タイに来たのなら必ず食べておきたいフルーツのドリアン。
フルーツの王様と呼ばれたり悪魔のフルーツとも呼ばれるドリアンですが、タイの人達はみんなドリアンが大好き。
一番好きなフルーツはドリアンというタイ人はたくさんいます。
そんなドリアンですが日本ではなかなか食べる機会ってないし、売っていたとしてもとても高価です。
タイならば日本に比べて圧倒的に安くドリアンを買う事ができるし、スーパーや路上の屋台など、いろんな所でドリアンを売っている所を見かけるので日本に比べたらとても手軽に買う事ができます。
初めてタイに来た人でも気軽にドリアンを買えるように、タイでドリアンを買うにはどうすればいいのかやドリアンの値段、ドリアンの味、そして多くの人が気になるドリアンの臭いを説明します。
ドリアンの値段 タイと日本の比較
楽天市場でドリアンを検索するといくつか出てくるのですが、どれも非常に高価です。
安いものでも3000円以上します。
こんなに高いと日本では気軽に買う事ってできません。
僕は3000円払ってまでフルーツを食べたいと思いませんし。
でもタイだと一つ150バーツ、約520円ほどからドリアンが売られています。
ドリアンの買い方と値段
ドリアンはスーパーや路上の屋台で売られています。
ドリアンの屋台はタイの至る所にあるので、屋台がたくさんある所にいけば簡単に見つけられます。
また、大きなスーパーやショッピングモールにいけばドリアン専門の小さなブースもあったりします。
ドリアンは予め決まった料金がつけられているものと量り売りの2パターンで売られています。
お店によって量り売りだったりそうじゃなかったり、その両方だったりします。
量り売りのドリアンの買い方と値段
こちらは路上の屋台のドリアン屋さん。
量り売りなのですが、130バーツの定額ドリアンも売られています。
量り売りの場合は購入したドリアンの重さによって値段が決められますが、日本のお肉屋さんのようにこちらがいくら分だとか何グラムだとか指定するのではなく、購入したドリアン一玉や半玉の重さに値段がつけられます。
また、多くの屋台の人はたくさんあるドリアンの中からどれが特に美味しくておすすめかを教えてくれます。
言葉が通じなくてもドリアンを指さして、プリーズと言えばどこの店員さんも察してくれます。
ドリアンを注文したらその場で屋台の人が切ってくれます。
ドリアンに包丁をザクっと突き刺します。
そしてそのまま一刀両断!
それと共にドリアン臭が漂ってきます。
店員さんは毎日ドリアンを裁いているのでとても慣れた手つきです。
こんなに堅そうでとげとげのある物、初心者はこんなに綺麗に切れないでしょう。
そしてそのまま包丁を使ってドリアンの中身を取り出します。
ドリアンの中身が崩れないように丁寧に手際よく取りだしてくれます。
そして重さをはかります。
どこの屋台にも電卓はあり、僕達外国人に対しては電卓に金額を打ち込んで見せてくれるので言葉が通じなくても問題ありません。
お値段は182バーツ、約630円。
円への換算はこれを書いている今のレートでしています。
タイで売られているスイカなどの他のフルーツに比べたら高いですが、日本で買うよりも圧倒的に安く買えます。
お金を払ってドリアンを袋に入れてもらい、お持ち帰り。
日本語しかわからない初めてタイに来た人でも簡単にドリアンを買えます。
量り売りじゃないドリアンの買い方と値段
こちらは量り売りではない、最初からお値段が決められているドリアン。
お値段は170バーツ、約590円です。
どこのお店でも注文したらその場で切り、綺麗にドリアンの中身を取り出してくれます。
この店員さんは分厚いゴム手袋を装着しています。
トゲトゲのドリアン、これくらいの装備がなければ危ないのでしょう。
お店にはドリアンの殻がたくさんあります。
この日裁いたドリアン達なのでしょう。
こちらがドリアンの中身。
フルーツの王様の裸の姿ですが、見た目はなんだか微妙です。
量り売りではないので値札に書かれた料金を支払えばオッケーです。
お金を払ってドリアンをお持ち帰り。
ドリアンのにおいと味
購入したドリアンを家に持って帰っていただきます。
家に持って帰って袋を開けるとたちまち部屋中に立ち込めるドリアン臭。
腐った野菜の臭いとよく言われますがまさにその通り。
それプラスくさいガス臭もします。
その臭いが濃くて強い!!
僕は慢性鼻炎で嗅覚が非常に悪いのですが、それでも部屋の中にドリアンが置いてあるとドリアン臭が満ちているのが分かります。
ドリアンを部屋に置いて一度外出し、また部屋に戻ってくりとすぐに激しいドリアン臭が漂ってきます。
目を閉じた状態でも臭いでドリアンがどのあたりにあるのか分かります。
慢性鼻炎の僕でもここまで強く臭いを感じ取れるので、嗅覚が普通以上の方の場合はもっと強い臭みを感じるのでしょう。
そんな臭いドリアンですが、口の中に入れたら臭さは感じません。
ジュクジュクでクリーミーな部分とパサパサでちょっと固い部分があるのですがどちらもとても甘~~い。
僕はクリーミーな部分が好きなのですが、かなり濃厚な甘さです。
さっぱりした甘さではなく、喉がかわくオリジナリティ満点のクセの強い甘さです。
他の果物にはない、唯一無二の味でしょう。
僕のドリアンの評価ですが、自分からは買いには行きませんが、誰かが買ってきたり、誰かの家のテーブルの上に置いてあったら食べるという感じです。
日本で3000円も出してまでは食べたいとは思いませんが、ドリアン未体験の方はタイで一度試してみてはいかがでしょう。
ドリアンの注意点
あまりにも強い臭いを放つドリアン、タイでもその他の国でも、一部ホテルや空港、公共施設では持ち込み禁止の所があります。
ドリアン禁止の場でには張り紙や注意書きが書かれているので注意しましょう。
また、タイではアルコールとドリアンを一緒に食べると死ぬと言われています。
その検証結果はこちら。
タイ・ラヨーンにあるフルーツ食べ放題、ドリアンも食べ放題の農園のスパットラー ランドについてはこちら。
タイのフルーツはマンゴーも美味しくておすすめです。