日本人は現在ビザなしで入国できるようになったミャンマー。
ミャンマーへ来る人の多くはヤンゴン国際空港を利用すると思います。
ヤンゴン国際空港に到着した人の多くがやるべき事はミャンマーの通貨であるチャットへの換金とSIM(シム)カードの購入、そして空港から宿泊先へ移動するためのタクシーの手配となります。
初めてミャンマーに訪れてヤンゴン国際空港を利用した僕ですが、チャットやシムカードを手に入れる事も宿泊先までの移動もすんなりとできました。
ただし、いくつかの注意点も必要なので、それらを説明します。
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ヤンゴン国際空港の様子
現在ビザなしでも入国できるようになったので、飛行機を降りた後の入国審査はパスポートを見せるだけで済みます。
入国審査は特に質問される事もなく、すんなりと終りました。
出入国カードを記入したりする必要もありません。
入国審査を終えたら荷物がある人は到着ロビーのベルトコンベアで自分の荷物を回収しましょう。
到着ロビーには免税店もいくつかあります。
到着ロビーの出口には荷物のX線検査機があります。
バッグを検査機に通してチェックを終えたら到着ロビーから出る事ができます。
到着ロビーから出たら空港のロビーになります。
迎えの人や、客引きをしているタクシードライバーがたくさんいます。
空港のロビーにはコンビニやカフェ、レストランがあります。
ヤンゴン国際空港 換金の方法
ミャンマーの通貨はチャット(Kyat)になります。
これを書いている今のレートだと、1000円が約14,000チャットになります。
海外でお金を使う時は多くの人が頭の中で一度円に換算して、日本円だといくらだろうと考えて使うと思います。
算数が苦手な僕の場合はチャットは0を一つ取ってそれよりも若干安いと考えて使っていました。
お会計が10,000チャットの時は1000円よりも若干安い値段、という具合です。
ちなみに10,000チャットは約700円です。
まずはミャンマーの通貨、チャットを手に入れないといけませんが、ヤンゴン国際空港の両替店では日本円からチャットへの換金はしていません。
空港だけでなく、ショッピングモールやホテルの両替店でも日本円からチャットへの換金はしていません。
日本円が両替できるのはヤンゴン市内にあるごく一部の両替店だけです。
なので、ミャンマーに来る前に一度円からドルに換金して、ヤンゴンに着いたらドルからチャットに換金する、という方法を取っている方が多いです。
ただ、この場合だと換金の手数料が二度とられてしまいます。
一番お得な方法はクレジットカードのキャッシングを利用する方法です。
ちなにみ僕はタイからヤンゴンに来たのですが、タイの通貨バーツからチャットへの換金はできます。
ヤンゴン空港 ATMの使い方
空港のロビー内にATMが並んでいます。
僕はクレジットカードのキャッシングでチャットをゲットするつもりだったので、人が並んでいない、一番手前の黄色いATMを使う事にしました。
するとこのATM、日本語表記にも対応していました。
ATMのタッチパネルを押すと、最初にどの言葉で使うかが選択されます。
なので日本語を選択します。
次に暗証番号を入力します。
次に口座の種類を選択します。
キャッシングでも口座の種類は普通預金でオッケーです。
次にお引き出しを選択します。
次にいくらキャッシングするかを選択します。
一度の操作でできる最高キャッシング額は300,000チャット、約21000円です。
ひとまず300,000チャットを選択します。
するとお金が出てきます。
これでチャットをゲット。
お金とカードは忘れずにとりましょう。
また、カード会社によってはキャッシングの返済が自動でリボ払いにされています。
返済を一回払いか二回払いにすればお得にキャッシングをする事ができます。
ヤンゴン国際空港 SIM(シム)カードの購入方法
ミャンマーの通貨、チャットをゲットしたので次はシムカードを購入しにいきます。
海外でスマホを使うにはシムカードを現地で購入するのが一番安くすむのですが、それにはシムフリーのスマホが必要なのでご注意下さい。
空港内のロビーにシムカードを売っているお店が並んでいます。
料金を見比べようと思ったのですが、青いお店の店員に日本語で声をかけられました。
料金の差なんてきっと数十円から数百円程度、それよりも日本語がわかる人がいるお店でスムーズに購入したいと思い、青いお店でシムカードを買う事にします。
