ミャンマー・ヤンゴンの中心部には黄金の寺院のスーレパゴダや独立記念塔のあるマハバンドゥーラ公園があります。
ヤンゴンの観光スポットの一つでもある黄金のスーレーパゴダは仏陀の髪の毛が祀られてある神聖な寺院で、観光客だけでなく地元の人も参拝に訪れます。
スーレーパゴダの近くにはマハバンドゥーラ公園があり、公園内にはミャンマーがイギリスから独立した証として建てられた独立記念塔が建っています。
また、その周辺にはイギリス統治時代に建てられた西洋風の綺麗な建物があり、ミャンマーの景色と相まってとても素敵なミャンマーオリジナルの光景を作り出しています。
初めてミャンマー・ヤンゴンに来た僕は、中心部にあるので手っ取り早く行けそうなスーレーパゴダに行ってみる事にしました。
スーレーパゴダへの行き方
スーレーパゴタはヤンゴンの中心部にあります。
ヤンゴン市内のどこからでも、タクシーを使って手っ取り早く行く事ができます。
タクシーに乗って走っていると、ヤンゴンの都会の景色の中に黄金のスーレーパゴタが見えてきます。
ヤンゴンでの移動はタクシー配車アプリのグラブを使う事をおすすめします。
ヤンゴンでは観光客相手に倍近い値段でぼったくってくるタクシー運転手も少なくないですが、グラブを使えばボッタくられる心配はないし、 アプリ内で行き先を指定できるので言葉が通じなくても問題なくスムーズに目的地に行く事ができます。
グラブの使い方はこちら。
スーレーパゴダ周辺の景色
タクシーを降りるとスーレーパゴダの周りには素敵な西洋風の建物が建っています。
茶色い建物はヤンゴン・コート。
こんなに素敵な建物ですが、裁判所のようです。
もしいつか裁かれる事があるのなら、こんな素敵な裁判所で裁かれたい。
こちらの白く、美しい宮殿のような建物はヤンゴン市庁舎です。
イギリス統治時代に建てられたものなのですが、屋根だけはミャンマー式となっています。
中に入る事はできませんが、夜に市庁舎の前を通った時はライトアップされていてとても綺麗でした。
ヤンゴン市庁舎の向かいにはマハバンドゥーラ公園があります。
公園内には、ミャンマーがイギリスから独立した証として建てられた長細い独立記念塔があります。
マハバンドゥーラ公園内の芝生はとても綺麗で、公園内ではたくさんの人がまったりと過ごしています。
スーレーパゴタに行こうと思った僕ですが、先に公園に行ってまったりする事にしました。
マハバンドゥーラ公園にいる日本語の上手な現地学生
マハバンドゥーラ公園の横にはたくさんの屋台があり、ローカルフードが売られていて、かなり活気があります。
看板に書いてあるのはミャンマー語。
ミャンマーの文字にはiPhoneみたいな形の字があります。
iPhone型の文字はなんて読むのか、ミャンマーにいる間中ずっと気になっていましたがその答えがわかる事はありませんでした。
現地人の集まる活気のある屋台のある場所はいるだけで楽しい。
また、屋台のすぐ近くにはコンビニもあります。
コンビニにポカリが売っていたので購入。
公園に向かいます。
公園内の日陰の部分の芝生の上ではたくさんの地元民のカップルや旅行者が座ってまったりと過ごしています。
僕も座ってボーーーっとしようと思い、いいポイントを探しながら歩いていました。
すると、ミャンマー人の男が『あなた日本人ですよね?』と声をかけてきて、僕の後をひたすらついてきます。
人と話したい気分じゃなかったのでシカトしてずっと公園内を歩いていたのですが、男はかなりしつこくいつまでも僕の後をついてきます。
あまりのしつこさにイラっとしてきたので、『なんか用?何をしようが金は払わないけど。』と言うと、男は『私はミャンマーの学校で日本語を勉強しています。日本に行った事もあります。日本語の勉強のためにガイドをさせてください。』と言ってきました。
日本語がかなり上手です。
そして男は話しながら『ペッ!!ペッ!!』と唾を吐いてきます。
多くの日本人は話し相手が途中途中で唾を吐いたら若干の不快感を感じるでしょう。
僕は男が唾を吐くたびにイラっとしました。
『好きにすればいいけど金は払わないから。』と言うと、男は『ありがとうございます』と言って僕の後をついてきました。
シェムリアップのアンコールトムでも現地の警察から頼んでもないのに押しかけガイドをされ最後にチップを要求されましたが、あの時は人と話したくない気分ではなかったし、僕に一切のストレスを感じさせない入り込みをされました。
その上説明もしっかりしてくれたし楽しかったのでチップとして1ドル渡しましたが、この男は完全シカトしている僕の後ろをいつまでもしつこく付いてきました。
人と話したくないという相手の空気を一切よまない奴とはハナから楽しもうとは思わないし、話をしようという気持ちもより失せるので、僕についてくるこの男に時々話しかけられても完全シカトしていました。
スーレーパゴダを見る
男がウザいので公園でまったりするのはやめてスーレーパゴダに行く事にしました。
公園の出口には露店がありました。
『ここで売っているのは噛みタバコです。日本では売ってなかったです。』
と聞いてもないのに男が説明してきました。
どうやら男が定期的に唾を吐いているのは噛みタバコを噛んでいるからのようです。
全く興味のない噛みタバコの説明をされ、ふーん、あっそ、と思い、
『じゃ、俺はスーレーパゴタに行くからバイバイ』
と男に伝えると、
『その恰好ではお寺には入れません。郷に入りては郷に従えです』
と言ってきました。
僕はハーパンを履いていました。
初めてこの男が有益な情報を与えてくれました。
スーレーパゴダに入るのは後日、長ズボンを買ってからにしようと思い、とりあえずこの日は路上からスーレーパゴダを見るだけにしました。
青空の下、西洋風の建物にミャンマー式の建物。
その中にある黄金のスーレーパゴダ。
いろんなものが混ざっていて歴史も感じますし、素敵な光景です。
これがミャンマーか~としみじみと感じます。
男の事は完全シカトで写真を撮っていたら、
『それでは僕は帰るので、チップをください』
と言ってきました。
この言葉にはかなりムカつきました。
僕は何をされようがお金は払わないと最初に伝え、男もそれを了承して勝手についてきたのです。
その事を改めて伝えたら、
『わかりました。ではサヨナラ』
といい、男は去っていきました。
ただ、僕のムカつきはおさまらなかったので男を呼び止め、
『俺と話して日本語の勉強になったんでしょ?だったら俺に金を払って。俺はただで日本語を教えるとは言ってないけど。』
と詰め寄ってみました。
この男はこうして日本人観光客からお金をせびっているのでしょう。
そして、断れきれずにこの男にお金を払う日本人観光客も多いから男は図に乗ってこういう事を繰り返しているのでしょう。
日本人からしたら金額的には全然大した事はないでしょうが、日本人、なめられてます。
『私貧乏です。お金ありません。』
と男は身の上話をはじめだしたのですが、それを遮って
『あっそ。さっさと勉強代を払ってくんない?』
と、しばらく詰めてみました。
しばらく男を困らせた後、嫌がらせを言うのも飽きてきたのでタクシーを呼んで移動する事にし、ヤンゴンの中心地を後にしました。
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