タイの人気観光地カオヤイにはその周辺に遊園地もいくつかあります。
カオヤイ観光をしている僕はパクチョンまで足を延ばし、大自然の中にある広大な遊園地、トンソンブーン・クラブ(Thongsomboon Club)に行ってきました。
西部劇の街並みをイメージして作られたトンソンブーン・クラブには様々なアトラクションがあり、乗馬ができたり、広大な自然の中をバギーで走ったり、ウォーター系のアトラクションで絶叫したりとさまざまな体験をする事ができます。
カオヤイ観光中に何度もトンソンブーン・クラブの看板を何度か見たのですが、その中で気になる物がありました。
こちらのRolling Ballというアトラクション。
昔見た映画で、ジャッキー・チェンがこの球体の中に入って民家を破壊しながら斜面を下っていました。
その映画を見て以来ずっとこの球体に入ってみたいと思っていたのですが、カオヤイ観光中に体験できるという事なので、トンソンブーン・クラブに行ってきました。
トンソンブーン・クラブへの行き方や料金、アトラクションを紹介します。
トンソンブーン・クラブへの行き方
トンソンブーン・クラブはカオヤイから15~20キロ程の場所にあります。
ほとんどの方は車で行くと思いますが、カオヤイからはパクチョン方面へ向かいます。
カオヤイ観光をしている方にはお馴染みの何度も通る一本道です。
カオヤイからパクチョン方面へ進み、パクチョンの街中の大通りを越えて、またパクチョンの細い砂利道、山道を進んでいきます。
そうするとトンソンブーン・クラブに到着します。
この記事の下の方にトンソンブーン・クラブのグーグルマップを貼っていますが、僕は地図を見ながら行っても何度か道を間違えました。
途中途中でトンソンブーン・クラブの看板があります。
看板があれば、看板の示す方に行けばいいのですが、看板が出てくる前の細い道や砂利道で僕はかなり苦戦しました。
といっても、スムーズに行けた時に比べても時間のロスは30分程度でしたが。
グーグルマップの示す地点を目指して進み、トンソンブーン・クラブの駐車場に到着。
空いている場所に適当に車を停めます。
ついたのは11時頃。
トンソンブーン・クラブはかなり広大な敷地面積ですが、一日中いるほどではありません。
4~5時間もあれば充分に楽しめるので、それくらいの時間を目安にその日の計画を立ててるのがベストです。
駐車場には売店があり、お菓子やジュースが売っています。
売店前に日本人の小学生が数人いて、僕の事をチラ見しながら
『あの人アラレちゃんの帽子かぶってるけど日本人かな?』
と、ひそひそ話をしていました。
『おれ、日本人だよ。』と小学生に言ったら全員に無視されました。
トンソンブーン・クラブの料金
まずは入り口にある窓口で入場券を買います。
入場券は一人150バーツ。
トンソンブーン・クラブには入場券+アトラクション乗り放題といったパスはありません。
アトラクションに乗る際は、園内にあるチケット屋さんでアトラクションチケットを買って、そのクーポンで支払いをします。
西部劇の街並み
園内に入ると西部劇のような街並みが見えてきます。
道端では馬を狙っているインディアンがいます。
餌を食べている馬もいます。
馬はみんな大人しく、ナデナデしても餌に集中しています。
馬の近くにはロデオマシーンのアトラクションや、乗馬ができる牧場があります。
園内を歩くとまるで西部劇の世界に入ったような気持ちになります。
西部劇風の建物はディズニーのワールドバザール的な感じで、建物内ではグッズやおみやげが売られています。
コンクリートむき出しの坂道、こちらは本来は人工雪を降らせてスキーやそり滑りが楽しめるアトラクションのようです。
しかし僕が行った時はこの有様。
日本もそうですが地方の遊園地なのでお客さんは多いとはいえません。
人工雪を降らすと赤字になってしまうのでしょうか。
アトラクションエリアへの移動
アトラクションがたくさんあるエリアに行くにはバスに乗って移動しなければいけません。
窓口でバスのチケットを買います。
そしてバスに乗り込みます。
ゆっくりと広い敷地内を走るバス。
目の前は広大な緑と山と青空だけ。
風も気持ちが良く、大自然の美しい解放感を味わえます。
バスはアトラクションエリアに近づいてきました。
広大な芝の上をバギーが気持ちよさそうに走っています。
アトラクションエリアの降り場に到着。
バスを待っている人達はアトラクションエリアから西部劇エリアに戻る人達です。
バスから降りるとフードコートになっています。
フードコートには売店やアトラクションクーポンの売り場があります。
食事
お腹が空いてきたのでまずはお昼ご飯を食べる事に。
こちらの吹き抜けの建物はタイ料理レストラン。
