タオ島には絶景を楽しめるビューポイントがたくさんあります。
タオ島での楽しみ方は綺麗な海でのダイビングやシュノーケリングだけではありません。自然豊かなタオ島の景色を堪能できるビューポイント探索もとても楽しい時間を過ごす事ができます。
感動的な絶景を味わえるタオ島のビューポイント、タオ島内でグーグルマップでビューポイントと検索すると10カ所くらい出てきますが、その中でも一度は訪れておきたい場所がジョン スワン ビュー ポイント(John-Suwan Viewpoint)になります。
たどり着くまでは少し大変で苦労しますが、ジョン スワン ビュー ポイントから見るタオ島の景色はとても綺麗で感動的。苦労した分感動も一際大きくなります。
そんなジョン スワン ビュー ポイントへの行き方や見える景色を紹介するので、タオ島のビューポイントへ行ってみようと思う方は参考にしてください。
準備しておいた方がいい物
ジョン スワン ビュー ポイントへ行くには険しい山道を登っていかないといけません。距離的には長くなく、途中で一息ついても30分もかからずに着けるのですが、多くの日本人にとっては未体験の険しさなので結構疲れます。
タオ島の暑さもあってそこそこ汗をかきますが、山道の道中では飲み物を売っていません。なので途中のコンビニでペットボトルの飲み物を買っておいた方がいいでしょう。
僕は飲み物持を参せずに行ったのですが、かなり水分をもっていかれて喉がカラカラになり後悔しました。
また、ロープをつかんで岩をよじ登ったり、草がぼうぼうの場所があったりします。なのでできれば靴と長ズボンで行った方がいいです。
僕はハーパンとサンダルで行ったのですが、サンダルはタオ島についた時に鼻緒の根元の半分がちぎれてしまいました。
さらにタオ島に来る前にバイクでこけて足を怪我し、歩くたびにケガした部分が鼻緒に常にこすれて痛い状態。
僕はダイビングの免許を取りにタオ島に来たのですが、ダイビング中は海水でふやけた状態の傷口にフィンが常に当たり、傷口は常にジュクジュク状態になってしまいました。歩くたびにジュクジュク状態の傷口に鼻緒がこすれて非常に痛いという最悪のコンディションで、結果一度岩から滑り落ちてしまいました。
旅行中にケガをするなんて最悪ですので、心配な方は登山しやすい恰好で行った方が無難です。
ジョン スワン ビュー ポイントの紹介
ジョン スワン ビュー ポイントの場所と行き方
ジョン スワン ビュー ポイントはタオ島の南端に位置します。
タオ島の出入り口であるメーハート港からは1キロくらいの距離ですが、タオ島は狭いのでレンタルバイクがあれば地図を見ながらどこからでも簡単に行く事ができます。地図はこの記事の下の方に貼っています。
道も南に向かってほぼ一本道にになります。
タオ島を南に進んでいくと山道のようになっていきます。
南に向かっていくとサンスワン 360°ビューポイント(SUN SUWAN 360° View)の駐車場や入り口が見えてきます。
サンスワン 360°ビューポイントはカフェのあるビューポイントですが、ジョン スワン ビュー ポイントに行くにはここを越えて道なりに進んでいきます。
こちらがジョン スワン ビュー ポイントの入り口になります。壁の前にバイクが止まっているので、そこにバイクを止めます。
バイクが置かれている所の隣に受付があり入場料の50バーツを払い、ここからは徒歩で進んでいきます。
また、ここはフリーダムビーチへの入り口ともなっていて、ビーチへ行く方も入場料を払って徒歩で行く事になります。
ジョン スワン ビュー ポイントまでの山道
入場料を払ってまっすぐ歩くと、分かれ道になります。
ジョン スワン ビュー ポイントへは左側の道となっています。右側の道はフリーダムビーチへと続く道になります。
フリーダムビーチは入場料がかかるので人は少なく、静かなビーチで過ごしたいという方におすすめのビーチとなっています。
白人お姉さんに、ビューポイントはこの道でいいの?と聞いたらOKだよとの事。ついでに写真を撮らせてもらったら何回も撮り直しをさせられて、最終的にOKをもらったのがこの一枚でした。
