高円寺でディナーはどこのお店に行こう、どこの居酒屋に行こう、と迷った時はちゃばしら食堂が超おすすめです。
チェーン店から個人経営のお店まで、かなり多くの飲食店がある東京、高円寺。
高円寺では毎年たくさんの飲食店ができてはなくなっていく、飲食店の激戦区でもあります。
開店1か月で撤退したお店なんかもある激戦区高円寺で、3年以上続いている個人経営の飲食店はまず間違いなくうまいです。
そんな飲食店激戦区高円寺の中でも一番のおすすめのお店はちゃばしら食堂です。
料理は店主の和風創作料理が中心で全てがワンランク上の味で美味しくその上リーズナブル。
10年ほど高円寺に住んでいた僕は、地方から東京に友達が遊びにきたら必ずちゃばしら食堂に連れて行っていました。
味にうるさい人も安心して連れていけるお店です。
日本人だけでなく、僕が今まで連れていった世界各国の友人達もみな大絶賛していました。
世界にも認められている料理の数々です。
店内は広くはなく、落ち着いた雰囲気なので一人飯の女性の姿や一人飲みをしている人の姿もよく見かけます。
また、ビールやワイン、焼酎や日本酒もたくさん扱っているので、居酒屋としても楽しめます。
ちゃばしら食堂の場所
ちゃばしら食堂は高円寺北口から出て左折した先にある、中通り商店街にあります。
駅から徒歩1~2分です。
博多屋の横の小さな階段を登り、2階に行くとちゃばしら食堂になります。
店内に入ると店主が笑顔で迎えてくれます。
ほとんどの方が店主に対しては穏やか、物静か、丁寧、低姿勢、シャイ、イケメン、という印象を受けるでしょう。
広くはないですがおしゃれで落ち着いた雰囲気の、居心地のいい店内です。
食事というのは雰囲気がとても大切ですが、店主が作るお店の空気も食事を美味しくさせてくれます。
女性が一人でも食事に来れるお店って限られていますが、店主の作る居心地のいい空気も一人飯の女性客のリピーターを生んでいる要因の一つなのでしょう。
僕はよく取引先の社長さんとこのようにちゃばしら食堂で商談をしていました。
美味い料理にお酒、そして落ち着いた店内に素敵な大将。
お仕事の話も弾みます。
世界に認められているワンランク上の料理人
美味しい和食といえばちゃばしら食堂という事で、僕は外国人の友達が東京に来たら毎回ちゃばしら食堂に連れて行っています。
これまでドイツ人、韓国人、イスラエル人、チェコ人、タイ人の友達を連れて行った事があるのですが、みんな大満足してくれました。
世界中の人に認められる味を毎回提供してくれます。
親が料理人のチェコ人の友達は、チェコでも食べたい作りたいと言ってレシピを必死に聞いていました。
そして、あまり英語が得意ではなさそうな店主も必死に教えていました。
ちゃばしら食堂の看板メニューのチキン南蛮にかかっている店主特性タルタルソースもとてもお気に入りだったようで、お皿までなめていました。
女性をここまでさせるほどの美味しさです。
また、店主は調理だけでなく、掃除、買い出し、仕込み、接客、皿洗いと全て一人でやっています。
お店が満席になるとかなり忙しそうで、そういう時に意味のない事を話しかけたりすると慌てて洗ってるお皿を落としたりしてしまうかわいらしい姿もよく見せてくれます。
お店が休みの月曜日以外は雨の日も風の日も雪の日も毎日自転車で30分ほどかけて高円寺にきているようですが、僕は朝方5時に店じまいを終えて帰ろうとする店主と遭遇した事があるし、お昼の12時頃にスーパーで買い出しをしている店主と遭遇した事もあります。
ブラック企業以上の労働時間ですが、なんでも納得いくように一人でこなしたいという職人気質なのでしょうか。
世界中の人を満足させる料理を作れるのは、こういう人だからなのでしょう。
東京に遊びに来た地元の友達の娘達は店主の人柄が大好きになったようで、買い出しをしている店主とばったり遭遇した時はとても嬉しそうでした。
ちゃばしら食堂のメニューと料理
こちらがメニューになりますが、旧バージョンのメニューで今はいくつか入れ替わっています。
飲み物もいっぱいあります。
