バンコクにはたくさんの居酒屋がありますが、キムチ鍋やもつ鍋といった鍋系を食べながらお酒を飲みたいという時はなぎ屋がおすすめです。
見た目のインパクト抜群の鍋系メニューの写真はバンコク在住者でしたらフリーペーパーなど、何かしらの媒体で見て記憶に残っているという方が多いでしょう。
鍋系メニューだけでなく和食居酒屋メニューも充実しているバンコクのなぎ屋。
コロナ渦中のバンコクで飲食店でのアルコール提供禁止が解禁され、久々に居酒屋でお酒を飲みたいと思い行ってきたなぎ屋で日本人もタイ人も大満足のお食事タイムを過ごせたので紹介します。
なぎ屋の場所と行き方
なぎ屋はトンローやアソークや日本街などバンコク内に何店舗かありますが、今回僕が行ったのはタニヤ通りにあるなぎ屋になります。
BTSサラデーン駅を降りてすぐのタニヤ通りはたくさんのカラオケや和食料理店・居酒屋があります。コロナ前は夜遊び目的の旅行者や食事や飲みの為に訪れる日本人で賑わっていましたが、コロナの影響で一時は全ての店が営業停止。
タニヤ通りには空いている店はほとんどなく、人もほとんど歩いていない状態でした。
でもこれを書いている2020年6月現在、コロナ規制が少しずつ緩和されて飲食店の営業は可能になり、少しずつタニヤに灯りと人が戻ってきています。
7月にはカラオケが再開すると知人のカラオケ店員お姉さんが言っていたし、これから少しずつタニヤも元の活気を取り戻していくのでしょう。
なぎ屋 お店の様子
こちらがなぎ屋の外観になります。とても目立つ外観なので初めてタニヤを歩く人でもお店の近くを通ればすぐにわかります。
なぎ屋は1階席と2階席があります。画像は1階席でテーブル席と座敷席があります。
店内の壁にはメニューの写真が貼ってあります。鍋系メニューの写真は見た目のインパクトがすごいし美味しそうです。
灰皿を持ってきてもらおうと思ったら禁煙だと言われたので外でタバコを吸います。
以前はなぎ屋でもタバコを吸えたのにな~と思いながら店前でタバコを吸っていたら、看板に禁煙席ありとかかれていました。
以前こちらのなぎ屋で飲んだ時は2階席だったのですが、喫煙可なのは2階席だけなのかもしれません。
この時はコロナ規制緩和直後で久々に営業したばかりだったから店の都合で1階席しか使えないのかなと思っていたのですが、僕が店にいる間に二階から人が何人か降りて帰っていきました。
料理の注文をする前に灰皿をお願いした僕を喫煙可の席に案内しなおしてくれなかったのは、久々に店を開けたばかりで調子が悪かったのでしょうか。
僕は飲みながら吸い続けたいのですが、おかげで何度も席を立って外に出て吸うという面倒な目にあう羽目になりました。
なぎ屋のメニューとお値段
鍋系から定番の串系、揚げ物、焼き系、〆系、デザートまでたくさんのメニューのあるなぎ屋のメニューの一部を紹介します。
鍋系はモツ鍋、鶏鍋、豚鍋などがあり、スープも味噌や白みそ、キムチ、魚介系醤油、カレーなどがあります。鍋のサイズはスモールとレギュラーがあり、スモールの値段は350~450バーツでレギュラーの値段は600~800バーツになります。
焼き鳥、焼きとん、野菜焼きと串系メニューはあらかたそろっています。串系の値段は全て35バーツで、特選串焼きだと70~80バーツになります。
キュウリ、トマト、豆腐、枝豆ろいった定番のつまみもたくさんあります。
ユッケやとりわさなどの刺し系もそろっています。レバ刺しを注文したのですが、この日は用意できないとの事でした。
営業再開直後で調子がでず、美味しくて安全と確信できる刺しを用意するのが難しかったのでしょう。残念ですが変な物をだされるよりはよっぽどいい。刺し系は次回のお楽しみにとっておきます。
刺身メニューも充実しています。
10点盛は999バーツ。5点盛は550バーツになります。