こちらがシムカードの料金表。
どのプランでも一か月の使用期限となっています。
1ギガから10ギガまでのプランがあり、40分の通話もできます。
一番安いプランが3500チャットで約240円。
一番高いプランが12,500チャットで880円。
僕は5ギガ、7500チャット、約530円のプランのシムカードを購入する事にしました。
僕はミャンマーで5泊したのですが、5ギガで十分に足りました。
宿泊先にいる時は部屋のWIFIを使っていましたが、外ではグーグルマップやグラブといったアプリを毎日使っていました。
どの場所でも電波が入らないといった事はなく、通信速度もよくて使っていてイライラする事はありませんでした。
プランを決めてシムカードを購入したらスマホを店員に渡します。
店員さんがシムカードの入れ替えや設定など、全てをやってくれます。
返却されたら自由にスマホを使う事ができるようになっています。
ただしシムカードを交換すると電話番号が変わってしまいます。
電話番号が変わると困るという方は日本にいるうちから海外用のポケットWi-Fiをレンタルするのが一番安く海外でスマホを使える方法となります。
お得に安くポケットWi-Fiをレンタルする方法はこちら。
ヤンゴン国際空港 タクシーと移動方法
ミャンマー通貨のチャットとシムカードをゲットしたら、次は空港から宿泊先へ移動します。
空港内には客引きしているタクシードライバーもたくさんいて、ほとんどの旅行者は声をかけられると思います。
ただ、注意点としては客引きドライバーの多くはここぞとばかりにぼったくってきます。
僕は宿泊先はヤンゴン市内の民泊を利用していました。
民泊のホスト(貸主)からはあらかじめ、空港から僕が泊るマンションまでのタクシーの料金は8,000から10,000チャットくらいと教えてもらっていました。
でも、僕に声をかけてきたタクシードライバー達は皆20,000チャットと言ってきました。
みな倍の値段を提示してぼったくってきます。
10,000チャット、700円程度のぼったくりですがそれでも嘘をつかれるのは気分が悪い物です。
ここから値段交渉をすれば値引きはできるでしょうが、飛行機から降りたばかりでそういうのもめんどくさいし言葉も伝わらない。
なので、声をかけてきたドライバー達は全て断ってタクシー配車アプリ、グラブ(Grab)を使う事にしました。
グラブを使えば言葉の通じない相手に行き先を伝える事もなく、また、ボッタくられる事もなく目的地まで行く事ができます。
ヤンゴンで客待ちしているタクシーは全てぼったくりだと考えてもらって間違いありません。
また、僕は観光客が行かないような暗くて細い道で声をかけてきたしつこくて柄の悪いタクシードライバーを断っていたら、柄の悪い仲間が集まってきて囲まれたりもしました。
とりあえず大人数で囲むという事が奴らにとっての威嚇行為なのでしょうが、こういう奴のタクシーには意地でも乗りたくありません。
間違いなくボッタくられるでしょうし。
なので僕はヤンゴンでの移動の時は毎回必ずグラブを使っていました。
グラブのドライバーは客からの評価を他の客に見られるので、みんな行儀がいいです。
また、ヤンゴンではグラブのドライバーがとても多く、グラブで手配したらすぐにタクシーを捕まえる事ができます。
グラブの使い方はこちら。
グラブでタクシーを手配します。
しばらく待つと、僕が手配したタクシーがきました。
タクシーに乗り、ヤンゴン国際空港を後にします。
2019年 11月追記
その後再びミャンマーに行ったら、ヤンゴン国際空港を出てすぐの場所にタクシー乗り場ができていました。
TAXIと書かれたカウンターがあるのできちんとしたタクシー会社が運営している雰囲気です。
空港から出るとこのカウンターの人達からタクシーに声をかけられます。
ただ、このタクシーカウンターを利用する事もおすすめしません。
僕の場合はグラブで表示された料金の倍の値段を提示されたので、『高いから利用しない』と伝えカウンターから去ろうとしたら、『だったら値引きする。いくらだったらいい?』と言われました。
値引き交渉前提の値段なのかボッタくり価格なのかはわかりませんが、言い値の高い値段で利用してしまった観光客はたくさんいるんだな、と思うとなんだか嫌な感じがしたのでグラブでタクシーを呼び、空港からホテルまで移動しました。
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