小樽観光に来たら行っておきたいのが市場になります。新鮮な食材の買い物や、新鮮な食材で作られた料理を食べたりといった事が楽しめる市場ですが、小樽にはいくつかの市場があります。
今回紹介する鱗友朝市は駅から遠く、小樽駅前にある三角市場に比べると行きにくい場所にある小さめの市場で、観光客むけというよりは地元客向けの市場になります。訪れる観光客が少ない分落ち着いた雰囲気で市場巡りを楽しめます。
今回タイ人奥さんと小樽旅行に来たのですが、奥さんはタイにいる時から鱗友朝市に行って買い物をして、新鮮なウニを食べたいと言っていました。なぜ駅から近い三角市場ではなく鱗友朝市にこだわっていたのかは謎ですが、たぶんYoutubeか何かで鱗友朝市を紹介する動画を見たのでしょう。
というわけで鱗友朝市に行ってきてウニいくら丼を食べてきました。小樽の鱗友朝市の紹介をするので、これから小樽の市場に行く予定、市場で新鮮な食べ物を食べたい、という方は参考にしてください。
鱗友朝市の場所と行き方
鱗友朝市は運河の近くにあり、小樽駅からは徒歩だと25分くらいかかります。
僕が泊まっていたホテルは小樽築港駅近くだったので電車+徒歩で行くのは時間がかかりすぎてめんどくさいからホテルからタクシーで行きました。
また、鱗友朝市から帰る際は徒歩で小樽駅まで行ったのですが、雪が積もっていて歩くのが嫌になったのでタクシーを捕まえようとしました。が、結局タクシーは捕まらず。歩いて小樽駅まで行きました。
鱗友朝市の紹介
こちらが鱗友朝市の入り口になります。入り口の両隣には新鮮な海鮮を堪能できる食堂の朝市食堂といち乃家の入り口があります。
こちらの裏手にも朝市の入り口と駐車スペースがあります。
早速市場内を探索。
いちごのあまおうが750円とか1200円で売られていて、奥さんはテンション爆上がり。タイではあまおうがこの三倍くらいの値段で売られていて、ものすごい高級食です。
シーフード大好きな奥さんは日本の市場で売られている物を色々とチェックしてみたかったようですが、早起きに失敗した僕達が到着したのは12時近く。すでにほとんどのお店が店じまいをしていました。お客さんもほとんどいません。
営業しているお店はわずかで売られている新鮮魚介は少ししか残っていませんが市場探索を続けます。前日食べてすごく美味しかったニシンは200円。2月のこの時期はニシンの旬だったようです。
タイでもタコを食べるのですが、巨大なタコ足に奥さんは興味深々。
タラバガニの足は一万円。奥さんはタイに持って帰りたそうにしていましたが、バンコクまで運ぶのはかなりハードルが高そうなために断念。
こちらのお店は女性の店員さんが凄く感じのいい人で、長々とおしゃべりをさせてもらいました。ウニとイクラをタイに持って帰りたかった僕達ですが、ウニの旬は8月ごろ。2月のこの時期は小樽産のウニはほとんど出まわっていないとの事で、外国産のウニを提供しているお店も多いとの事。で、そんな今の時期におすすめで私たちもよく食べているのがこちらのウニ!と言われたおすすめのウニを購入。
そしてイクラも購入。おまけに海苔をプレゼントしてくれました。すごく嬉しい!ウニもいくらも海苔も、バンコクの自宅で美味しくいただいています。
朝市食堂の紹介
お店がほとんど終っていたために思っていたよりも早く市場での買い物を終えて朝市食堂でご飯を食べる事にします。鱗友朝市は朝市食堂といち乃家の2つのお店で新鮮海鮮料理を食べる事ができますが、朝市食堂を選んだのはなんとなくです。
朝市食堂のお店の様子
小さめの店内は壁に沿ってカウンター席が設置されています。お店の中央にはテーブル席が一つだけあります。
僕たちは厨房前のカウンターに座りました。
まずはセルフで温かいお茶をついで一息つきます。タイではこういう飲み物は基本有料。無料で温かいお茶を飲めるのはとてもありがたい。
壁にはサインがいくつか飾られています。ウニョウニョした字なので誰のサインなのかはわかりませんが、有名人も訪れるお店のようです。
朝市食堂のメニューとお値段
朝市食堂には丼系と定食系、単品系のメニューがあります。
ウニとイクラとエビの入った小樽丼は2400円。
マグロ丼やマグロいくら丼は2200円。
ホタテいくら丼は2000円。
ウニ丼は時価となっています。
何が入っているかお楽しみ、本日のお魚・刺身のはいった朝市定食は1100円。
ホッケ焼き定食は1390円。
単品のホッケ焼きは900円。
日替わり刺身盛り合わせは1200円。
イカの刺身やウニ小鉢は時価となっています。
また、ビールやハイボールなどのアルコール類もあります。
ウニいくら丼 いただきます
待つ事数分、ウニいくら丼の到着。お値段は3300円。また、丼系にはみそ汁とたくあんもついています。たっぷりと敷き詰められたイクラにどっさりと乗っているウニ。すごく贅沢で色もとても綺麗です。
旬でないとはいえウニはすごく美味しいですが、小樽の人達の話によると旬のウニは全然違うとの事です。一体旬のウニとはどれだけなのでしょうか。すごく食べてみたい。
奥さんもウニいくら丼を注文。一心不乱にバクバク食べています。また、奥さんはみそ汁もすごく気に入っていました。タイでもみそ汁を飲む機会は多いですが、北海道のみそ汁はどこで飲んでもすごく美味しいとの事。出汁の違いもあるし、北海道は白味噌だからでしょう、タイで飲むのとは少し違う北海道のみそ汁に相当ほれ込んでいる様子です。
市場の買い物では若干消化不良の部分もありましたが、買い物もできて美味しいウニいくら丼も満喫して、楽しい時間をすごせた鱗友朝市でした。
朝市に行く際はまず、早起きをがんばりましょう!
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鱗友朝市 営業情報と地図
住所 〒047-0031 北海道小樽市色内3丁目10−15
電話番号 0134220257
営業時間 4時00分~14時00分
定休日 日曜日