お姉さんはビューポイントに行く途中、蚊にさされて腕に巨大なぽっこりができていました。
ビュー ポイント方面へ歩いていくとすぐに岩むき出しの野性味あふれた道になります。ビューポイントまでの看板もありますが、一本道です。
少し歩き、休憩所のような建物と看板の間の隙間に入り進んでいきます。
こんな隙間が正しいルートなのか、と不安を感じましたが正解でした。
隙間を入った先からはかなり険しい道になります。
ロープが張ってあるので、ロープをつかんで岩によじ登りながら進んでいきます。
道なき道という表現がぴったりの道です。
完全にただの岸壁ですが、ロープがはってある所が正しいルート。ロープに沿って進んでいきます。
ひたすらロープをつかんで岩によじ登って進んで行きます。結構疲れます。
僕は首に一眼カメラをかけていたのですが、ぶらぶら垂れ下がっているカメラが岩に当たらないような体勢を維持しながら登っていたらサンダルがズルっと滑ってしまいました。
ロープは引っ張る力には強いですが、左右の動きの力が入るとどこまでも横に行ってしまいます。ロープをつかんだまま滑った僕は左右に大きく揺られ、岩に背中を強打。ロープをつかみ続け、落下と後頭部が岩に当たるのは避けましたが背中はかなり痛かった。
途中、休憩しながら先をめざします。途中から見る景色もすごくいい感じ。
ロープをつかんで登り続け、ゴールが見えてきました。
ゴール手前の岩場では絶景を堪能してるカップル。
そして到着。この岩場がジョン スワン ビュー ポイントになります。
人工的な展望台ではなく、手つかずの自然感満載の展望台です。
ジョン スワン ビュー ポイントから見える景色
こちらがジョン スワン ビュー ポイントから見える景色。
写真で見るよりも生で見る方が何倍も綺麗だし、素敵な光景に感動します。
右側に見えるのは真っ青な海がきれいなシャークベイ。
左側に見えるのはグリーンと水色、二色の海水が綺麗なチャロックビーチ。
険しい岩山を登ってたどり着いたご褒美の絶景にみんな楽しそう。
登山の疲れと絶景でみんな若干ナチュラルハイ、誰もが普段以上に社交的になっている感があります。
東京Tシャツおじさんに、僕は東京に住んでたよ~、と話したらナイスポーズをとってくれました。
きれいなお姉さんにスマホを渡して写メを撮ってもらいます。お姉さんは本気をだして10枚くらい写メを撮ってくれました。
ただ、足元は岩場です。写真を撮ったり撮られたりするにも注意は必要。
もし岩場から落ちたら大変な事になってしまうので気を付けましょう。
ジョン スワン ビュー ポイントから戻る
タオ島の感動的な景色を十分堪能し、戻る事にします。
登るよりも下りる方が大変。場所によってはロープをつかみながら滑り落ち下りる、なんて感じにもなります。
途中途中でビューポイントを目指して上っている人達とすれ違います。
あともうちょっとだから頑張って!と声をかけるとみんなニコニコで応えてくれます。疲れからくるナチュラルハイで、登っている人達もかなり社交的になっている感があります。
こちらのおばちゃんは僕が日本人だとわかると、コロナ前の2月に日本の福島県に行ったよ、と話してくれました。
福島県は僕の地元だよ、と伝えたら険しい山道の途中という変な場所で話が盛り上がってしまいました。
絶景も素敵だし、ナチュラルハイ同士でのコミュニケーションも楽しかったジョン スワン ビュー ポイントでした。
タオ島のおすすめスポット
タオ島でおすすめのレストランはこちら。
タオ島でレンタルバイクを借りる方法はこちら。
ジョン スワン ビュー ポイント 営業情報と地図
住所(英語) Ko Tao, Ko Pha-ngan District, Surat Thani 84280
住所(タイ語) ตำบล เกาะเต่า อำเภอเกาะพะงัน สุราษฎร์ธานี 84280
電話番号 077 441 223
営業時間 9:00~19:00