ルアンパバーンにあるプーシーの丘(Phousi Hill)は世界遺産の街並みやメコン川を一望できる展望台があり、ルアンパバーン観光に訪れたほとんどの人が立ち寄る大人気スポットとなっています。
328段の階段を上らなければ街並みを一望できる展望台にはたどり着けませんが、それでもルアンパバーンを訪れたほとんどの方が立ち寄るプーシーの丘。どうやって行けばいいかや料金はいくらか、どんな感じなのかを紹介します。
プーシーの丘に興味がある、行ってみたいという方は参考にして下さい。
サンセットを見れる時間
プーシーの丘の一番の名物といえば展望台からみるサンセットですが日没が何時かは時期によって違います。ただ、グーグル検索でその日の日没の時間を調べる事ができます。
【ルアンパバーン サンセット】と検索すればその日の日没時間が表示されます。
プーシーの丘の階段を上って展望台にたどりつくまでは15~20分くらいかかるので、ベストなタイミングで行きたいという方は日没時間を把握して行きましょう。
プーシーの丘への行き方と地図
プーシーの丘への行き方は二通り、ナイトマーケット沿いの通りから階段を上っていく方法とナムカーン川近くの裏通りから階段を上っていく方法があります。どちらの入り口から行った方がいいかは、近い入り口、行きやすい入り口から行くという感じで全然問題ありません。
二つの入り口の場所はこの地図の黒ピンあたりになります。
こちらがナムカーン川沿い近くにある裏通りからの入り口です。表通りからの道とは違い、こちらでは階段を上る道中で仏像をいくつか見る事ができます。
こちらは僕が利用した表通りからの入り口になります。
僕が行ったのは5月のものすごい暑い時期で、日中の暑すぎる時間に階段を上るのは嫌だったので夕方ごろに行きました。表通りの入り口前ではちょうどナイトマーケットのテントが設置され始めていました。
表通りからの入り口は道路の反対側に国立博物館の看板や入り口があり目印になるので、ルアンパバーンについたばかりという方でもすぐに入り口にたどり着けるでしょう。
入り口の階段を少し上るとちょっとした広場のようになっています。広場から通りを見てみると、ナイトマーケットのテント、寺院、南国の木、開放的な空と雲の景色。なかなか見る事ができないいい感じの光景が広がっています。
広場には仏教感のある小さな建物やベンチがあります。
展望台に行くには山道にある階段を進んでいきます。まだ序盤の階段ですが、多くの人はすでに息が荒くなっていました。
プーシーの丘の料金
階段を上っていくと途中で料金所があります。プーシーの丘の料金は20000キープで約160円になります。円への換算はこれを書いている2023年のレートでしていますが、現在ラオスキープは大暴落中となっているのでやたらと安く感じます。
料金を払って入場チケットをもらったら、さらに階段を上っていきます。
階段を上っていると降りてくるお坊さんたちと何度かすれ違います。写真を撮っていいかを尋ねると、わざわざ足を止めて姿勢を正してくれました。
階段を進んでいくと途中でルアンパバーンの景色が見える場所もあります。そこからでも十分いい景色。
階段が思った以上に疲れるので、少し立ち止まって街の景色を見ながら小休憩。
プーシーの丘の展望台
328段の階段を登り切り展望台に到着。時間は夕方とはいえまだまだ暑く、かなり汗をかきました。ものすごくいい運動になります。
展望台には立ち入り禁止の黄金の仏塔があります。
売店もあります。飲み物を持って行かなかった僕は売店でミネラルウォーターを買って水分補給。
仏塔の隣の小さなお寺の中には仏像があり、地元の人達が参拝をしています。せっかくなので僕も参拝。ラオスの参拝の正式な作法はわかりませんが、近くにいる人の所作をまねて祈ります。
お寺の外には大きな鐘があります。
観光地ですが地元の人達にとっては神聖な宗教施設でもあります。写真を撮るためのいいポジションを取るためだったり、ちょっと座りたかったりで、立ち入り禁止のろうそくを立てる台に乗ったり座ったりしている初老アジア人達がいましたが、やつらの頭のおかしい行動は視界に入るだけで嫌な気持ちになります。
こちらは展望台。展望台周辺は仏教感はなく、人もたくさんいてゴリゴリの観光地感があります。展望台から見渡す世界遺産のルアンパバーンの街並みはすごくいい光景。
メコン川方面はサンライズやサンセット、夕焼け空をいい感じに見る事ができます。
一番人気のスポットは岩の上。岩の上に立ち、壮大な光景をバックに写真を撮っている人達が絶え間なくいました。
ナムカーン川方面には世界遺産のルアンパバーンの街並みが広がっています。
メコン川の方を見ると空の色が少しずつ変わってきています。
太陽が沈んでくるにつれて観光客の数はどんどん増えてきています。
ルアンパバーンのサンセット。天候や時間によってはものすごく幻想的な景色を見る事ができます。
子供のころはこういう景色を見ても何とも思いませんでしたがアラフォーとなった今、なぜかグッとくるものがありずっと見ていられます。
以上、ルアンパバーンのプーシーの丘の紹介でした。
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