の雑炊のカオトムなどがあります。

食堂車の先には小さなカウンターがあり、お菓子や水、コーヒーなどが売られていますが種類がものすごく少ないです。列車の中で充実した飲食タイムを過ごしたいのであれば、列車に乗る前に買っておいた方がいいでしょう。

ほとんどの人は列車に乗ったらすぐにカーテンを閉めて自分一人の時間を過ごします。車内では話し声やいびきもなく、とても静かな夜を過ごす事ができました。

朝6時前ごろ、乗務員が何も言わずにカーテンを開けてきたために目が覚めます。乗務員はさっさとブランケットを片付けさせろ、といった感じの雰囲気なので寝起き直後ですがベッドから出る事にします。

下の段は座席となっていたため、座席に荷物をうつして食堂車に行きコーヒーを買い、窓の外の風景を見ながらノンカーイ駅に着くまでを過ごします。

 

ノンカーイ

ノンカーイ駅

6時半ごろ、ほぼ時間通りに電車はノンカーイ駅に到着。電車から降りて、次はラオスとの国境を目指します。

ノンカーイ駅

こちらがノンカーイ駅。天気がよく、空はとてもいい色。すごく眠かったですが爽やかな朝を迎える事が出来ました。

駅前にはトゥクトゥクがたくさん待機しています。

タイとラオスの国境にあるノンカーイ国境事務局へは徒歩で15分ほどなので歩いても行ける距離ですが、荷物もあるし朝から歩きたくなかったのでトゥクトゥクで行く事にします。

ノンカーイ国境事務局 パスポート検査とリエントリーの取得方法

トゥクトゥクに乗り5分ほどでノンカーイの国境事務局に到着。ちょうど事務局が開く前だったので入り口前には大量に人が並んでいますが、トゥクトゥクは行列を無視して事務局内へと入っていきます。

トゥクトゥクを降りた後すぐに事務局へ行けば並ばずにパスポート検査を受けれたりリエントリーパーミットを取得する事ができました。ただ、僕はトゥクトゥクを降りた後、外でダラダラとタバコを吸ってから事務局へ行きました。

ノンカーイ 国境事務局

タバコを吸ってダラダラしていた数分で事務局には長蛇の列。一服した事をすごく後悔しました。

リエントリーパーミッドを取得する必要がない方は事務局に入り、【passport control】と書かれた窓口へ並びます。窓口でパスポートにタイの出国スタンプを押してもらったら、事務局の奥へと進みます。

リエントリーが必要な方は【RE-ENTRY PERMIT】とかかれた窓口へ並びます。こちらも長蛇の列。

リエントリーを取得するには必要事項を書いて証明写真を貼った書類を提出しなければいけません。

僕は書類を持ってなかったので列に並んで自分の番になったら窓口のおばちゃんに書類を渡され、必要事項を記入したのち再度並びなおすようにと言われました。

事務局前のコピー機がある小さなお店で証明写真を撮る事ができます。

証明写真を書類に張り付けた状態でないとリエントリーの書類を受け取ってくれません。写真を撮ったら糊も借りて書類に貼っておきましょう。

必要事項の記載では何を書いていいかわからない部分もありました。パスポートナンバーと名前、生年月日は正確に記入する必要があると思いますが、それ以外のよくわからない部分はなんとなくでの記入で僕の場合は問題ありませんでした。

必要事項を記載した書類をリエントリーの窓口の人に渡し、スタンプを押してもらってリエントリーをゲット。リエントリーの窓口ではタイ出国のスタンプも押してもらえるのでパスポートコントロールの後ろにある国境を通過するバス乗り場へ向かいます。

タイ・ラオス友好橋

タイとラオスの国境であるタイ・ラオス友好橋はバスに乗って通過します。パスポートにタイ出国のスタンプを押してもらった後に国境事務局から出た先にはバスのチケットカウンターがあります。ここでバスのチケットを購入します。

チケットは一枚35バーツです。

チケットカウンターの周りにはベンチがあり、バスが来るまで適当に座って待っています。

バスは定期的に来ます。座席などは指定されていないので適当なバスに乗り、好きな席に座りましょう。

バスは巨大なメコン川にかかるタイ・ラオス友好橋を渡っていきます。メコン川はタイとラオスの国境で、橋を渡り終えたらラオスです。

ラオス・ビエンチャン

ターナレーン国境検問所

ラオスのターナレーン国境検問所

この建物の前でバスは停まります。この建物はラオスのターナレーン国境検問所で、ここでパスポートにラオスの入国スタンプを押してもらいます。

ラオスの入国には入国カードの記載が必要で、入国カードはその辺のテーブルの上に置かれています。

ターナレーン国境検問所には入国スタンプを押してもらえる窓口がたくさんあるので、人が並んでない窓口に行き入国カードとパスポートを渡します。問題がなければパスポートに入国スタンプを押してもらえて、そこからラオス滞在がスタートします。

