タイ・バンコクで毎年開催されている日本の文化を体験できるイベントの(ジャパンエキスポ(JAPAN EXPO THAILAND)。
毎年3日間にわたって行われていて、動員数は約50万人という超ビッグイベントです。
2019年も1月25日から27日に超大型ショッピングモールのセントラルワールドで開催されました。
ちなみに毎年3日間にわたって日本で開催されるフジロックの過去最高の動員数は12万5千人なので、ジャパンエキスポの動員数がどれだけヤバイかはわかると思います。
ジャパンエキスポではたくさんの屋台・露店がでていたり、屋内にも屋外にもあるいくつものステージで一日中コンサートが行われています。
今年はAKBも出演しましたが、入場料は無料です。
また、バンコクのコスプレイヤーさんもたくさん集まります。
僕は日本版のマンガが売っている紀伊国屋でキングダムの最新巻を買うため、そしてタイのレイヤーさん達の写真をたくさん撮るためにジャパンエキスポ2019に行ってきました。
初めて訪れたジャパンエキスポ、想像以上の規模と盛り上がりだったので紹介します。
また、この時はタイの大気汚染がヤバい事になっていて学校閉鎖もされている時です。
日本に住んでいるバンコク出身タイ人の友達から、『バンコクではマスクが品切れなの?家族にマスクを送った方がいいかな。』とラインも来ました。
日本のニュースでも報道されている深刻なバンコクの大気汚染、人がたくさん集まる場所でたくさんの写真を撮っているので、バンコクにいる人達のマスク着用率も画像で見てください。
ジャパンエキスポ2019のコスプレイヤーさん達の写真はこちら。
ジャパンエキスポの内容
ジャパンエキスポには全部で16のゾーンがあり、セントラルワールドの中にも外にもブースがたくさんあります。
アーティストゾーンから日本の食べ物ゾーン、文化ゾーン、アートゾーン、ITゾーン、ファッションゾーン、旅ゾーン、留学ゾーンなど、日本に関するゾーンがなんでもかんでもあります。
屋外と屋内にそれぞれ2つずつステージがあり、たくさんのアーティストのコンサートも行われています。
日本人だとAKBや道重さゆみ、misonoなどのコンサートが行われます。
ジャパンエキスポ 屋外
バイクタクシーでセントラルワールドまで来た僕は、入り口前の広場で降ろされました。
広場にはステージとたくさんの露店があり、人もものすごい数です。
屋外のメインステージAにはピカチュウがたくさんいます。
ピカチュウで会場はものすごく盛り上がっています。
お腹が空いていた僕はまず、メインステージの隣にあるたくさんの日本食屋台があるTASTE OF JAPANに行きます。
TASTE OF JAPANにはインフォメーションカウンターがあり、ジャパンエキスポのパンフレットや日本にまつわるフリーペーパーが置かれています。
パンフレットをもらい、TASTE OF JAPANをうろつきます。
ものすごい数の人が、ごはんを食べながらメインステージを見ています。
フライドポテトやタコ焼き、お好み焼きなどの屋台があり、お祭りに来ているようです。
大阪で有名なたこ焼きの屋台は常にかなりの行列ができていました。
カウンターのあるラーメンの屋台もあります。
お酒の屋台もあります。
こちらではお酒の試飲もできます。
ハイボールも売っています。
そしてこのハイボールは居酒屋の濃い目のハイボールよりも濃く、一杯飲んだだけでかなりだるくなってしまいました。
焼きそばがとても美味しそう。
という事で焼きそばとから揚げを買いました。
が、TASTE OF JAPAN内の椅子は満席で座れる場所がありません。
なので屋台裏で食べる事にしました。
TASTE OF JAPANをメインステージAとは反対の方へ出ると、アニメとゲームのブースがあります。
井上武彦がタイ語でなにやら説明している絵がはられています。
ここは学生が作ったゲームがたくさんあるブースです。
こちらはバスケットのゲームです。
射撃のゲームや相撲のゲームなど、学生手作りのゲームがたくさんあります。
コナンやポケモンのグッズもたくさん売られています。
ポケモンのクレーンゲームにはものすごい人の数。
ポケモン人気、すごいです。
