タイ・バンコクでは部屋の掃除をどうすればいいのか、どんな掃除道具を使い、どんな洗剤を使えばいいのか、どこで買えばいいのか、タイ在住歴が浅い方だとわからない部分も多いと思います。
僕は最初全く分かりませんでした。
が、雇ったメイドさんが掃除している所を見たり、タイ人に聞いたり手伝ってもらったりして部屋の掃除の仕方や使う道具、洗剤は把握できました。
日本とは多少違う部分もあるタイ式の部屋の掃除の仕方を説明します。
部屋の掃除に使う道具と洗剤
部屋の掃除に使う道具はモップとほうきとコロコロになります。
僕の場合は掃除機は使いません。
掃除機を買うお金を惜しんでいるだけですが、これで十分です。
ほうきとコロコロはバンコクのダイソーに売っています。
モップはショッピングモールやビッグシーなどのホームセンターに1000バーツくらいで売っています。
モップは箱に入っていて組み立て式ですが、簡単に組み立てる事ができます。
また、モップ用のバケツも同梱されています。
洗剤はこんな感じです。
タイに売っている洗剤はどこ用の洗剤なのか、パッケージを見ればわかるようになっている物が多いです。
なので必要な洗剤はジャケット買いで大丈夫です。
部屋の掃除の仕方
実際に部屋の掃除をしながら掃除の方法を解説していきます。
この部屋を掃除します。
画像でみるとごちゃごちゃしているだけですが、一か月ほど掃除をしていない状態なのでフローリングやカーペットにはゴミやカスや毛が大量に落ちています。
部屋の掃除 洗濯
まずはシーツ類を洗濯するついでに服も洗います。
僕の住んでいるコンドミニアムにはコインランドリーがあるので、毎回洗濯の際は利用しています。
僕が使っている洗濯洗剤はusaと書かれている物です。
Sの上に魚っぽい形があるし、aも直線が長いので、もしかしたら形が英語っぽいタイ語かもしれません。
このusaとダウニーを使って洗濯します。
usaもダウニーもホームセンターやコンビニに売っています。
部屋の掃除 キッチン周り
お次はキッチン周り。
お皿を洗う洗剤はこちらです。
パッケージにワイングラスの写真があるので、お皿用の洗剤だとすぐにわかります。
次はレンジを洗います。
レンジを洗う洗剤はミスターマッスルです。
パッケージに電子レンジの写真があるので、レンジ用だと一目見てわかります。
ミスターマッスルはコンビニやスーパーに売っています。
ついでにレンジ用のミスターマッスルをキッチン全体に吹きかけます。
汚れが浮いて見た目がかなり汚くなってきました。
それでも綺麗に拭いて、この通りピカピカになります。
部屋の掃除 ガラス拭き
お次はガラスを綺麗にします。
まずはガラステーブルから。
ガラス用の洗剤はパッケージに窓ガラスが描かれています。
こちらも一目見てガラス用の洗剤だとわかります。
洗剤をガラスに吹きかけてふき取ります。
ガラスもピカピカ。
窓ガラスも同じようにして綺麗にします。
部屋の掃除 シャワールームとトイレ
お次はトイレとシャワールーム。
シャワールームの床は三角のブラシを使います。
このブラシもコンビニやスーパー、ホームセンターで売っています。
トイレの洗剤もパッケージにトイレが描かれているので一目でわかります。
まずは便器に洗剤を付け、日本で使っていたのと同じトイレブラシで綺麗にします。
トイレブラシもスーパーやホームセンターで売っています。
シャワールームの床を掃除する前に、エアコンのフィルターの掃除をします。
フィルターのホコリをシャワーで洗い流して乾かすだけです。
この部屋に住んで半年たったころ、エアコンからかなりの量の水が漏れてきた事がありました。
原因はフィルターがホコリで詰まっていたからでした。
なので、4~5か月に一回はエアコンのフィルターの掃除をしています。
フィルターの掃除が終わったらトイレの洗剤をシャワールーム全体に撒きます。
洗面台にも撒きます。
そして、便器横についているシャワーで全体に軽く水を撒きます。
あとは三角のブラシでひたすらこするだけです。
こすり終わったら水で流します。
綺麗になりました。
床は水浸しですが、ひとまずこのまま放置しておきます。
また、シャワールームやキッチンの排水溝が詰まった時の掃除の仕方はこちらに詳しく書いています。
トイレが詰まった時の直し方はこちら。
部屋の掃除 床掃除
最後に部屋の床を掃除します。
まずはほうきを使ってゴミを取ります。
その後、コロコロを使ってほうきでは取り切れなかったゴミや毛も取り除きます。
コロコロでカーペットやソファーも綺麗にします。
次にモップの準備をします。
モップについているバケツに水を入れます。
水を入れたら、フローリング用の洗剤を入れます。
フローリング用の洗剤もパッケージにモップが描かれているので、一目でわかります。
こちらもコンビニやスーパー、ホームセンターに売られています。
フローリング用の洗剤を入れる量ですが、説明文全てがタイ語でかかれているために公式の適正量はわかりません。
ただ、水が泡立つくらい入れればオッケーです。
モップ用バケツにはザルが付いています。
水に浸してびしょ濡れになったモップはまず、ザルの中におきます。
そして、バケツの下にあるペダルを踏みます。
そうするとザルが回転します。
ザルの回転の遠心力でモップの余計な水気を飛ばす仕組みになっています。
あとは綺麗にフローリングをモップで拭いていきます。
タイでは玄関と部屋の境目が曖昧です。
自分ではここまでは土足オッケーゾーンと決めていても、知らない間に思った以上にフローリング全体が汚れてしまっているものです。
土足オッケーゾーンを裸足で歩いてしまい、その足で部屋の中を歩き回るって事はタイ在住の方はよくあるのではないでしょうか。
なのでモップ掛けをするとフローリングは玄関先を中心にかなり綺麗になります。
日本ではモップを使う事はほとんどの方はないでしょうが、タイでは重要です。
この辺りが日本式とタイ式の掃除の違いではないでしょうか。
フローリングを綺麗にしたら、モップを使ってびしょ濡れのままになっているシャワールームの床の水気も綺麗に拭きとります。
これでフローリングもシャワールームの床もピカピカです。
洗濯、乾燥したシーツもベッドに装着し、これで部屋の掃除は完了です。
また、バンコクでは掃除をしてくれるメイドさんを雇う事もできます。
メイドさんの雇い方はこちら。
タイ・バンコクでゴキブリなどの害虫を駆除する方法はこちら。
タイの洗濯機の使い方はこちら。