なんとなくバンコクに移住してみました

2018年に日本語しかわからないけどバンコクに移住してみました。バンコクへの移住方法や生活情報、タイや東南アジアの旅行情報を書いています。

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バンコクのワット・パリワート 縁結びとアニメキャラクター満載のベッカム寺院

バンコクのお寺 ワット・パリワート(Wat Pariwat)

バンコクのお寺、ワット・パリワート(Wat Pariwat/วัดปริวาส)は別名ベッカム寺院とも呼ばれているお寺です。サッカー選手のベッカムの像が祭壇に置かれたことからベッカム寺院と呼ばれるようになったのですが、仏教の神々の像の中にはバットマンやスパイダーマン、ルフィや亀仙人、ピカチュウやミッキーマウスといった映画やアニメのキャラクターたちの像も紛れている非常にユニークなお寺です。

最近では手でハートポーズをとっている神様の像に縁結び・恋愛成就の効果があるとしてタイの若い人達にも人気が出てきているお寺となっています。

また、アニメキャラだけではなく、アインシュタインやジャッキー・チェンといった人物から、タイだけでなく世界各国の神々や神話の登場キャラクターの像もあり、様々なカルチャーとタイ仏教文化の融合を楽しめるタイで唯一無二の場所でもあります。

ユニークな像だけでななく、神聖なお寺なのでもちろん参拝は可能、敷地内の川沿いのナマズやハトに餌をあげたりする事もできるし食堂もあるので、ついつい長居してしまうお寺のワット・パリワート。新年の儀式をしに行ったら思った以上に楽しめたお寺だったので紹介します。

 

ワット・パリワートの場所と行き方

ワット・パリワートはラマ3世通りの南の方にあります。最寄り駅はBTSチョンノンシー駅になりますが、駅から5キロほど離れているのでほとんどの方にとっては車やバイクで行くのが一番手っ取り早いでしょう。

公共交通機関を使っていくのなら、チョンノンシー駅から渋滞知らずの専用道路を走るバス、BRTに乗り換えて行く方法があります。

BRTのWat Pariwat駅でおりると、すぐ目の前がお寺のWat Pariwatとなっています。

ワット・パリワートの紹介

入口と駐車場

こちらがワット・パリワートの入口になります。門にはわかりやすく仏像やお坊さんの巨大ポスターが貼られています。

門をくぐると直線道路になります。まっすぐ行ってすぐの場所に駐車場がありますがそちらはお寺関係者用の駐車場っぽいので、参拝や観光に来た方は突き当りまで行って右折しましょう。

駐車場の手前にはローカル商店と食堂があります。この食堂のタイ式ラーメンのクイッティアオがすごく美味しいと僕が住んでいるコンドミニアムのタイ人の住人が絶賛していました。

駐車場に入って右側には様々なキャラクターの像があるお堂があります。

左側は参拝や儀を行う建物があり、その奥にはナマズやたくさんある池と、食堂があります。

キャラクター満載のお堂

こちらがワット・パリワートを訪れる多くの人にとっての一番のメインスポットである、様々なキャラクターのいるお堂になります。僕が行った時は片方は工事中のため中に入れませんでした。

たくさんある精密で独特な像は有名なタイのアーティスト、Surin Panumat氏の指導の元に造られています。

仏教は全ての人の宗教である、誰もが支持する事ができるのでワット・パリワートは全ての国や文化を受け入れている、というメッセージを込めらて造られた像なので、出身国やバックグラウンドに関係なく様々な国の神話や物語のキャラクターや人物とタイの仏教文化が融合された像が置かれています。そのおかげで多くの人にとってワクワクできて楽しめるお寺となっています。

まずはお堂の中に入って参拝をします。お堂の中は土禁となっているので、靴を脱いでから入ります。

タイの参拝方法は、仏像の前で正座をし合掌します。その後合掌した手を開きながら地面につけます。手と一緒に頭も床に着くぐらい下げます。それを三回繰り返します。日本でいう土下座のようなポーズです。

お堂の中の壁面にもびっしりと精巧な模型があります。多分天国を表現しているのでしょう。

普段は参拝を終えたらお堂から立ち去るのですが、今回はお堂周りにいるキャラクターを探します。

ワット・パリワート(Wat Pariwat/วัดปริวาส)にいるルフィ

さっそくルフィを発見。製作者は意図的にルフィとサルを隣同士にしたのでしょうか。

デカい像の影に隠れてこっそりと一服している神様?がいます。

更に影に隠れてこっそりとスマホをいじくってる神様?僧?もいます。有名なエンタメ系キャラ以外の像にも、キャラクター性やストーリー性を感じます。

壁にも天井にも細かな装飾や像が飾られています。柱を登ってている像もたくさんあります。

バンコクのお寺 ワット・パリワート(Wat Pariwat)のバットマン

バットマンも壁を登っています。が、バットマンというより変態コスプレおじさんに見えてしまいます。

バンコクのお寺・ワット・パリワートにいるキャラクター

キャプテンアメリカや亀仙人のじっちゃん、ピカチュウやスーパーマンも発見。ワット・パリワートの自由な空間ではマーベルとDCも共存しています。

ミッキーやピノキオもディズニーでないキャラクター達と共存しています。他にも様々なキャラクターが潜んでいますが、相当じっくり探さないと発見できないキャラもいて、ウォーリーを探せ状態になっています。