ちなみに僕がタイ人からとっているアンケートでは現在ピカチュウのタイでの知名度は現在100%となっています。
タイでも大人気のピカチュウとは、子供だけでなく大人も一緒に写真をとっています。
アニメとゲームのブースを抜けるとメインステージBがあります。
この時はミュージシャンの入れ替えの時間でステージ上には誰もいませんでしたが、このステージでも一日中コンサートが行われています。
紀伊国屋に行きたい僕はセントラルワールド内に入る事にしますが、ブースのない入り口周辺にもたくさんの人がいます。
ジャパンエキスポ 屋内
屋内に入るとドンキモールの宣伝をしているブースが。
バンコクにドンキがそろそろ誕生します。
武士と一緒に写真を撮れるコーナー。
ここでも子供だけでなく大人も武士と一緒に写真を撮っています。
武士の鎧の隣にあるのはなんなのでしょうか。
昔、日本にはこういう恰好をしていた女性がいたのでしょうか。
それとも創作なのでしょうか。
日本の雑貨や浴衣が売られています。
雰囲気は完全に日本です。
キーホルダーなどのかわいい小物もたくさん売られています。
さらに適当に一階をあるいてみると、またブースがありました。
こちらは旅ゾーン。
旅行会社のブースがたくさんあり、たくさんの人が日本旅行の説明を聞いています。
数年前、ウクライナから東京に留学に来ている女の子と話をしました。
当時ロシアがクリミア半島を侵攻している時で、親が心配してその子を日本に留学させたそうです。
彼女は温泉に行きたいけどタトゥーがあるからいけないと残念がっていました。
タトゥーのない犯罪者は楽しめても、タトゥーのある前科無しは楽しめない事が平気である偏見王国日本。
僕はタトゥーが入っていても入れる温泉やプールをいくつかウクライナの子に教えたのですが、タイでもタトゥーが入っている人はちょくちょくいます。
旅行会社が外国人に日本旅行を勧めるのなら、やりたい事をみんながきちんと楽しめるような説明もしてもらいたいものです。
旅行会社のブースの他にもイチゴのブースもありました。
タイにもイチゴ好きな人はたくさんいます。
和歌山のイチゴ、まりひめ。
美味しそう。
このゾーンの中央には小さなステージがあります。
ステージ上には三味線を演奏している人。
かっこいい音楽だったので近寄って見たかったのですが、人が多すぎてめんどくさくなり近寄るのは諦めました。
とても広いセントラルワールドの一階、適当にあるいてみると所々にジャパンエキスポのブースがあります。
お料理教室のブースは女性にとても人気でした。
こちらは一階のカルチャーステージ。
こちらでも常にコンサートが行われています。
『オイ、オイ、オイ、オイ!!』
とタイでもオイオイコールが行われています。
二階に上がってみるとここにも旅ゾーン。
旅ゾーンは大人気です。
日本に興味がある人がたくさんいるのは、日本人としてとても嬉しく感じます。
二階から一階にある旅ゾーンを見てみると、相変わらずのたくさんの人。
小さなステージにも人がたくさん集まっています。
3階にはワークショップがあります。
こちらはすごくかわいいイラストが書かれた手帳やノート。
他にも様々な雑貨や小物が売られています。
絵をかいたり色を塗ったりハサミで切ったりしているお姉さん達がいました。
みんな真剣に楽しそうに作っています。
三階からカルチャーステージを見てみると、相変わらずたくさんの人で大盛り上がり。
みんな楽しそうです。
この後僕は外にでて、しばらくレイヤーさんの写真を撮っていました。
用事があるので帰ろうとすると、
屋外のメインステージAではAKBのコンサートが始まる頃でした。
AKB、最終日のトリとかではなく、二日目の土曜日の16時からライブスタートです。
ものすごい数の人が集まっています。
会場の盛り上がりを聞きながらジャパンエキスポ2019を後にしました。
そして、この記事の画像の通りジャパンエキスポでは大気汚染に備えてマスクをつけている地元民や観光客はほとんどいませんでした。
ただ、この2日後にプロンポン駅に行ったら3割くらいの人はマスクを着けていました。
バンコクの色んな場所で僕が見た限りでは、大人よりも子供の方がマスク着用率は高かったです。