フードコートでなくレストランで食事をする事にします。
タイのどこで食べてもとても美味しいタイ風チャーハンのカオパッド。
このカオパッドも安定の美味しさで大満足の味。
タイ人の愛する国民食、パパイヤサラダのソムタム。
レストランではライスと一緒に頼むのがタイスタイルです。
なかなかの辛さで僕は食べる事ができませんでした。
綺麗な山の景色を見ながら食べる料理は絶品です。
バンコクでは大気汚染が深刻な状況になっていたこの時期、カオヤイやパクチョンの空も汚染されていて少し淀んでいます。
大気汚染の無い時期に行けば景色はもっと綺麗なのでしょう。
敷地内には喫煙所もあります。
食後に一服し、アトラクションにのる準備は万端。
アトラクション
アトラクションチケット
トンソンブーン・クラブのアトラクションは全部で16種類。
ほとんどのアトラクションはチケットで支払いをします。
フードコート内にアトラクションチケット売り場があります。
一人1000バーツ分のチケットを買えば十分に楽しめます。
乗り物系のアトラクションが多いですが、免許がなくても小学生でも運転する事ができます。
Luge
アトラクションエリアに来て最初に目についたのが乗り物で坂道を滑り下りるアトラクションのLuge。
この乗り物で坂道を滑り下ります。
ハンドルとブレーキがあるのみでエンジンはありません。
ただ、これに乗り坂道を滑り下りるだけです。
乗ってみると思った以上に楽しい。
そこそこのスピードが出て風を気持ちよく浴びる事ができます。
小さな子もたくさんLugeで遊んでいました。
Sky Lift
坂道を下った後はリフトに乗って元の場所まで戻ります。
ゆっくりと進むリフトに乗って和やかな山の風景を楽しみながら上っていきます。
ATV
こちらは自分で運転して広大なコースを走り回れるATV。
小学生でも運転できます。
このすごく広大なコースを山の景色を堪能しながら走るのはとても気持ちがいい。
Buggy Ride
こちらはバギーに乗って舗装されてないオフロードを走れるBuggy Ride。
かなりのガタガタ道を走る事ができます。
一緒に行った免許をもってないタイ姉さんに運転してもらったら、思いっきりコースアウトして茂みや木に突っ込んだりしていました。
それでもバギーは安全に走ります。
B.B.Gun
サバイバルゲームを楽しめるB.B.Gun。
サバゲーをやった事のない僕は興味深々でした。
こちらの戦場で撃ち合います。
衣装も用意されているのですが、やろうと思ったらスタッフに断られてしまいました。
何で断られたのかイマイチわからなかったのですが、対戦相手がいなかったからでしょうか。
Rolling Ball
ウォーター系のアトラクションもいくつかあります。
が、この日僕の一番のお目当てのRolling Ballは透明の球体がプールの端っこでしんなりしていてできませんでした。
穴でも開いて修理待ちだったのでしょうか。
Log Ride
ボートに乗ってゆっくりと山の景色を見ながらコースを進みます。
最後は急降下でドボン!と水しぶきを上げて落ちる、ディズニーでいうところのスプラッシュマウンテン的なアトラクションです。
Dry Sleged
浮き輪に乗って水が流れている急角度の斜面を滑っていくアトラクションのDry Sleged。
こちらの浮き輪に座り、滑り落ちていきます。
コースは汚れが目立つし、流れている水もチョロチョロという感じでかなり少ないのですが、トンソンブーン・クラブでは一番恐怖指数の高いアトラクションです。
かなりのスピードで斜面を滑っていくのですが、スリリングで面白い。
ウォーター系アトラクションでは一番楽しいです。
トンソンブーン・クラブのアトラクションの一部を紹介しましたが、僕が行った時はほとんどのアトラクションは並ばずに乗れました。
アトラクションの数は20種類以下。
ゆっくりと園内を回っても4~5時間もあれば充分に満喫できます。
カオヤイの楽しみ方
カオヤイでイチゴ狩りをするなら日本人経営者のいるこちらの農園がおすすめ。
カオヤイへの行き方はこちら。
カオヤイへの行き方・帰り方やお得な情報、楽しみ方、おすすめスポット、レストラン、ホテルなどについてはこちら。
トンソンブーン・クラブ 営業情報と地図
住所(英語) 119 Moo 10 Tambon Pak Chong, Amphoe Pak Chong, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30130
住所(タイ語) 119 Moo 10 อำเภอปากช่อง นครราชสีมา 30130
電話番号 044 312 248