タイ・チェンマイのワット・プラタート・ドイカムというお寺は今、現地タイ人に大人気の観光スポットになっています。
ガイドブックなどにはあまり紹介されていない穴場の観光地なのですが山の上からの絶景も楽しめるし、奈良の大仏よりも大きい大仏のあるワット・プラタート・ドイカムは願いが叶うお寺としてここ最近大人気になり、連日たくさんのタイ人が訪れています。
願いが叶うという事で宝くじの抽選日になると毎回ものすごい行列までできてしまうそうです。
チェンマイを旅行した僕はワット・プラタート・ドイカムにも行ってきたので行き方や様子をお伝えします。
そもそも僕は美味しいカオソーイを食べたくてひとまずチェンマイにきたので、ノープランでした。
チェンマイの観光地も一切知らない状態でした。
チェンマイのコンビニにいた綺麗なお姉さんにおすすめのカオソーイレストランを聞いたらとてもありがたい事に一緒に行く流れになり、食事中にお姉さんおすすめの観光スポットを何カ所か教えてもらいました。
お姉さんがおすすめの観光スポットの写メをいくつか見せてくれたのですが、僕が一番グッときたのはこの豪華な階段の写メです。
ここに行きたい!!もし時間があったらお姉さんも一緒に行かない?と聞いてみたら、なんとお姉さんからオッケーの返事をいただきました。
この階段があるのはワット・プラタート・ドイカムというお寺で、願いが叶うという事でタイ人から大人気だよ、という説明をされ、カオソーイを食べ終わったお姉さんと僕は、お姉さんの車で一緒にワット・プラタート・ドイカムに行く事になりました。
ワット・プラタート・ドイカム 服装の注意点
ワット・プラタート・ドイカムは神聖なお寺です。
タイのお寺では服装によっては立ち入る事ができなかったりします。
女性の場合はスカートやショートパンツはNG。
長ズボン着用で、背中や肩が出ている服装もNG。
男性の場合は膝が隠れるくらいまでのハーフパンツだったらOKで、TシャツもOKだけどノースリーブはNG、とお姉さんが言っていました。
ワット・プラタート・ドイカムの場所と行き方
ワット・プラタート・ドイカムはチェンマイの中心地から8キロほどの山の中にあります。
タクシーやトゥクトゥクで行く事になる方が多いと思いますが、そういう方は言葉が通じなくても目的地を指定できて、ボッタくられる心配もないグラブタクシーを使う事をおすすめします。
グラブの使い方はこちら。
僕はお姉さんの車で行きましたが、もしお姉さんと知り合ってなければバイクを借りて行っていました。
チェンマイのレンタルバイクについてはこちら。
カオソーイを食べ終わった僕たちはさっそくお姉さんの車に乗り、ワット・プラタート・ドイカムを目指します。
僕のようなアラフォーダメオヤジによくしてくれる、とても優しく親切な心を持った上に見た目もとても綺麗なお姉さん。
こんな素敵なお姉さんと食事をした上に観光案内までしてもらえるなんて、なんて素晴らしい一日なのでしょう!!
お姉さんが運転する車はチェンマイの中心地を抜け、チェンマイ国際空港も越えていきます。
チェンマイはバンコクと違い、空港周辺以外は鬼のような渋滞ではありません。
お姉さんは、『友達はいるけど人が多すぎるし車も渋滞しまくっているバンコクは嫌いだし行きたくない。』と言っています。
どこの国にも都会が好きな人もいれば、まったり生活できる街が好きな人もいるものです。
しばらく進むと山が見えてきました。
山の中にある建物が目的地のワット・プラタート・ドイカムです。
周りを走っている車はほとんどいなくなりました。
看板の方へ進むとチェンマイ ナイト サファリパークになります。
ワット・プラタート・ドイカムに行くには、看板の方へは進まずに山を目指します。
山が近づいてきました。
山の中にあるワット・プラタート・ドイカムの大きな仏像の姿もだんだんはっきりと見えてきます。
それにしても、山のあんな所に大きな建物や大仏を作った昔の人はすごい!!
