タイ・バンコクでは多くの車やバイクが路上駐車をしていますが、他の人も停めているからと車やバイクを停めておいて戻ってみたら、タイヤにロックをかけられて駐車違反の紙を貼られている事もあったりします。
駐車違反の紙はタイ語で記載されているため、タイ語が読めない人はどうすればいいのか分からずにすごく困るでしょう。
タイ語が読めない僕はバイクを停めて戻って来たらタイヤロックされ、駐車違反の紙を貼られていてどうしていいのか分からずにすごく困りました。が、結果無事に警察に罰金を払ってロックを解除する事ができました。
タイで車やバイクを路上駐車して、駐車違反でタイヤロックされたらどうすればいいのかを説明するので、困っている人や困るのを予防しておきたい方は参考にしてください。
バンコクで路駐していい場所とダメな場所
バンコクでは多くの車やバイクが路上駐車をしているのを目にしますが、基本的に大きい通りは路駐はダメで、小さな通りでタイ人がたくさん路駐している場所は路駐してもOKです。法的にどうだかはわかりませんが、こんな認識でOKだと僕は思っています。
ただ、今回僕はシーロムコンプレックスの裏通りにバイクを停めていたらロックされてしまいました。周りにはたくさんのバイクが停められていたのでここは路駐OKスポットだと思っていたのですが、僕がバイクに戻った時は周りにある他のバイクも全てロックがかけられていました。
普段は路駐してもお咎めなしだけど、警察の気分で今回はダメだったのでしょうか。路駐OKスポットだと思っても油断はできません。
路駐をしてロックされた時の解決法
バイクを路駐してしばらくして戻ったら、僕のバイクには駐禁の紙が貼られていました。
さらにガッツリとタイヤロックされていて、バイクを動かせない状態にされていました。僕のバイクだけでなく、周りに路駐していた他のバイクも全てロックされています。
駐禁の紙はこんな感じで全てタイ語で書かれています。紙の上の方に赤字で押されているスタンプは警察署や交番的な所の名前で、ここに罰金を払いにいけばタイヤロックを解除してもらう事ができます。
ただ、全てタイ語で書かれているので僕は全くわかりませんでした。
駐車違反の紙を持って困り果てていたら近くでご飯を食べていたタイ人のおばちゃんが話しかけてきて、このスタンプの所に行くんだよ、とろくに言葉も通じない僕に教えてくれました。
ただ、スタンプの所と言われてもタイ語が読めない僕。それを察したおばちゃんは自分のおかかえバイタク運転手に電話をして、呼んでくれました。
おばちゃんはバイタクに行き先を伝えてくれたので、僕はただバイクの後ろに乗って交番まで送り迎えしてもらうだけという素晴らしい待遇を受ける事になりました。
バイタクに乗って交番まで連れて行ってもらいます。
途中、王族の車が通ったせいで一時通行止めになり、無駄な時間のロスがありました。
タイでは王族の車が通ると公道でも王族の車が通りすぎるまで一時通行止めになります。渋滞の激しいバンコクですが、王族の車は通行止めされて車のない状態の道路を快適に走っています。その結果、渋滞の激しいバンコクの道路はさらに渋滞が悪化します。
駐車違反の手続き
そして到着。警察署なのか交番的な施設なのかはわかりませんが、こんな建物一人だったら絶対にたどり着けませんでした。
地図だとこちらの赤ピン辺り。
高架道路の下に建物があります。よくお巡りさんがネズミ捕りをしている所の近くです。
建物内に入り、バイクに貼られていた駐車違反の紙を椅子に座っているお巡りさんに渡します。
お巡りさんは紙に書かれたバイクのナンバーから、バイクの所有者などを調べています。僕は免許を持っていなく、タイ人に頼んで名義を借りてバイクを購入しました。僕のバイクは盗難車ではありませんが、それでも免許について聞かれたらどうしようと少しドキドキしました。
が、バイクの名義人については聞かれましたが免許について聞かれる事はなく一安心。罰金500バーツをその場で払い、3人くらいのお巡りさんに書類をもらったりサインをしたりで手続きは終了。時間は10分もかからないくらいでした。
僕を待っててくれた運転手のバイタクに再び乗り、僕のバイクが停めてあるスタート地点に戻ります。
スタート地点に戻り、ロックを解除してくれるお巡りさんが来るのを待ちます。
僕と同じ場所で駐禁を取られ罰金を払ってきたタイ人がいたので罰金をいくら払ったかを聞いたらその人も500バーツ払ったとの事。日本人だから罰金を高く請求される、という事はありませんでした。
バイタクを呼んでくれたりと困ってる僕に優しくしてくれたおばちゃん達が、ロック解除のお巡りさんが来るまでここで座って待ってれば?と、さらに優しい言葉をかけてくれます。
おばちゃん達と片言でおしゃべりをしながら、お巡りさんが来るのを待ちます。ちなみに画像に写っている警察官は駐車違反の件とは全く関係がなく、ただご飯を食べに来ただけの人です。
おばちゃん達とおしゃべりをしながら待つ事20分近く、ロック解除のお巡りさんが現れました。
おばちゃん達に、交番でもらった紙をお巡りさんに見せるようにと言われたので、その通りにします。
どの紙を見せていいのか分からないので、とりあえず交番でもらった紙を全部お巡りさんに見せます。すると特に何かを聞かれる事もなく、お巡りさんはタイヤのロックを解除してくれました。
路上駐車でタイヤロックされてから解除されるまでの流れはこんな感じです。優しいおばちゃん達のおかげでタイ語がわからない僕でもスムーズにロックの解除までいけました。
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