バンコクで一番人気のパッタイは、ティップサマイ(thip samai)のパッタイになります。美味しいパッタイを食べたいという時はティップサマイに行く事をおすすめします。
ティップサマイのパッタイは他のパッタイと見た目が違い、玉子に包まれたオムパッタイとなっています。時々オムパッタイを売っているお店や屋台を見かけますが、オムパッタイを世に誕生させたのがティップサマイになります。
1966年創業の老舗のお店、ティップサマイはバンコクでナンバー1の人気パッタイ屋さんと行っても過言はありません。
こちら、ティップサマイ本店の様子ですが、ご覧の通り大行列ができています。日本人よりも圧倒的に並んでまで食事をしたいと思わない人が多いタイで、この行列を作るのはとんでもない事です。
そんなティップサマイは、超巨大でオシャレなショッピングモールのアイコンサイアムやサイアムパラゴンにも出店しています。アイコンサイアムやパラゴンのティップサマイは行列ができていないので、バンコク一番人気のパッタイを食べてみたいけど並ぶのはちょっと…という方には超おすすめ。
アイコンサイアムのティップサマイでパッタイを食べたらものすごく満足だったので紹介します。
ティップサマイの場所と行き方
今回僕が行ったのはアイコンサイアム店でチャオプラヤー川沿いにあります。最寄り駅はBTSサパーンタクシン駅で、そこから無料で出ているシャトルボートに乗って行くのが一番便利な行き方だったのですが、2020年、アイコンサイアム前に新しい駅のチャルンナコーン駅ができました。
クチャルンナコーン駅から行くのが一番手っ取り早い行き方になったので、シャトルボートで行く方法とチャルンナコーン駅で行く方法の両方を説明します。
シャトルボートで行く方法ですが、サパーンタクシン駅の2番出口を出るとシャトルボートの乗り場になります。
アイコンサイアム行きのシャトルボート乗り場はちょくちょく変わるのですが、ICON SIAMと書かれた看板がある乗り場があるので、そこに着く船に乗ればOKです。
ボートは10分おきにきます。
2020年、アイコンサイアム前に新しい駅、チャルンナコーン(charoen nakhon)駅ができました。アイコンサイアムと直結しているので、チャルンナコーン駅からアイコンサイアムに行くのが今は一番手っ取り早いです。
チャルンナコーン駅はサパーンタクシン駅の一つ先にあるクルン・トンブリー駅からゴールドラインに電車を乗り換えて一つ目の駅になります。
タイ在住者も旅行者も、駅を利用する場合はほとんどの方はクルン・トンブリー駅から乗り換えという形になるでしょう。
アイコンサイアムの6階、レストランフロアの中にティップサマイはあります。
おばちゃんのオブジェがあるので、近くを通ったらすぐにわかります。
ちなみにサイアムパラゴンのティップサマイはフードコート内にあります。
ティップサマイ お店の様子
アイコンサイアムのティップサマイで一番目に着くのはやはりこのおばちゃんのオブジェでたぶん創業者のおばちゃんなのでしょう。
1930年代に誕生したパッタイは日本のラーメンと同じでまだ若い料理できっと発展途上の料理だと思いますが、つけ麺を誕生させた大勝軒のおじさんと同じくパッタイを大きく進化させた偉大なおばちゃんです。
カウンター席とテーブル席のある店内。
いろんな写真がオシャレに飾り付けられています。
オープンキッチンなので店員さんが調理している姿が見れます。調理されている料理を見るととても美味しそうで期待感が増します。
キッチン側には本店の写真が飾られていて、50年近くの歴史を見る事ができます。
綺麗に拭かれているテーブルの上には酢や辛い調味料などの、タイの食堂にあるおなじみの味変用調味料があります。
ティップサマイのメニューと料金
ティップサマイのメニューはパッタイのみです。
419バーツのパッタイが一番高いのですが、これは値段が高い物じゃないと注文したくないという一部地域の富裕層向けのメニューなのでしょう。バンコクに出店している日本の有名ラーメン店でも富裕層向けの高いメニューを出している店がありますが、富裕層向けメニューは店員に勧められてもスルーしてOKです。
バンコクのラーメン屋で富裕層向けラーメンを注文する日本人っていないと思いますが、それと同じでティップサマイの富裕層向けパッタイに魅力を感じるタイ人もいないでしょう。
タイガープラウンのパッタイは249バーツで、その他エビパッタイやチーズパッタイやベジタブルパッタイは89~129バーツになります。
ティップサマイオリジナルのオレンジジュースは119バーツ、ミネラルウォーターは25バーツです。
ティップサマイオリジナルのアイスはココナッツミルクやタロ、タイティーなどの日本ではあまりなじみのない味もありお値段は50バーツです。
ティップサマイ いただきます
まず運ばれてきたのは水。コップに描かれているのはティップサマイのおばちゃんでしょうが、店前のオブジェとは違いこちらはリアルな感じです。
こちらが僕が注文したエビのパッタイ。お値段は129バーツです。
玉子焼きに綺麗に包まれたオムパッタイ、一般的なパッタイとは見た目が全然違います。
玉子焼きを一刀両断すると中からパッタイが顔をだします。味は当然ながら美味しい。日本人の舌にも良く合う味で、辛さは一切ありません。
付け合わせにはもやしとネギっぽい野菜とライムがあります。
野菜をパッタイに入れて味や食感の変化を楽しんだり、ライムでの味変を楽しめます。
こちらはタイガープラウンのパッタイでお値段は249バーツ。
パッタイの上に殻付きのタイガープラウンが添えられていますが、見た目がすごく豪華。
エビもすごく美味しい。タイガープラウンはそこそこの大きさなので、食べ応えもあります。エビの殻をむくと手が汚れますが、テーブルの上にはティッシュも置かれています。
こちらはタイガープラウンのパッタイに添えられていた物。
日本では見た事はありませんが、どうやらバナナの木の漬物のようです。カレーに対しての福神漬けのように、途中途中でこの漬物を食べるといい感じです。
ティップサマイはパッタイだけでなくエビも美味しいので、エビ系パッタイを注文するのがおすすめです。
手が汚れるのが嫌な人は殻のないエビのパッタイ、ガツンとエビも行きたい方はタイガープラウンのパッタイって感じで注文するのが間違いないと思います。
バンコクで一番人気のカオマンガイ屋さん、ピンクのカオマンガイについてはこちら。
バンコク旅行で美味しいタイ料理の食べ歩き!のモデルケースはこちら。
周辺のおすすめスポット
アイコンサイアムについてはこちらに詳しく書いています。
アイコンサイアムにある綺麗な景色を楽しみながら食事を楽しめるレストラン、Fallabellaについてはこちら。
フェリーで食事を楽しめる水上レストランのSirimahannopについてはこちら。
ティップサマイ 営業情報と地図
住所(英語) 299 ICONSIAM Department Store 6th Floor R602-R603, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600
住所(タイ語) 299 ICONSIAM Department Store 6th Floor R602-R603, แขวง คลองต้นไทร เขตคลองสาน กรุงเทพมหานคร 10600
電話番号 02 495 7080
営業時間 10:00~22:00