資材の持ち運びもとても大変そう。
という話をお姉さんにしたけど、いまいち伝わっていませんでした。
日本語だけが得意な僕は、外国の人と話していてもしゃべった事が伝わらないという事はよくある事です。
山道にはいりしばらく進むと駐車場が見えてきました。
お姉さんは空いている所に車を停めます。
チェンマイの市街地からここまでは約1時間ほどでしたが、それは途中で道を間違えたからです。
帰りは30~40分でチェンマイナイトバザー近くの僕の宿泊先に到着しました。
ワット・プラタート・ドイカム
高さ19メートルの仏像
駐車場から出てワット・プラタート・ドイカムに行くには上り坂を少しだけ上って行きます。
坂道沿いにはお店が並んでいます。
飲み物や食べ物、雑貨、お土産品などが売られています。
服も売られているので、お寺にそぐわない服装で来てしまった人はこちらで購入しましょう。
宝くじ売り場もたくさんあります。
宝くじを当てるという願いをかなえに来たタイ人がたくさんいます。
お姉さんも宝くじを真剣に物色しています。
坂道の壁には絵が描かれています。
この周辺の歴史と神話を描いたものだと思われます。
坂道の途中から大きな仏像が見えてきます。
この仏像は高さ19メートル。
奈良や鎌倉の大仏よりも大きくて、ものすごい存在感です。
ただ、願いが叶うポイントはここではありません。
たくさんの人が仏像の前で写真を撮っています。
という事で僕もチェンマイ姉さんに写真を撮ってもらいました。
僕が履いているハーフパンツ、ギリギリ膝は隠れていませんが、特に問題はなくワット・プラタート・ドイカムを観光する事ができました。
仏像の近くには巨大な象の像があり、その後ろには金色の像があります。
ここでも多くの人がお参りをしていました。
願いの叶うスポットは仏塔がある回廊の中にあります。
仏塔の奥にも大きな仏像が立っているのが見えます。
回廊の入り口前でも多くの人がお参りをしたり写真を撮ったりしています。
ワット・プラタート・ドイカム内にはたくさんの銅鑼(どら)があります。
参拝客は銅鑼を叩くのではなく、撫でる事によって宝くじの当選番号を感じ取るそうです。
こちらが回廊の入り口になります。
願いが叶う場所
回廊内にもたくさんの仏像があります。
多くの人がそれぞれの場所で参拝をしています。
回廊の中に、ものすごくたくさんの人が参拝している場所があります。
ここで参拝する事で願いが叶います。
願いを叶えたい人はここでジャスミンの花を供えて参拝します。
ジャスミンの花は50個単位でお供えするので、本気度が高い人の備える花は千本を越えたりもします。
チェンマイ姉さんは参拝をしたあと、写真をたくさん撮っていました。
チェンマイ姉さんは毎回宝くじを車のナンバーで買っているそうですが、一度だけ買わなかった時があったそうです。
その買わなかった時の当選番号が、お姉さんの車のナンバーだったそうです。
それは宝くじを買うなっていう天からのお告げのような気もしますが、悔しい思いをした分、より熱くなってしまっているっぽいです。
回廊内にはゴールドの玉もあります。
この玉には金の紙を貼り、参拝します。
鐘が吊り下げられている壁もあります。
鐘を見かけたら、全部の鐘を鳴らしながら歩きます。
展望台と階段
回廊の先には展望台があります。
かなり広い展望台です。
この展望台の広場にも大きな仏像があり、たくさんの人が参拝しています。
ただ、この展望台の広場ではお姉さんの写真しか撮っていません。
お姉さん越しの展望台の広場の様子をご覧ください。
綺麗なお花もたくさんあります。
綺麗なお姉さんにはお花がよく似合います。
という事でこの場ではお姉さんの写真を撮りまくっていました。
ここからチェンマイの街並みを見る事ができます。
緑がたくさんあり、のどかです。
4キロほど先にチェンマイ空港があるので、時々近くの空を飛行機が通ります。
この展望台に階段があります。
この階段の写メをみて僕はグッときたので、ワット・プラタート・ドイカムにきました。
なぜグッときたかは自分でもわかりませんが、龍なのかナーガなのかの装飾が施されたとても豪華な階段です。
そしてこの階段が正式には入り口のようで、車で来ている人は裏口から入っている事になるそうです。
ただワット・プラタート・ドイカムに来ている9割以上の方は車で来ています。
ひとまずこの階段を下りてみる事にします。
お姉さんは階段を下りず、上で僕を待つ事にしています。
下から階段を見るとこうです。
戻るにはこの階段を上らないといけないのか、と思うとかなりゲンナリします。
お姉さんの判断は正しかったようです。
階段の先には休憩小屋があり、その先には山道があります。
正面入り口から来る人は山道を登り、階段の前のこの小屋で休憩するのでしょう。
山道を下ってみる事にします。
しかし、この山道はそこそこ続きそうです。
あまり先まで行ってしまうと戻るのがとても大変そうです。
あの階段も上らないといけないし。
という事で途中で引き返して山道と階段を上ります。
階段の上ではお姉さんが僕を待っていてくれていました。
この後用事があるお姉さんはそろそろ戻らないといけない時間になってしまいました。
という事で、お姉さんの車にのってワット・プラタート・ドイカムを後にしました。
チェンマイ姉さんと知り合った経緯はこちら。
タイ・チェンマイの楽しみ方
チェンマイのお得な情報、楽しみ方、おすすめスポット、レストランなどについてはこちら。
ワット・プラタート・ドイカム 営業情報と地図
住所(英語) Mae Hia Subdistrict, Chiang Mai, Thailand
住所(タイ語) ตำบล แม่เหียะ อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50100
電話番号 02 624 9999
営業時間 6:00~17:00