最近タイのお姉さん達を中心に縁結びの効果があるとして話題となっているハートポーズをとっている像は発見できませんでしたが、恋愛運をアップさせたい方は頑張って自力で探しましょう。

 

新年の儀

今回ワット・パリワートに来た目的は新年の儀を行うため。キャラクター探しを終え、儀を行っているフロアに移動します。

まずは100バーツを払って日用雑貨の入ったかごを購入。雑貨は持って帰るものではなく、寄付として渡すものとなっています。

お坊さんの前に座り、お経を一緒に唱えます。タイ語がわかる人はお坊さんと一緒にお経を唱えますが、僕はわからないので言葉は発さず拝むだけ。

お経が終わったらお坊さんに日用雑貨の入ったかごを渡します。

雑貨を渡したら、お坊さんの隣においてある水の入った聖杯を取り、また座ってお経を聞きます。お坊さんはお経を唱えながら水しぶきをかけてきます。

お経が終わったら聖杯の水を近くの植木にかけて、お坊さんゾーンでの儀は終了。

次に、20バーツの寄付をして参拝セットを受け取ります。参拝セットは、お花、線香、ろうそく、金の紙となっています。

まずはろうそくや線香を立てる台の前で拝みます。拝み終えたらろうそくに火をつけて台に立てます。そのろうそくの火を使って線香にも火をつけ台に立てます。

次に、僧の像の前で拝みます。拝み終えたら像に金色の四角い小さな紙を貼っていきます。金の紙は最後に自分のおでこに貼ってもOKです。

最後におみくじを引きます。サングラスをかけたファンキーな像の前にある台に、棒がたくさんはいったプラスチックのコップが置かれています。

両手を合わせて拝む形にして、コップを手に挟みます。そしてコップを挟んだ手を小刻みにシャカシャカと上下に動かします。そして一番最初にコップから飛び出してきた棒に書かれた文字や数字が、自分が引くおみくじの場所を示しています。

こちらがおみくじのある場所になります。棒に書かれていた文字や数字の場所にある紙が自分のおみくじとなります。他のお寺だとおみくじはタイ語と中国語と英語で書かれていますが、ワット・パリワートはタイ語のみ。

また、他のお寺ではおみくじは内容が見えないようになっていますが、こちらの場合は内容が丸見えです。タイ語がわかる方にとってはドキドキ感はないでしょう。タイ語がわからない僕は、画像を翻訳して内容を確認し、この年の運勢・生き方のアドバイスを確認します。

金の紙を張り付けた像の奥には小さなお堂があります。

小さなお堂に入り、こちらでも参拝をします。タイに引っ越してきてから、タイ国内や周辺国のお寺に行った際は僕は必ず参拝しています。日本にいた時に比べると圧倒的に参拝する回数は増えました。

何もわからずなんとなくバンコクに引っ越してきましたが、こうして何年も毎日ご飯を食べれて元気に過ごしていられるのは、参拝しまくっているおかげなのでしょうか。

川で餌やり

小さなお堂の横の道にはアイスやジュースのお店があります。

その先にチャオプラヤー川があります。こちらで魚やハトに餌をあげる事ができます。餌は川沿いにある売店に20バーツからで売られています。

黄色い柵の内側が餌あげスポットとなっています。日陰で椅子に座ってまったりと川を眺めている人もいれば、ハトや魚に餌をあげている人もいます。

川に餌を投げるとものすごい量のナマズが出現します。どのスポットで餌を投げてもこの量のナマズが出現します。数が多すぎて若干のキモさすら感じます。

柵周辺はどこからでも川を覗くと餌を待っている大量のナマズを確認する事ができます。周りには天敵はいなさそうだし何もせずとも餌が降ってくる、なんともうらやましい人生です。

お食事

川沿いには食堂もあります。像を見たり、新年の儀を受けたり、魚に餌をあげていたりしていたら結構な時間が過ぎてしまい、お腹が空いてきたのでお食事タイム。

僕と奥さんが注文したのはタイのもち米のカオニャオとタイ版フライドチキン、ソムタム、ガパオ、タケノコのタイ版炒めです。メニュー表は全てタイ語表記で写真もありません。なので、タイ語がわからない方はメニュー表をグーグルレンズなどで翻訳してから注文しましょう。

ちなみに僕は辛いのが食べれないので全てを唐辛子抜きで注文したのですが、タケノコ炒めがあまりにも美味しくて奥さんがおかわりしました。おかわりしたタケノコ炒めは辛さノーマル版だったのですが、僕にとっては辛すぎて食べる事ができませんでした。タイ人の中では辛さ耐性が低い奥さんも、ヒーヒー言いながら食べていました。

参拝だけでなく、唯一無二のユニークな像を楽しめたり魚に餌をあげたりと、色んな事を楽しめるお寺、ワット・パリワートの紹介でした。

バンコクの中華街・ヤワラートちかくにあるお寺、ワット・トライミットについてはこちら。

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バンコクのお寺、ワット・フワランポーンについてはこちら。

ワット・パリワート 営業情報と地図

住所(英語) 734 Rama III Rd, Bang Phong Phang, Yan Nawa, Bangkok 10120
住所(タイ語) 734 ถ. พระรามที่ 3 แขวง บางโพงพาง เขต ยานนาวา กรุงเทพมหานคร 10120
営業時間 8:00~18:00 

 

 

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