ラオスの入国カードの書き方

こちらがラオスの入国カードになり、出国カードもついています。

入国カードには名前やパスポート情報や宿泊ホテルを書くのですが僕は出入国カードを書く際は毎回ホテル名を覚えていないし、スマホで確認するのもめんどくさいのでいつも『Riverside hotel』と書いています。また、書けない英語をわざわざ調べるのがめんどくさいので英語で書けない部分はカタカナで書いています。

窓口で注意されたらきちんと書きなおそうと思っていますが、ラオスでは今まで注意されたり問題が起きた事は一度もありません。

 

シムカード・レストラン・免税店・タクシー

入国スタンプを押してもらい先に進むと広場のようになっていて、周辺には免税店やレストランやお土産屋さんがあります。

また、タクシードライバーやトゥクトゥクドライバーもたくさんいて、乗っていかないか声をかけてきます。

僕はまずシムカードを買う事にします。シムカード屋さんも周辺にいくつかあります。

シムカードの料金ですが、最安が3日間で5GBまで使えるもので4万キープ、80バーツです。

一番高い物でも一週間利用可能で30GBまで使えるもので10万キープ、200バーツです。

僕は今回の旅行で一週間滞在予定ですが30GBも使わないので、一週間利用可能で10GBのシムを購入。お値段は6万キープで120バーツです。

ちなみにラオスではラオスの通貨のキープの他に、ほとんどの場所でタイバーツも使えます。また、アメリカドルも使えるお店もあります。

キープは桁が多すぎてよくわからなくなると思うしこれを書いている現在キープは大暴落中なので、バーツやドルを持っている人はそれらを使う事をおすすめします。

ラオスの通貨が難しい、会計時に払ったお金がどれくらいなのかピンとこない、という方は通貨換算アプリのCurrencyをスマホにインストールしておく事をお勧めします。Currencyの使い方やインストールはこちら。

シムカードを買った後はお腹が空いたので近くにあるフードコートでお食事をする事にします。フードコートはシムカード屋さんがある建物の近くの建物の二階にあります。

僕が注文したのはラオスを代表する麺料理のカオピヤック。モチモチ麺の歯ごたえまでも美味しく、ラオスのどこで食べても美味しいです。

タイ人奥さんが注文したのはラオス版チャーハンのカオパッド。スープもついています。お米が違うからでしょうか、それとも調味料が違うからでしょうか、日本のチャーハンと似たような物ではありますが僕は圧倒的にカオパッドの方が美味しく感じます。

奥さんが注文したものその2、ソムタム。タイ人もラオス人もほとんどの人が大好物のソムタム。タイ人の中では辛いのが苦手な方の奥さんは唐辛子を二個で注文していましたが、ラオスの唐辛子はタイのよりも辛いようでヒーヒー言って食べていました。

ちなみに僕は辛い物が一切食べれないので、奥さんの様子を見てこれは危険だと感じ全く口をつけていません。

国境検問所の敷地内には免税店もあります。お腹がいっぱいになったので免税店に行ってショッピング。

ビエンチャンのワットタイ国際空港よりも圧倒的に充実している免税店では、お酒やタバコ、食べ物、雑貨、服と様々なものが売られています。ラオス国内で一番大きく充実した免税店ではないでしょうか。

タイ口座を持っていれば免税店での支払いは銀行振り込みも可能です。タバコやお酒を買い込んだのでお会計が思った以上にいってしまった僕にとって支払いの選択肢が多いのは非常にありがたかったです。

ちなみにタイの国境事務局が混雑していなかったら8時前にラオスの国境検問所に到着できますが、その時間は免税店やシムカード屋さんはまだ営業していません。早く着きすぎて免税店などのオープンを待つために時間をつぶす方法はご飯を食べるくらいしかありません。

買い物を終え、ホテルに行く事にします。

移動手段はタクシーやトゥクトゥクなどがあり、僕はタクシーを利用しました。シムカード屋さん周辺にはタクシーサービスのカウンターがあるし、その周辺には客寄せしているドライバーもたくさんいます。

声をかけてきたドライバーに料金を聞いたら、いくらかは忘れましたが空港のタクシーよりも圧倒的に安いお値段でした。という事で声をかけてきたドライバーのおっさんの車に乗り、ホテルへと向かいました。

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バンコクからビエンチャンまで寝台列車で行く方法は僕のYouTubeチャンネルでも紹介しています。

寝台列車で行くバンコクからビエンチャン

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