ラーメンは日本の国民食ですが、タイのラーメン・クイッティアオもタイの国民食です。タイ旅行・バンコク旅行に来た方はクイッティアオの屋台や食堂をそこら中で見る事になるでしょう。
どこでも気軽に食べれる上に美味しくてお値段は50バーツ程と安く食べれる安ウマなクイッティアオですが、注文をするには麵を選ぶことからスタートしないといけません。
タイに来たら一度は食べておくべきクイッティアオですが、初見だと戸惑う事もあると思うのでどのように注文すればいいかを説明します。
また、あっさり味のクイッティアオは味変前提で作られているのでしょうか、タイ人は皆味変して自分好みの味にして食べています。タイ人のクイッティアオの味変のやり方と食べ方も紹介します。
クイッティアオ 麺の種類と注文方法
どのクイッティアオ食堂も屋台も、ショーケースの中に数種類の麺が置いてあります。
クイッティアオを注文するには麺を選ぶ所からスタートします。
麺の種類は
①センヤイ
クイッティアオで一番幅の広い麺。
クイッティアオの中でこのセンヤイだけは生麺でほかは乾麺です。ワンタンの皮っぽいので、スープの中の挽き肉やエビを乗っけて食べるとより美味しい。
② センレック
2~3ミリの太さの麺で、パッタイにも使われている麺です。
③センミー
クイッティアオの中で一番細い麺です。
④ウンセン
春雨です。タイでは春雨を使った料理がたくさんあり、タイ人は春雨大好きです。
⑤バミー
小麦でできた中華麺で、日本でいうラーメンの細麺っぽい感じです。
⑥ママー
インスタント麺です。ママーはお店によってあったりなかったりします。
クイッティアオを注文するにはまずはこの中からどの麺にするかを選ばないといけません。そして、どの麺を食べてもハズレはありません。
なのでその日の気分やピンときたものを選べばいいと思います。食べたい麺が決まったらその麺を指させば、言葉がわからなくてもどの店員さんも察してくれます。
クイッティアオ スープの種類
クイッティアオにはスープにも種類があります。
①ナームサイ
透き通ったあっさりスープです。いつでもどんな体調の時も美味しく食べれるスープです。
ナームサイを注文したタイ人はみんな卓上の調味料で味変して、自分好みの味を作り上げて食べています。僕は基本味変せずにこのまま食べていますがそれでも十分美味しい。
②トムヤム
ナームサイに唐辛子やピーナッツを入れて作るトムヤムスープです。辛いのが好きな人にはたまらないでしょう。
③イエンタフォー
ピンクの色をしたクイッティアオ、イエンタフォー。上の画像の真ん中にある赤い液体で作るスープです。
店によってスープの種類はまちまちですが、ナームサイは必ずあります。ナームサイしかないお店もあります。
麺を選んだ後に何も言わなければ基本ナームサイのスープのクイッティアオが運ばれてきます。
麺とスープの組み合わせでクイッティアオはかなりの種類がありますが、僕は基本麺はその日の気分、スープは何も言わずにナームサイで食べています。
クイッティアオの食べ方
こちらは僕がよく行くサムヤーンにあるクイッティアオ食堂。こちらの店のスープはナームサイとトムヤムとイエンタフォーがあります。
場所は以前紹介した緑のどんぶりマークのあるカオカームーの名店、chula pork legの隣になります。
chula pork legへの行き方はこちらに詳しく書いています。
サムヤーンのクイッティアオ食堂の場所はこちらのグーグルマップの赤ピンの辺りです。
こちらはタイで生まれタイで育ってきたタイ姉さんの注文したクイッティアオ。
麺はウンセンでスープはトムヤム。
どのクイッティアオ屋さんにも卓上には必ず味変調味料が数種類置いてあります。
まず、タイ姉さんは唐辛子を投入しました。
辛いトムヤムにさらに辛さを足します。
さらに大量の砂糖を投入!
スプーン5杯ほど入れてます。
さらに砂糖の上に酢を投入!
こちらがタイ姉さんによって大胆に味変されたクイッティアオです。
自分で辛さを追加したくせに、辛い、辛いと食べていました。甘味に関しては満足のようです。
タイ姉さんに限らず、クイッティアオを食べているタイ人を見ていると自分好みに大胆な味変をしている人をよく見ます。
こちらは僕の注文したクイッティアオ。
麺はバミーでスープはナームサイ。
麺が中華麺なので、とてもあっさりしたラーメンといった感じです。
二日酔いだった僕でも美味しく最後まで食べる事ができした。二日酔いの日僕は基本クイッティアオを食べています。
こちらは屋台で食べたクイッテァオ。麺はセンレックです。
クイッティアオはお店によって具も違い、ショーケースの中の具を自分で選んだりすることもできます。
透明のあっさりしたスープはとても食べやすい。
ただ、この時の僕は濃い味を求めていました。
なので卓上の味変調味料を使います。
醤油味を少し足します。
これで味が濃くなり、求めていた味になりました。
こちらのクイッティアオ、麺はセンヤイでスープはイエンタフォー。
ピンク色のスープは体に悪そうな見た目をしていますが、豆腐と紅麹を一緒に塩水につけて発酵させた食材である紅腐乳というもので作られているので体に悪い成分はまったくありません。
見た目は甘そうですが、酸味のある味をしていて美味しいです。
この記事で紹介したクイッティアオのお値段は全て50バーツほど。
安くて美味しいクイッティアオ、タイに来たら必ず食べておくべき一品です。
バンコクで一番人気のクイッティアオ店 ルンルアンの行き方と紹介はこちら。
屋台から成りあがったミシュラン獲得バミーを食べれる林老五についてはこちら。