タイ・バンコクにはボッタくりなどの不正行為を行う悪徳タクシードライバーが多々います。
せっかくのバンコク滞在中に、メーター不使用や違法改造メーターを使ってをボッタくり価格を提示してくるタクシードライバーに当たるとゲンナリするものです。
ボッタくられるといっても日本円では1000円もしない事が多いので旅行者にとっては大きなダメージにはならないと思いますが、金額の問題ではなく人の悪意に触れてしまった、騙されてしまったという思いをするのが多くの人にとって嫌な事になると思います。
長期滞在者にとっては、年間トータル3万円以上もボッタくり金額を払っていたなんて事になったらなかなかのダメージです。
せっかくのバンコク滞在中、不正タクシーを利用して嫌な思いをしない為にも、どうすれば悪徳タクシードライバーを防げるのか、まともなタクシーに乗るにはどうすればいいのかを説明します。
タイ・バンコクでのタクシーの乗り方
タイ・バンコクでのタクシーの乗り方は日本のタクシーの乗り方と少し違う部分があります。
路上でタクシーを捕まえる場合は、日本と同じように走っているタクシーに手を振ります。
止まったタクシーは助手席側の窓を開けます。
まずは助手席側の窓越しに運転手に行き先を伝えるのですが、ここで運転手が行きたくない場所だったらノーと言われタクシーは去っていきます。
乗車拒否です。
タクシーに行き先を伝えオッケーでも、メーターを使わないボッタくりタクシーだと、運賃を提示してくるので、値段交渉が始まります。
が、値段交渉をどう頑張ってもメーターよりは高い金額になります。
ボッタくりが嫌な場合はまずは行き先を告げ、メーターオーケー?と確認してからタクシーに乗りましょう。
バンコクの悪徳タクシー
バンコクの悪徳タクシーで多いのがボッタくりと乗車拒否です。
メーター不使用のタクシーに乗ると、メーター使用時と比べて100バーツくらい高い金額を請求される事が多いですが、中には1000バーツ以上のボッタくり価格を提示してくるタクシーもいるそうです。
また、違法改造・インチキメーターを使っているドライバーもいます。
バンコクの初乗り料金は35バーツなのですが、初乗り料金が35バーツ以上だったり、メーターの金額が上がるスピードが通常のメーターよりも早い物を使われたりします。
ドライバーの行きたくない場所だと乗車拒否をされる事もよくあります。
特に渋滞のひどい雨天時やラッシュアワーは乗車拒否をされる率が上がります。
バンコクで悪徳タクシーを回避する方法
グラブタクシーを使う
タクシー配車アプリのグラブタクシーを使えば料金はアプリ内で表示されるのでボッタくられる事はありません。
また、バンコクでは女性一人でタクシーに乗るのは危ないと言われる事もあるようですが、女性一人でもグラブタクシーを使えば安全でしょう。
グラブタクシーのドライバーは客の評価がアプリ内に反映されるので、悪い評価を付けられるような事はしません。
また、タイ・バンコクに限らず東南アジアの首都圏でもタクシー事情は似たようなものなので、僕は東南アジア旅行の際は基本グラブを使って移動しています。
海外でグラブを使う際に多くの方が困る、目的地を現地語で入力する方法はこちら。
ただ、バンコクの場合は時間帯やタイミング・場所によってはグラブを使ってもタクシーが手配されない時もあります。
その際は下記を参照してください。
悪徳タクシーが多い場所と回避する方法
・観光客が多いセントラルワールドなどの大型ショッピングモールで客待ちしているタクシー
・ワット・ポーなどの観光客に人気の観光地で客待ちしているタクシー
・パッポンなどの歓楽街で客待ちしているタクシー
このあたりはほぼメーター不使用のボッタくりタクシーです。
タクシーを捕まえる際は客待ちしているタクシーでなく、流しのタクシーを捕まえればきちんとメーターを使ってくれるドライバーに当たる事が多いです。
僕はバンコクで客待ちしているタクシーは全てメーター不使用ボッタくりタクシーとして見ているので、タクシーを捕まえる際は必ず流しのタクシーを捕まえます。
空港で悪徳タクシーを回避する方法
空港にはタクシー乗り場があります。
タクシー乗り場からタクシーに乗れば、ボッタくられる事はありません。
空港のタクシー乗り場を利用すると電話番号や行き先などが書かれたタクシー利用明細をもらえるのですが、それが不正の抑止力になっているのでしょう。
ただし、空港のタクシー乗り場が混んでいるからといって空港のタクシー乗り場以外の所からタクシーに乗ると高確率でボッタくられたり、しつこくチップを要求される事があります。
ドンムアン空港だったら国際線のタクシー乗り場が混んでいたら国内線のタクシー乗り場の様子を見てみましょう。
国際線はやたら混んでいても、国内線は全然混んでいないという事もあったりします。
ドンムアン空港のタクシー乗り場に関してはこちら。
トゥクトゥク
バンコク観光に来たのなら一度はトゥクトゥクに乗って移動してみたいという方も多いでしょう。
バンコクの街中をダイレクトに風を受けて移動できるのは気持ちがいい。
周りの風景を広い視野で見ながら移動できるのもとても楽しめます。
でも、トゥクトゥクはいくつかのデメリットがあります。
トゥクトゥクには渋滞に巻き込まれると、常夏のバンコクの暑さと大量の車の排気ガスでかなりキツイです。
また、トゥクトゥクにはメーターがありません。
運転手の言い値か値段交渉をしなければいけませんが、タクシーのメーターよりは100バーツ近く高い値段になる事が多いです。
また、観光客が多い観光地やショッピングモール前で客待ちしているトゥクトゥクはほとんどがタクシーのボッタくり価格よりも高いボッタくり価格を提示してきます。
バンコクに住んでいる僕は、高いのとエアコンがないという理由でトゥクトゥクはほぼ利用しませんが、観光に訪れた方は移動型アトラクションと割り切って一度は乗ってみるのもいいと思います。
バンコクの悪徳タクシー達に僕がどんな事をされたかはこちら。