僕をイメージしたカクテルを作ってください、なんて無茶ぶりにもきちんと応えてくれます。
こちらのあれこれボードには期間限定のメニューがあります。
さんまの刺身やつみれ鍋等、レギュラーメニューに加えてほしい物が今までたくさんありました。
日本各地から取り寄せた普段はなかなか口にする機会のないクラフトビールや日本酒、焼酎なんかもここに書かれています。
ちゃばしら食堂のワンランク上の料理
こちらが看板メニューのチキン南蛮(650円)です。
日本人にも外国人にも大絶賛のチキン南蛮で、タルタルソースもとても美味しいです。
チェコ人の友達だけでなく、かなり味覚の鋭い地元の友達もこのタルタルソースを大絶賛していました。
チキン南蛮って年に一回食べるか食べないかくらいのものでしたが、ちゃばしら食堂ができてからは年に10回は食べるようになってしまいました。
これを食べて、チキン南蛮の評価が変わる人って多いと思います。
ハーフサイズのチキン南蛮(450円)もあります。
僕が友達を連れて行く時はいろんな料理を食べてもらいたいのでハーフサイズを頼む事が多いです。
こちらはアボガドとサーモンのマヨネーズ和え(480円)です。
どこの国の人も大好きなサーモンとアボガドとマヨネーズ。
当然ながら美味しいし、はじめてくる友達に僕が勧めがちな一品です。
こちらはイナゴのから揚げコンソメ味(380円)。
この飽食の時代になぜ虫を食べる必要がある?と最初は思ったものでした。
が、単純にうまいので食べる必要あり!と思いなおしました。
イナゴを口に入れて噛むって事に抵抗がある人ってけっこういると思います。
僕もそうでしたし。
でも、一度咀嚼してみたらすぐ慣れます。
美味しいので。
最初のハードルを越えるのがなかなか難しいかもしれませんが、こちらもおすすめの一品です。
僕の友達の小学生軍団はイナゴがかなりのお気に入りです。
コンソメ味のサクッとした揚げ物なので、スナック感覚で食べる事ができます。
ビールにもとても合います。
ただ、小学生軍団も初めて食べる時は「これ、たべるの…??」と最初の一口を口に入れるのをかなりビビっていました。
こちらは店主が作るのに一番手間と時間がかかるといっていた、ちゃばしら名物ちゃばら豚。
豚の角煮のような柔らかさです。
角煮をアレンジして作った料理なのでしょうか。
それとも角煮なのでしょうか。
料理にうとい僕はよくわかりませんが、箸で簡単に一刀両断できて、トロトロ~~でとても美味しいお肉です。
こちらはのり佃煮クリームチーズ(380円)。
比較的新しいメニューです。
まずはこの見た目ですが、謎の物体です。
そもそも海苔とチーズを一緒に食う?正気ですか?です。
そんなお食事経験がある人なんてまずいないでしょう。
でも、海苔とチーズがものすごく合います。
ワサビを少しつけて食べるとさらに美味しいです。
このメニューは店主の創作料理との事でしたが、さすがワンランク上の料理人。
こんなものまで創りあげてしまうのですね。
ほとんどの人が未経験だと思うこの味、一度は体験してもらいたい。
こちらはあらびきウインナーチーズ焼き(580円)。
僕が大好きな一品です。
トローリチーズの下にはサクサクのドンタコス的なものとガツンとしたウインナー。
ビールのお供に最高でした。
ただ、久しぶりにちゃばしらに行ったらこのメニューはなくなっていました。
頼む人は僕しかいなかったのでしょうか?
いつか復活してもらいたい。
ワンランク上の美味しい料理がたくさんあります。
僕はほとんどの料理を食べましたが、どれもとても美味しいです。
ちゃばしら食堂チェコ支店を作りたい!と外国人に言わせた料理の数々、一度試してみてください。
お店情報と地図
住所日本、〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目22−4
電話番号 03-5356-7272
営業時間 18:00~2:00
定休日 月曜日
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