こちらはガッツリ&〆系メニュー。
サーモンいくら丼は280バーツ、お茶漬けは120~140バーツ、タン筋カレーは190バーツとリーズナブルなお値段です。
なぎ屋 いただきます
まずはビールで乾杯。ジョッキにあるなぎ屋マークがカッコいい。
一緒に行ったタイ姉さんはビールとチョーヤの梅酒を注文。僕の周りのタイ人は梅酒好きが多いです。
まずは冷奴と塩辛をつまみにビールをいただきます。
冷奴の値段は忘れましたが塩辛は110バーツ。イカの塩辛はタイ人の味覚にばっちりあいます。まだ塩辛未体験のタイ人に塩辛を試してもらうとすごく喜んでくれます。
続いてきたのはホッキ貝。お値段は210バーツ。
そしてキムチ鶏鍋の登場。スモールサイズでお値段は370バーツ。
辛いのを食べれない僕はキムチ鍋はとても嫌だったのですが、タイ姉さんがどうしても食べたいという事で注文しました。
空いている隣のテーブルの上にコンロがセットされ、具材山盛りのキムチ鍋が置かれます。
続いて来たのはイカ焼き。
注文したのはイカゲソから揚げじゃなかった?と店員さんに聞いたら、イカ焼きを引っ込めてゲソから揚げを作ってもってくると言われたのですが、イカ焼きも美味しそうなのでこのままでいいと伝え、マヨネーズをもらっていただきます。
ついでに一番最初に注文したちくわキュウリはまだ来ないの?と聞いたら、今は切らしていると言われました。
やはり本調子ではなさそうです。
となりのテーブルでは店員さんがスープの灰汁をこまめに取り、完成に向けて一生懸命頑張ってくれています。
そして出来上がったキムチ鍋。店員さんが小皿に移してくれます。
カレーは中辛しか食べれない、松屋のカレーは辛すぎて食べれない僕ですが、このキムチ鍋はギリ食える辛さ。
幼稚園児が美味しく食べていたキムチ鍋が辛すぎて食べれなかった時以来数年ぶりの久々に食べたキムチ鍋ですが、かなり美味い。
ちょっとした辛さでも汗だくになってしまう僕なので、このキムチ鍋も食べてすぐに汗だくになってしまったのですがそれでも箸が止まりません。
コクのあるキムチスープが野菜にも鶏肉にもよく合います。自分がこんなにもキムチ鍋を積極的に口に入れる日が来るなんて思いませんでした。
壁に貼ってあった写真がとても美味しそうだったので注文してみたサツマイモバター。
これもかなりの美味しさ。甘いサツマイモとバターの風味がよく合います。ワンランク上の石焼き芋です。
ふとタイ姉さんを見ると、イカ焼きに使っていたマヨネーズをキムチ鍋に入れて『美味しい、美味しい』とグビグビ飲んでいます。
タイ人はめったにマヨネーズを使いません。コンビニにマヨネーズが売っていないレベルです。
そして、タイでは器を持って口につけてスープを飲むのは下品な事とされています。そんなタイ人をここまでさせているマヨキムチスープ。
僕も試してみたのですが、やたらうまく感じます。マヨキムチスープをうまいと感じるのは辛さで僕の舌がバカになっているからでしょうか。それとも酔っぱらったせいでしょうか。それとも本当に美味いからなのでしょうか。
よくわかりませんが、辛いのがダメな僕でもマヨキムチスープをグビグビ飲んでしまい、タイ姉さんと二人でスープを完飲してしまいました。
二人でかなり飲み食いしてしまったなぎ屋でした。
なぎ屋の近くにあるもつ鍋やちゃんこも美味しい海鮮系居酒屋、海野屋もおすすめです。
平常時のタニヤ通りのカラオケについて詳しくはこちら。
なぎ屋(タニヤ店)の営業情報と地図
住所(英語) 23 14Thaniya Rd, Suriya Wong, Bang Rak, Bangkok 10500
住所(タイ語) 23 14Thaniya Rd, แขวง สุริยวงศ์ เขตบางรัก กรุงเทพมหานคร 10500
電話番号 +6622356004
営業時間 17:00~3:00