なんとなくバンコクに移住してみました

2018年に日本語しかわからないけどバンコクに移住してみました。バンコクへの移住方法や生活情報、タイや東南アジアの旅行情報を書いています。

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海外転出届の手続きの方法とメリット・デメリット

 海外転出届の手続きの方法とメリット・デメリット

海外に移住、引っ越しをする方や長期間海外に行く方にとって住民票をどうするかは一つの考え所です。

住民票を日本に残しておくか、それとも海外転出届を出すか。

どちらもメリット・デメリットがあります。

できれば日本に戻りたくない、ずっと海外で暮らしたいと思ってタイに留学している僕はいろいろ考えた結果、所要があって日本に戻ったついでに海外転出届も出してきました。

何も調べず、準備もせずに役所に行ったのですが、意外と簡単に転出届を出すことができたのでその方法を説明します。

また、海外転出届を出す、出さないに関してのメリット・デメリットに関しても説明します。

 

海外転出届とは

そもそも海外転出届って何?って方もいると思います。

僕も最近までその存在すら知りませんでした。

海外転出届とは、一年以上日本から離れる人が提出しないといけないと法律で決まっている届け出の事です。

海外転出届を提出する事によって自治体から住民票を抜く事になります。

仕事や留学だけでなく、一年以上海外旅行に行くという方も提出しなければいけません。

また、日本を離れるのが一年未満でも海外転出届を提出する事はできます。

転出届を出すのは役所で行います。

僕はとっくに住んでないけど以前住んでいて住民票もある中野区役所に行き手続きをしてきました。

海外転出届を出すメリットとデメリット

海外転出届を出す事によって各種税金を払う必要がなくなるメリットがあります。

また、税金を払わない事によってデメリットが生じる場合もあります。

メリット、デメリットの大きさは人によって違うので、日本を離れるのが一年未満でも海外転出届を出すかどうかは自分でしっかり考えておきましょう。

国民年金

海外転出届を出して住民票を抜くと、国民年金の支払いは義務から任意に変わります。

払いたくない人は払わなくていいし、年金を継続して払い積み立てておきたい人はそのまま継続して払う事ができます。

ただ、年金を払わなければ将来もらえる受給額が少なくなるというデメリットもあります。

僕の場合は給料が長年0円で、毎年国民年金の支払いを免除してもらう手続きをしていました。

年金の支払いをやめても、もともと将来年金なんてもらえないので、デメリットはありません。

転出届を出しても年金に加入をしておくかどうかは自分の支払い年数によって考えておきましょう。

国民健康保険

海外転出届を出して住民票を抜くと、国民健康保険の料金を支払う必要はなくなるというメリットがありますが、国民健康保険に加入する事が出来なくなるというデメリットがあります。

なので国民健康保険に加入していない状態で日本に戻った時に病院に行くと高額な治療費を請求されます。

心配な方は海外では、それぞれの国でお得な民間の保険があるのでそちらに加入しましょう。

僕は転出届を出した際、過去2年間の国民健康保険料が未払いだという事が発覚しました。

未払いの保険料を今納めてくださいと言われたのですが、ちょうど持ち合わせがなく払う事ができないと伝えたら、海外に行ってしまったら徴収のしようがないという事で、未払いの分は払わずに転出するという事で話が収まりました。 

住民税

住民票を抜く事によって住民税を払わなくてすむようになるというメリットがあります。

住民票を抜いて住民税を払わない事によるデメリットは特にありません。 

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海外転出届の提出の方法

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海外転出届を提出するために役所に行きます。

僕は前年度の収入が0円で各種税金の減免や支払いの免除申請をしていたので税金を払わないですむようになるというメリットはもともとないのですが、僕が以前住んでいた部屋に自治体から僕宛の郵便物が届いたりするのが嫌だと思って海外転出届を提出する事にしました。

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受付のお姉さんに、海外転出届を出すにはどこに行けばいいのですか?と質問すると案内してくれました。

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まずは住民移動届に記載例の通りに記入します。

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転出先は国名を書くだけでオッケーです。

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記入したら窓口に提出します。

これで海外転出届の手続きは終了です。

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次は国民保険の手続きをするようにと言われます。

保険の窓口に向かいます。

ここで未払いの保険料があれば支払いを済まします。

封筒をもらい、日本滞在最終日にその封筒に保険証を入れて郵送し返却すれば国民保険の手続きは終了となります。

海外転出に関しての手続きは以上で全て終了となります。

海外転出届を出す前にやっておく事

海外転出届を出す前にやっておけばよかった事が僕は一つだけあります。

それはマイナンバーカードを作る事です。

日本の口座から海外の口座に送金するにはマイナンバーの登録が必要です。

また、銀行でない海外送金サービスを使うにしてもマイナンバーが必要です。

僕は自分のマイナンバーを把握しないまま転出届を出しました。

海外転出届を出すと、日本ではもうマイナンバーカードを作る事ができません。

今僕はタイに住んでいますが、日本の僕の口座からタイの僕の口座へお金を送金する方法がありません。

日本に会社があり、タイからパソコンで仕事をしている僕は、仕事で得たお金は全て日本の銀行口座に入ります。

でも、仕事で得たお金をタイに送金する事ができません。

タイでの現金はクレジットカードのキャッシングを利用していますが、3か月に一度くらいはどうしても現金が足りなくなってしまいます。

そうなると、わざわざお金を降ろすためだけに日本へ行かなければなりません。

かなりめんどくさいです。

海外送金サービスのアカウントを作るには契約者がマイナンバーカードに書かれた住所に本当に住んでいるのかをチェックするために、マイナンバーカードに書かれた住所に書類が届きます。

その書類を記入して送金サービスの会社に郵送しないと海外送金サービスのアカウントは作れません。

僕と同じような状況になる可能性のある方は、マイナンバーカードを作り、海外送金サービスのアカウントを日本にいる間に作ってから海外転出届を出す事をおすすめします。

日本から住民票を抜いている海外居住者が日本でパスポートを破損した際や、日本でパスポートを破損させて新しいパスポートを作らないといけない時の必要書類の取り寄せ方やパスポート再発行の流れはこちら。

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