タイの人達に日本のキャラクター達の知名度はどのくらいあるのか、そのアンケートを取ってみたの第二回目です。
このアンケートに一体どんな意味があるのかと聞かれたら、特に深い意味はありません。
でも、外国の人が僕たち日本人と同じものを見て育ってきたってのを知ると親近感がわいてきます。
このキャラクターもしってるんだ!
このキャラクターは知らないの?
こういうのが僕は楽しかったりします。
そして、アンケートを書いてもらうと毎回必ず盛り上がります。
それも楽しいです。
アンケートは一回目と同じ方法でとっています。
アンケート用紙は全部で三枚。
一枚目と二枚目は、キャラクターの名前を書いてくださいというものです。
前回のアンケートで正解率が0パーセントだったキャラクターの一部は他のキャラクターと入れ替えました。
そして三枚目の紙にはドラえもんの絵を書いてもらいます。
キャラクターの知名度と共にタイ人の画力も調べたいと思います。
1人目 Gさん
今回の一人目のGさんです。
Gさんはかなりの本気具合でドラえもんの絵を描いてくれました。
椅子とテーブルの高さがGさんにとっていい具合ではなかったのでしょうか、床に座り込んでドラえもんの絵を描いてくれました。
誰も得をしない、何の意味もない僕のくだらないアンケートにここまで本気になってくれてうれしい限りです。
そして毎回書いてもらった絵を持ってもらい、顔を隠した写真を撮らせてもらうのですが、男性だったらどうしてもGさんの着ている服から見える谷間が気になってしまう方が多いと思います。
僕はとても気になりました。
気になりすぎて、気付いたらこんな写真も撮っていました。
ありがたい事です。
僕としては非常に芸術点の高い一枚だと思っています。
そんなGさんはタイ語の読めない僕のために答えを英語で書いてくれました
床に座ってまで書いてくれたドラえもん、かなり上手です。
今までで一番上手かもしれません。
このアンケートを開始して初めて、サンジで正解を出してくれました。
サンジもこんなに素敵なお姉さんに知ってもらえてて、とても嬉しいでしょう。
2人目 Hさん
Hさんもタイ語の読めない僕のためにキャラクターの名前を英語で書いてくれました。
心優しきお姉さんです。
そして正解率がかなり高いです。
今までで一番の高得点を取ったお姉さんでもあります。
アラレちゃんとまるちゃんのスペルが違うように感じたので口頭で答えてもらったら、アラレ、まるちゃん、と答えてくれました。
Hさんの耳で聞こえた言葉を英語にするとこうなるのかもしれないです。
ドラえもんの顔の輪郭の線が多いです。
輪郭の線を一本増やすだけでこんなに面白くなるのだな、という事をこの時初めて知る事ができました。
外側の輪郭の線がなければもっと上手なドラえもんになったと思います。
3人目 Iさん
Iさんはキャラクターの名前はわかってもタイ語でしかかけないとの事だったので、タイ語で書いてもらいました。
書いてもらったキャラクターは口頭で名前も言ってもらったのですが、全部正解でした。
Iさんはキティが大好きで、部屋の中はキティのグッズだらけだそうです。
枕や布団カバーもタオルも何もかもがキティだそうです。
でも、マイメロディは正解しませんでした。
キティ好きであってサンリオ好きではないのでしょう。
日本人のキティ好きだったら好きでなくてもマイメロディは知っていると思うのですが、それが日本人とタイ人の違いなのでしょう。
なんともいいドラえもんを書いてくれました。
このドラえもん、昔の日テレ時代のドラえもんに似ています。
タイではテレ朝バージョンだけでなく、昔の日テレバージョンのドラえもんも放送しているのでしょうか。
4人目 Jさん
Jさんもタイ語の読めない僕のために英語でキャラの名前を書いてくれました。
Gさんもそうでしたが、外国人で悟空、ルフィ、ナルトのジャンプヒーロー三本柱を知っているっていうだけでその人の事が大好きになります。
女性としてじゃなく、人として。
ジャンプヒーロー三本柱は僕にとってとても偉大なヒーロー達です。
僕のヒーロー達が外国のお姉さんにも知られているってのがすごくうれしいです。
Jさんはすごい速さでドラえもんを書いてくれました。
ドラえもんを描くスピードは今の所ナンバー1です。
ちゃっちゃと描いたのに、バランスもとれてて上手です。
でも、サイコっぽい顔に見えるのは目の視点が左右ずれているからでしょう。
きちんと笑いもとってくれてありがたいです。
5人目 A氏
初の男性の回答者です。
一枚目は全問正解でした。
さすが男の子!
思えばこのアンケートは少年マンガのキャラクターが多いので、女性には難易度が高いのかもしれません。
タイ男子も日本男子と同じようなマンガ、アニメを見て育ってきたのだと思うと嬉しいし親近感もわきます。
初のサザエさんの正解者です。
SAEと書いていますが言いたいことは伝わるので正解としておきます。
A氏は60キロだった体重が現在は100キロ近くになってしまったそうです。
写真では伝わりにくいですが、A氏かなりでかいです。
そんな体のでかいA氏が書いたドラえもんはなぜかめっちゃ小さくて爆笑してしまいました。
大きく描こうとした形跡が残っててA氏の葛藤が伝わります。
6人目 Kさん
Aさんもタイ語でしか書けないと言ったので、名前を書いてもらった後に口頭でキャラの名前を言ってもらいました。
書いてもらったキャラの名前は全部当たっています。
そしてAさんもハローキティ大好きお姉さんです。
家の中の家具や持ち物はキティのグッズで溢れているそうです。
それでもマイメロディはわからなかったようです。
タイではよくキティのグッズを見かけますしサンリオショップもありますが、キティだけが突出して大人気で他のキャラはそれほど人気ではないのかもしれません。
Kさんはドラえもんの足から描いていました。
下から上に描いていくという珍しい描き方で、これは爆笑必死の絵に仕上がると思いKさんのお絵描きを見ていました。
しかし、そんな個性的な描き方なのに出来上がった絵はそこそこ上手でした。
絵の描き方も人それぞれなのですね。
アンケートの集計
第一回目と第二回目のアンケート結果の合計をグラフにしてみました。
ドラえもんとしんちゃんは未だに100%の知名度です。
今回のアンケートから加えたピカチュウとキティちゃんも今の所知名度は100%です。
日本のキャラクター、すごい。
総理大臣や天皇よりも知名度は高いのでしょう。
そしてアラレちゃんの知名度が悟空を抜きました。
アンケートを聞いている人が女性ばかりだからというのもあるからなのでしょうか。
以前ナコンパノムへ行った時の記事に写真も貼りましたが、思えばナコンパノムではアラレちゃんのウンコくんがプリントされてるTシャツを着ているお姉さんもいました。
日本では悟空の知名度の方が圧倒的に高いように思うのですが、なぜタイではこんなにアラレちゃんの知名度が高いのでしょう。
そのうちタイ人に聞いてみようと思います。
バンコクにはトトロのレストランもあります。
でもトトロの知名度は思った以上に低いです。
タイではジブリはあまり人気がないのでしょうか。
同じキャラクターを愛している日本人とタイ人。
共通の好きな物があるってのはとても嬉しい事です。
今後もさらにアンケートをとって、このブログで結果を発表していきます。
そして、アンケートをお願いして断ったタイ人は今の所一人もいません。
みんなこの意味のないアンケートを貴重な時間を使って真剣に書いてくれました。
タイの人達は素敵な人達だらけで、感謝の気持ちでいっぱいです。
一回目のアンケートはこちら。
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